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【折り装置】ビジプリ印刷用語辞典

折り装置

折り装置 (おりそうち、Folding Machine)は、印刷された紙を所定の形状やサイズに折りたたむために使用される機械です。この装置は、チラシ、パンフレット、レター、雑誌、新聞など、様々な印刷物の製造過程で重要な役割を果たします。折り装置を利用することで、手作業で折るよりもはるかに迅速かつ正確に大量の印刷物を処理することが可能になり、生産効率が大幅に向上します。
折り装置の特徴は以下の通りです。
多様な折りパターン:半折り(二つ折り)、三つ折り、Z折り、ゲートフォールド(門折り)、アコーディオン折りなど、多様な折り方に対応しており、用途に応じて最適な折りパターンを選択できます。
高速処理:折り装置は、手作業では不可能な速度で印刷物を処理でき、特に大量生産においてその効率性が際立ちます。
精度と一貫性:機械による自動化された折りプロセスは、各印刷物における折りの精度と一貫性を保証します。これにより、高品質な製品を一貫して生産することが可能です。
調整可能性:紙の厚みやサイズ、折りたい形状に応じて、折り装置の設定を細かく調整できます。これにより、様々な印刷物に柔軟に対応することができます。

折り装置は、印刷業界における後加工プロセスの中核をなす機械であり、製品の品質と生産性の向上に不可欠な役割を担っています。現代の折り装置は、操作の簡便さ、速度、精度の高さが求められ、継続的な技術革新により、より高度な機能やユーザーフレンドリーな操作性を備えたモデルが開発されています。これにより、印刷業者は顧客の多様なニーズに応えるための高品質な折り加工を効率的に提供することが可能になります。
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