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【ケーブルガード】イベント用語辞典

ケーブルガードとは?


ケーブルガード(けーぶるがーど, Cable Guard)

ケーブルガード は、イベントや展示会、ステージ設営において、床に配置された電源ケーブルやデータケーブルを保護し、歩行者や機材がケーブルにつまずくのを防ぐための装置を指します。英語では「Cable Guard」と呼ばれ、ケーブルの損傷を防ぎ、現場の安全性を確保するために重要な役割を果たします。


イベント業界において、ケーブルガードは多くの場面で活用されます。例えば、大規模なコンサートやフェスティバルでは、ステージ上や観客エリアに多くのケーブルが敷設されます。これらのケーブルを適切に保護し、トリップハザード(つまずきの危険)を防ぐために、ケーブルガードが使用されます。また、展示会やカンファレンスでも、ブース間を結ぶケーブルを保護するために利用され、安全な移動や設営をサポートします。


ケーブルガードにはさまざまな種類がありますが、一般的なものにはプラスチック製やゴム製のものがあります。これらは耐久性があり、重い機材や多くの人が通行する場所でもケーブルをしっかりと保護します。ケーブルガードは、複数のケーブルをまとめて収納できる溝があり、その上を歩いたり機材を移動させたりしても、ケーブルが潰れたり、損傷したりしないように設計されています。


ケーブルガードの設置は簡単で、特別な工具を必要としません。ケーブルを溝に通し、ガードを所定の場所に配置するだけで設置が完了します。また、複数のケーブルガードを連結することで、長い距離にわたってケーブルを保護することができます。これにより、大規模なイベントでも迅速に設営を行うことができます。


ケーブルガードの利点には、ケーブルの保護と安全性の向上があります。ケーブルが露出していると、踏まれたり引っかかったりして損傷するリスクが高くなります。ケーブルガードを使用することで、ケーブルを保護し、電源供給やデータ伝送の信頼性を維持することができます。また、ケーブルが露出していると、歩行者や作業員がつまずく危険があります。ケーブルガードはこれを防ぎ、現場の安全性を高めます。


総じて、ケーブルガードはイベントの設営と運営において不可欠なツールです。適切な設置と使用により、ケーブルの損傷を防ぎ、安全でスムーズなイベント運営をサポートします。ケーブルガードの利用は、イベント全体の品質と安全性を向上させ、参加者やスタッフに対して安心感を提供することができます。


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