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イベント業界におけるドライブインイベントとは?

イベント業界におけるドライブインイベント(どらいぶいんいべんと、Drive-In Event / Événement Drive-In)とは、自動車に乗ったままイベントを鑑賞できる形式のイベントを指します。この形式は、特に映画上映やライブパフォーマンスに適用されることが多く、参加者が安全かつ快適に楽しめるのが特徴です。近年では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として注目され、従来のイベントの代替手段として急速に広がりました。


ドライブインイベントの歴史と由来

ドライブインイベントの起源は、1930年代のアメリカにまで遡ります。最初のドライブインシアターは1933年、ニュージャージー州カムデンで開業しました。車社会の発展とともに、家族連れが手軽に娯楽を楽しめる場として人気を集めました。これに続き、映画だけでなく音楽コンサートや宗教集会などでもドライブイン形式が採用されるようになりました。

その後、1970年代にかけてドライブインシアターの数は急増しましたが、ショッピングモールや自宅でのビデオ鑑賞の普及により徐々に衰退していきます。しかし、この形式は完全には消滅せず、特に地方都市や観光地では一定の需要を保ち続けました。

現代のドライブインイベント

近年、ドライブインイベントは新型コロナウイルス感染症の影響を受けて再び注目を集めました。ソーシャルディスタンスを確保しつつ、リアルなイベント体験を提供する手段として、多くの企業や団体がドライブイン形式を採用しました。主な例としては以下のようなイベントがあります:

  • ドライブインシアター:屋外で映画を上映し、観客は車内で鑑賞。
  • ドライブインコンサート:ライブ演奏を車内で聴き、ラジオを通じて音声を受信。
  • ドライブインフェスティバル:複数のアーティストが出演する音楽フェスティバルをドライブイン形式で開催。

これらのイベントでは、車両を利用することで観客同士の接触を最小限に抑え、感染リスクを軽減する工夫がされています。また、イベント終了後に車内でゴミを処分するなど、環境負荷を考慮した運営も進んでいます。

ドライブインイベントのメリットと課題

ドライブインイベントの最大のメリットは、プライバシーと快適性を提供できる点です。観客は自分の車内でリラックスしながらイベントを楽しめるため、特にファミリー層や高齢者に人気があります。また、感染症対策として非常に有効であり、安心感を提供する形として評価されています。

一方で課題も存在します。視聴環境が車内に依存するため、音響や視覚効果が劣る場合があります。また、都市部ではスペースの確保が難しく、運営コストが高くなる可能性があります。さらに、車両を所有していない人々にはアクセスが制限されるという課題も挙げられます。

ドライブインイベントの未来

テクノロジーの進化に伴い、ドライブインイベントはさらなる可能性を秘めています。たとえば、高品質なラジオ送信やプロジェクション技術の活用により、視聴体験の向上が期待されます。また、スマートフォンアプリを利用してインタラクティブな要素を追加し、観客がリアルタイムで参加できる仕組みも検討されています。

環境意識の高まりを受けて、電気自動車やカーボンオフセットを考慮したイベント運営が求められるようになるでしょう。さらに、地域活性化の一環としてドライブインイベントが組み込まれるケースも増えると予想されます。

これらの展開により、ドライブインイベントは一時的なブームにとどまらず、今後も多様な形で発展を続けていくと考えられます。


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