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イベント業界におけるフロアガイドとは?

イベント業界におけるフロアガイド(ふろあがいど、Floor Guide / Guide de l'Étage)とは、イベント会場内の配置や案内を示したガイドマップや情報のことを指します。来場者がスムーズに会場内を移動し、目的のセッションやブースを見つけるための道標として活用されます。物理的なマップからデジタルアプリまで、多様な形式で提供されています。


フロアガイドの歴史と言葉の由来

フロアガイドの概念は、大規模な建物や施設で訪問者の利便性を向上させるために登場しました。19世紀後半の国際博覧会や展示会では、膨大な数の展示物やブースを効率的に案内するために地図が配布されました。この地図が現在のフロアガイドの原型とされています。

「フロア(Floor)」は建物の階層やエリアを指し、「ガイド(Guide)」は案内や手引きを意味します。20世紀後半になると、紙のガイドだけでなく、電子ディスプレイやアナウンスシステムを用いた案内も一般化しました。特にスマートフォンが普及した2000年代以降、デジタルフロアガイドが開発され、リアルタイムの情報更新が可能となりました。

現在のフロアガイドの使われ方

現在、フロアガイドは以下のように活用されています:

  • 物理的なマップの配布:入場時に紙のマップを提供し、会場全体の配置や主要な施設を案内。
  • デジタルアプリでの案内:モバイルアプリを利用して、来場者が自分の位置や目的地までのルートを確認できるようにする。
  • インタラクティブディスプレイ:会場内に設置されたタッチスクリーンディスプレイで、リアルタイムの案内を提供。
  • 多言語対応:国際イベントでは、複数の言語でフロアガイドを提供し、海外からの参加者にも対応。
  • 動線管理の支援:混雑を避けるために、来場者を効率的に誘導するツールとして活用。

たとえば、大規模な展示会では、ブース番号やセッションスケジュールが記載された詳細なマップがフロアガイドとして提供されます。また、音楽フェスティバルでは、ステージや飲食エリアの配置を示す簡易なガイドが配布されるほか、アプリ上で混雑情報やステージスケジュールを確認することが可能です。

フロアガイドのメリットと課題

フロアガイドには以下のようなメリットがあります:

  • 来場者の利便性向上:スムーズな移動と目的地の迅速な特定が可能。
  • 運営の効率化:適切な案内が行われることで、スタッフの負担が軽減。
  • エンゲージメント向上:来場者が迷わずイベントを楽しむことで、満足度が向上。

一方で、以下の課題も存在します:

  • 更新の手間:イベント当日の変更点や追加情報をリアルタイムで反映するのが難しい場合がある。
  • デジタル化への対応:高齢者やデジタルに不慣れな来場者には物理的なガイドも必要。
  • 制作コスト:高品質なガイドのデザインや印刷にはコストがかかる。

フロアガイドの未来

フロアガイドの未来は、テクノロジーの進化とともにさらに便利で直感的なものになると予想されます。AR(拡張現実)技術を用いて、スマートフォンを通じてリアルタイムで会場内のルートを表示する仕組みが普及するでしょう。また、AIを活用した個別ルートの提案や、混雑状況に応じた動線最適化も可能になると考えられます。

さらに、環境に配慮した取り組みとして、紙のガイドを削減し、完全デジタル化されたフロアガイドが主流になる可能性もあります。このような進化を通じて、フロアガイドは来場者の体験を向上させる重要なツールとして、イベント運営に欠かせない存在であり続けるでしょう。


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