ビジプリ > ビジタッチ(NFCタグ) > 【コラム】印刷物の効果検証|リアルでのコンバージョンUPとは

印刷物におけるコンバージョンについて



WEBサイトを使用したビジネスでは基本の概念である『コンバージョン』。
パネルやポスターなど印刷した販促物についてもWEBサイトと同様にコンバージョンの意識が重要です。
よりコンバージョンを意識した制作を行なうことで効果アップが期待でき、お客様のビジネスをより前に進めることが可能になります。

ここでは印刷した販促物のリアルでのコンバージョンについて考えていきたいと思います。

■販促用印刷物とは?


販売促進で使用する印刷物です。ポスターやパネル、等身大パネル、バナー、看板など様々な商品があります。
使用する側もデパート、小売店、飲食店、展示会、イベント、コンサートから公共施設まで様々です。
目的としても、集客や商品やサービスの認知度向上、メニューや誘導など様々です。


コンバージョンとは?


コンバージョン(英:conversion)とは、意味としては『転換』『変換』という意味のある言葉です。
WEBサイトなどに訪れたユーザーが、なんらかのアクションを行ない、次の段階に『転換』することを指します。
WEBの世界では、実際に注文をしたり、会員になったりというのがアクションとなります。

広告やSEO対策などを頑張って行って、WEBのアクセス数を増やしても、実際になにもアクションしてくれなければ意味がありません。
このため、リアルな世界でもコンバージョンはとても重要な要素と言えます。
WEBの世界ではこれをCVと略し、アクセス数に対する目標のアクションの比率をCV率(コンバージョン率)と言い、大切な指標になっています。

例えば、当社のビジプリというサイトでは、3%から7%のコンバージョン率があります。
これはサイトを訪問してくれたお客様が100名いらっしゃるとすると、3名から7名の方が注文をしてくれているという意味になります。
これをイベントも開催告知のポスターに置き換えると、そのポスターを見た人が何人いて、実際に何人が来場してくれるか、という指標になります。
重要性を説明するまでもなく当然に重要な指標なわけですが、印刷物においてはなかなか詳細に検証・考慮されていないのが実情です。


■印刷した販促物におけるコンバージョンとは


それでは、印刷した販促物(パネルやポスターなど)におけるコンバージョンとはどういうものになるのでしょうか。

それぞれの制作物はもちろん『意図』があって制作されます。それが販促物であれば大目的はもちろん『販促』になります。
販促と、ひとことに言っても様々で例えば『お店を知ってもらいたい・来てもらいたい』『商品を知ってもらいたい・買ってもらいたい』
『サービスを知ってもらいたい・登録してもらいたい』『イベントを知ってもらいたい・来てもらいたい』などがあげられます。
ですので、印刷した販促物におけるコンバージョンとは、『その販促物を見た人が、それにより何かアクションを行なう』事を指し、同じくコンバージョン率は、その見た人に対するアクションをした人の比率を指すことになります。

コンバージョンを意識した販促物制作はとても重要なファクターであるということが言えると思います。


■印刷した販促物のコンバージョンを上げる具体策

『印刷した販促物』のコンバージョンアップの具体策としてはどのようなものがあるのでしょうか。


▶デザインによるコンバージョンアップ

印刷物において最も大切なのはやはり『デザイン』です。
他のどの施策もデザインが伴わなければ、残念な結果になってしまいます。

では、コンバージョンに繋がるデザインとはどういうものになるのでしょうか。
まずはその印刷物の目的がしっかりと明確になっている必要があります。
デザインする上で重要な目的をしっかりと認識することはとても大切です。

一般的には複数の目的がデザイン開始当初は混在するものです。
例えば、まずは知って欲しい、そしてお問合せが欲しい、最終的には直接来て欲しい、などです。
この中で、その印刷物・販促物にとっての最も重要なミッションを1つに絞る事が第一段階になります。

その絞った目的に全体の20%程度の領域を使用して、メインの情報の次に目立つデザインにしていきます。
メインの情報とはお店やイベント、催し自体の情報になりますので、その反転的な色合いが定石かと思います。
例えば、花火大会のポスターをデザインするとします、メインは花火の画像と背景ですのでおそらく濃い紺色や黒がメインになります。

サブ(本当の目的・花火大会なら見れる場所の案内)はその反転的な色合いとすると白か明るいグレーになりますので、
ポスターの右下に白い丸型や四角型のボックスを作ってそこに地図を入れればいいという事になります。
それ以外の付加的な要素は、青や濃いグレーのボックスなどに配置すれば十分かと思います。


▶写真・画像によるコンバージョンアップ

デザインと同様に重要なのが、『使用する写真・画像』です。前述の例の花火大会のポスターであれば、いかに綺麗な花火の写真を使用できるかはとても重要です。
素人が撮った残念な花火の写真では、なかなか集客アップには結びつきません。
写真はやはりプロの世界です。可能であればプロのカメラマンが撮影した画像の中からしっかりと厳選した綺麗な画像、最適な構図の画像を使用する事がコンバージョンアップに繋がります。


▶設置場所によるコンバージョンアップ

コンバージョン率をアップしても、コンバージョン数がアップしないと意味がありません。
ですので、母数である『閲覧数』の最大化も重要な要素になります。
完璧なデザインで、完璧な写真を使用したコンバージョン率の高いポスターも、家の押し入れの中に1枚だけ貼っても効果はゼロですよね。

最終的に集客したいターゲットが一定以上の比率で存在する場所を選ぶことも大切です。
逆に比率は少なくても絶対的な通行量、人の流量が多い場所は可能性があります。
これらを考慮して、集客したい数に応じた人数に見てもらえる場所に、必要十分な箇所設置するのがポイントです。

イベント屋さん的な考え方ですが、例えば目標集客数1万人のイベントをポスター告知だけでやろうとすると、
1万人÷コンバージョン率(0.1%)=のべ1000万人が見る場所に設置する という方程式が成り立ちます。
そこで通行者数が1日1000人の場所が100カ所あれば、そこに100日間ポスターを掲示するというのが答えになります。

上記の例をみても、コンバージョン率が0.1%から0.2%に上がるというのはとても大きな効果があるのがおわかりいただけるかと思います。


▶ITへの接続によるコンバージョンアップ

リアルなパネルとITメディアの最大の違いは情報量と言えます。
最終的にはWEBサイトやフォームに誘導し、より詳細な情報を提供する事がコンバージョンには重要です。
これは、QRコードを配置したり、URLを記載したり、○○で検索!などと検索ワードを記載したりして、WEBサイトやフォームに誘導するのが一般的です。


▶アクション数の削減によるコンバージョンアップ

最近では当社の『ビジタッチ』をはじめ、非接触媒体(ビジタッチの場合はNFCタグ)を使用した接続も可能になりました。
QRコードの場合はカメラ起動⇒撮影⇒アクセスと3段階を踏みますが、非接触タグの場合は、1段間減りますので、これもWEBの世界と同様、コンバージョンアップに繋がります。
アクションの減少はコンバージョンに反比例するというデータもありますので、3段階のアクションが2段階に減る事は、コンバージョンを1.5倍にする可能性があります。


▶▶ビジタッチ(NFCタグ)詳細ページ

■まとめ

印刷物のコンバージョンは、
デザイン、使用する画像、設置場所、ITの駆使、アクション数の削減の5手をしっかりと踏まえて制作することで、
工夫をしてPDCAを回せば、2倍3倍、うまくいけば10倍の効果も期待できる分野です。


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