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印刷業界における全国グラビア協同組合連合会とは?

全国グラビア協同組合連合会(ぜんこくぐらびあきょうどうくみあいれんごうかい、Japan Gravure Cooperative Association / Association Coopérative Gravure du Japon)は、日本のグラビア印刷業界を代表する組織であり、業界の発展と技術向上を目的として活動しています。


設立と歴史

全国グラビア協同組合連合会は、昭和46年(1971年)1月27日に設立されました。設立以来、グラビア印刷業界の発展を牽引し、包装印刷や食品包装など、日常生活に欠かせない技術の普及に貢献してきました。


組織構成と会員

同連合会は、全国各地のグラビア印刷協同組合や関連団体で構成されており、8つの組合と賛助会員から成り立っています。これらの組織は、地域ごとにグラビア印刷業界の発展と技術向上を目指して活動しています。


主な活動内容

全国グラビア協同組合連合会の主な活動内容は以下の通りです。

1. グリーンプリンティング認定制度の推進: 環境に配慮した印刷工場の認定を行い、持続可能な印刷業界の構築を目指しています。

2. 労働安全衛生の向上: 有機溶剤の適切な使用や労働環境の改善を促進し、従業員の安全と健康を守る取り組みを行っています。

3. 技能実習制度の運営: 外国人技能実習生の受け入れと育成を支援し、グラビア印刷技術の普及と人材育成に貢献しています。

4. 業界情報の提供: 機関紙「GP JAPAN」の発行やセミナーの開催を通じて、最新の業界情報や技術動向を提供しています。


現在の取り組みと課題

近年、全国グラビア協同組合連合会は、原材料の高騰や人手不足などの課題に直面しています。これらの課題に対応するため、業界全体での協力体制の強化や技術革新の推進を図っています。また、環境保護や持続可能な社会の実現に向けた取り組みも積極的に行っています。


今後の展望

全国グラビア協同組合連合会は、これからもグラビア印刷業界の発展と技術向上を目指し、業界内外との連携を強化していく方針です。また、環境への配慮や労働環境の改善など、社会的責任を果たす取り組みを継続し、持続可能な業界の構築に努めています。

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