おすすめの販促物やノベルティは何?飲食店の集客において、顧客に選ばれるためにすること
2023年に新型コロナウイルスが5類に移行されてから、本格的なアフターコロナの時代がやってきました。人々は新型コロナウイルスの感染には引き続き気をつけながらも、従来通りの経済活動を取り戻しつつあります。また、世界的な物価高の影響や日経平均株価が4万円台を更新した影響から、大手企業を中心に賃上げのムードが高まっているのです。
このような状況の中、飲食店経営者の中には長いコロナ禍で落ち込んだ売上をコロナ前の水準に戻したい、あるいは新規オープンして地域の人気店になりたいと思っている方もいると思います。しかし、ただアフターコロナになったからといって、何も対策をしないと売上は戻りません。
この記事ではリアルな集客の方法を解説します。売上アップや利益率アップを目指したい飲食店オーナーの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
■集客の要!販促物とは?
販促物とは販売促進物の略で、顧客の消費行動を高めようと促すものです。たとえば、金曜日の夜に残業を終えて帰宅する会社員の目の前にビールの看板があれば、少しだけ飲みたくなりますよね?これは「金曜日✕残業後」という会社員が一番疲れているタイミングに、ビールというストレスを解消してくれるアイテムを差し出しているのです。また、食事を済ませておらず空腹の場合は、食事メニューが販促物の役割を果たすかもしれません。
このように、人が求めているタイミングで、求めているものを差し出すと、高い確率で購入あるいは、成約してくれます。販促物の原理は基本的にこれと同じで、いかにお客様に「ほしい」あるいは「買おう」と思ってもらうかが、販促物としての価値となります。
ただし、同じ販促物でも顧客が目にするタイミング、あるいは目にする人によってはその効果を発揮できないこともあります。先ほどの例でいうと、まだ仕事が終わってない日中にビールの看板を見ても、そのタイミングで入店する会社員はほとんどいないでしょう。また、たとえタイミングが合っていたとしてもそもそもお酒が飲めない人は入店しません。
つまり、提供する商品が優れている、あるいは良質であることはもちろんですが、欲しいと思うタイミングで、欲しいと思う人に届けることが大切なのです。
■販促物の集客効果と作成するメリット
販促物にはさまざまな集客効果やメリットがあります。
▶店舗のイメージ作り
もっとも一般的な効果として店舗のイメージ作りがあります。特にオシャレなカフェなど雰囲気を大切にするお店の場合は、イメージ作りが大切です。このようなお店の顧客は、顧客自身がオシャレに気を遣うことも多いでしょう。
そのため、販促物一つとってもデザインや雰囲気に気を付ける必要があります。
特に、印象に残りやすいオリジナルのノベルティには気をつけましょう。販促物のデザインがよくないと、その時点で来店の機会を失う可能性すらあります。
▶顧客との接触回数を増やす
顧客との接触効果を増やすことも、販促物の重要な役割です。学生のころ、学校から帰る方向が同じクラスメイトと帰るタイミングが同じになることが多く、いつの間にか仲良くなっていたという記憶はないでしょうか?
これは単純接触効果といって、はじめは興味がなくても接触を繰り返すことにより次第に興味を持つようになることをいいます。実は店舗と顧客の関係にも同じことがいえます。そのため、はじめは顧客が店舗にさほど興味がなくても、たとえ販促物目当てでもとにかく来店してもらうことが大切なのです。
▶見える場所に設置することで見込み顧客を獲得する
商品・サービスに興味があり、近い将来購入しようか迷っている、あるいは購入することは決めているがいつ購入するか迷っている顧客、つまり見込み客がいます。飲食店における見込み客とは、「新規オープンして気になるお店があるけど行く機会がない」や「興味はあるけど、どのようなお店が気になる」など、「最後の一押し」がほしい、あるいは足りない顧客のことをいいます。
そのような心理状態の顧客に、来店を促すような販促物を見せることで、それ自体が「最後の一押し」となり来店につながるのです。
▶既存顧客を定着させる
顧客に興味を持ってもらえたら、継続して来店してもらうための努力が必要です。
その役割を販促物に託すことが可能なのです。定期的に連絡を取ったり、特別な記念日にサービスをする、あるいはそのときに特別なノベルティを渡すことで、顧客はあなたのお店のことを大切に思うようになるでしょう。
■飲食店の販促物、何を用意したらいい?
販促物と一口に言っても種類はさまざまです。どのような販促物を用意すればよいのでしょうか?
▶メニューブック
メニューブックとは、書籍のようにきちんとした表紙や裏表紙がついているメニューのことです。手に取ったときの印象が一般的なメニューと異なり、その雰囲気が、良い印象を与えるでしょう。
席に置くメニューをメニューブックにするのはもちろんのこと、待っている場所にもメニューブックを置けば、これから食べられる料理への期待感が出て、待ち時間の間に退店されるリスクも小さくなるでしょう。
しかし、メニューブックの雰囲気は、店舗の雰囲気と合わせる必要があります。カジュアルなお店に重厚感のあるメニューブックが似合わないのはもちろんのこと、反対の場合はメニューブックを見て退店されてしまうこともあります。
▶ポスター
ポスターとは紙に料理の写真などを印刷したものです。店舗内の壁に貼って来店客に訴求するほか、外を向けて窓に貼ることで見込み客にも訴求できます。また、ポスターは必ずしも店舗に貼る必要はなく、許可さえもらえば最寄り駅など人が集まるような場所にも掲示できます。
前述の例の通り、人は欲しいタイミングで欲しいものを目の前に出されると購入する傾向があります。そのため、通勤ラッシュとなる夕方に駅でポスターを目にした人が、あなたのお店を訪れる可能性が高まるのです。
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▶ショップカード、スタンプカード
ショップカードとは、レジなどのそばに置いてある名刺サイズのカードのことをいいます。表面にはお店のロゴ、裏面には営業時間や地図が書いてあるなど、形の通り名刺の役割を果たします。
来店客がお店を気に入ってショップカードを持ち帰れば、友人・知人に勧めてくれる可能性があります。また、書籍のしおりとしても使えるため、顧客が読書家であれば毎日ショップカードを目にするかもしれません。前述の単純接触効果により、あなたのお店を気に入ってくれる可能性が高くなるのです。
一方、スタンプカードは、一度来店した顧客の再来店を促します。スタンプ、あるいはポイントが溜まっていく面白さや、溜まったあとにもらえる物や受けられるサービスへの期待感から、再び来店したくなるのです。
マーケティングの世界では、新規顧客の獲得よりも、リピート客に再び来店してもらう方がハードルが低いといわれています。新規顧客は必ずしもあなたのお店を気に入ってくれるとは限りません。しかし、リピート客は一度あなたのお店に来て気に入ったうえでリピート客になっているため、よっぽどのことがない限りはふたたび来店してくれるのです。
このようにリピート客は、そもそも来店してくれる確率が高いだけでなく、そこから再度来店してくれる確率も高いのです。そのため、新規顧客を獲得することも大切ですが、リピート客の満足度を向上させるためにもスタンプカードが有効なのです。
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▶チラシ
新聞への折込チラシは、インターネットがこれだけ普及した現代においても、特定の顧客に対して有効な場合があります。それは、新聞を主な情報源にしている層に届けるためです。新聞を情報源にしているということは、折込チラシが基本的に目に入ります。そのため、より多くの人に一度は目にしてもらえるつまり、視界に入るのです。
Web広告の場合は、ユーザーの興味が店舗にそぐわなければ、そもそも表示されません。街中にポスターなどを掲示しても、興味がなければあまり見てもらえないこともあります。しかし、新聞の折込チラシであれば必ず目に入ります。たとえ本人が顧客にならなくても、そのチラシの話を聞いた家族や友人・知人が顧客になってくれる可能性があります。
新聞を契約していない単身世帯や若い世帯にはポスティングチラシも有効でしょう。しかし、ポスティングチラシは、ポスティングとわかった時点で捨てられることもあります。活用する場合は効果が期待できる地域を特定して、ポスティングの依頼をしたほうがよいかもしれません。
▶卓上POP
卓上ポップとは、席の脇に置いてあるPOPのことをいいます。
期間限定のおすすめメニューや食後のデザートなど、アップセルやクロスセルを狙いたいときに有効です。
ただし、卓上POPは数が多いと「うるさく」見えてしまいます。本当にオススメしたいメニューに限って置くようにしましょう。卓上POPは「もう一品の注文」を後押しする大切な販促物なのです。
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▶タペストリー
タペストリーとは縦に長い長方形の布製のポスターのようなものです。ポスターとの違いとして、上辺と下辺にポール、つまりバーをつけて、そこに吊り紐や固定紐をつけられることです。
ポスターは主に屋内で使用されますが、タペストリーは布製で耐候性が高いため、屋外で使用しても問題ありません。
導入コストはポスターよりタペストリーの方が高いですが、寿命を考えるとタペストリーの方が安いかもしれません。
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▶のれん、のぼり
のれんやのぼりも布で作られる販促物です。のれんは従来のようにお店の入口などにかけられるもので、のぼりは屋外で使用できるものです。特に店舗や商業施設の多い場所では看板が多くなり、同じ様に看板を作っても目立ちにくいでしょう。しかし、のぼりであれば揺れるため、目にとまりやすくなるのです。
ちなみにのぼりは屋内でも使用可能です。たとえば海鮮居酒屋の場合、おおきなのぼり、つまり旗を天井にぶら下げて上辺と下辺を天井に固定することで、店舗の雰囲気を出すためのアイテムとしても使えます。店舗に行くのはある意味では非日常的な行動です。店舗のコンセプトにあった内装づくりは、それだけで販促物の役割を果たすかもしれません。
▶ステッカー・シール
近年、販促物として増えたのがステッカーやシールです。PCや自宅の机など、気に入った場所に自由に貼れるのが特徴で、特に日常的に使うものに貼ってもらえれば、顧客が目にする機会が増えます。
また、小さな子どもがいるファミリー層がターゲットの場合、子どもがよろこぶこともおおいにあります。そうなると、「子どもが行きたいと言うから」という理由で、ふたたび来店してくれる可能性が高くなるのです。
▶屋外電飾看板
タペストリーやのぼりは、日中はよく見えるかもしれませんが、夜間になると照明を併設しない限り視認性が悪くなります。
しかし、電飾された看板なら夜間になっても視認性が落ちないばかりでなく、光の色によって看板の印象を変えることもできます。
ただし、これも店舗の雰囲気に合ったものにするほうがよいでしょう。
壁掛けタイプやA型看板タイプなどお店の立地や雰囲気に合わせて使い分けをしましょう。
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■飲食店向けの販促物を作成するときのポイント
販促物を作成する際には、どのような点に気を付ければよいのでしょうか?
▶ターゲットに適したアイテムを用意する
販促物はある意味では商品と同じです。ターゲットに合ったもの、もっと言うとターゲットがもらってうれしいものを準備しましょう。たとえば、会社員男性がターゲットなのに可愛いデザインのものだと、あまり使ってもらえないかもしれません。あるいは、配偶者に知られてしまい、あらぬ誤解を生む可能性すらあります。
繰り返しますが、販促物は価格が無料というだけであって、商品と同じです。販促物を見て満足するから、あなたの店舗に足を運んでくれるのです。「どうせ無料だから」と手を抜いた販促物を作っていると、その気持ちを顧客に見抜かれて反対に客足が遠のいてしまいます。
▶店舗イメージに合った販促物を用意する
ターゲットに合った販促物を用意することは、店舗のイメージに合った販促物を用意することと同等です。
ターゲットに合わせたコンセプトで店舗のイメージを作り、そのイメージに合わせて販促物を作るためです。特にデザインセンスの高い女性客をターゲットとする場合は、店舗の雰囲気を壊すような販促物を作らないように気をつけましょう。
▶露出を増やせるだけの販促物を用意する
販促物にはインパクトが大切です。極端な話をすると、販促物導入前と導入後で差があまり感じられないのなら、販促物をわざわざ導入する意味がありません。
販促物を導入するときは単純に多く目にしてもらえるだけでなく、SNSでも拡散されやすいなど、露出を増やせるものを検討しましょう。
▶効果が出ない場合はアプローチを変える
前述の通り、販促物はとにかく作ればよいわけではありません。必ずPDCAを繰り返し、失敗したらすぐにほかの策に切り替えるとよいでしょう。一度やって成果が出なかった販促物をいつまでも置いていても、あるいは配布していても、「いつか効果が出る」など都合のよいことはありません。
うまくいかない方法をやり続けるようなことはやめましょう。
■きれいな販促物を作成するにはプロに依頼しよう
販促物のクオリティは低いものではいけません。販促物のクオリティが低ければ、「商品のクオリティもその程度」と思われてしまうリスクがあります。そのため、多少コストはかかりますが、専門業者に制作を依頼したほうがよいでしょう。
中にはコストをかけずに自作したい方もいるかもしれません。しかし、あなたが作る料理を、他の誰かが真似してすぐに同じものを作れますか?それと同様に、販促物の制作業者でないあなたがどれだけ一生懸命販促物を作っても、そのクオリティは一定以下なのです。
ただし、ハンドメイドの経験があるなどの場合は話が別です。「店主手作り」と銘打つことで、あなたのファンが増えるかもしれません。しかし、販促物制作にリソースを取られるようなら、デザインだけ決めて制作そのものは外注したほうがよいかもしれません。
安く早く、よい販促物が作れます。
■まとめ
この記事では飲食店の販促物の種類やポイントについて解説しました。飲食店において集客は本当に大切です。販促物を店舗に置いたり、あるいはWebサイトに掲載することで、より多くの顧客があなたの店舗を選ぶようになるかもしれません。定期的にイベントを行うのもよいでしょう。しかし、肝心の料理のクオリティが低ければ、せっかく来店した顧客が再度来店しない可能性もあります。
この記事を読んで学んだ販促物や集客の知識を活用しつつ、本質の料理のクオリティも追求してみましょう。
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