【JISコード】ビジプリ印刷用語辞典
JISコード
JISコード
(ジスコード、JIS Code)は、日本工業規格(Japan Industrial Standards, JIS)によって定義された、日本語文字や記号をデジタル形式で表現するための文字コードの体系です。これは、日本のコンピュータシステムや電子機器で日本語テキストを処理する際に広く使用されています。JISコードは、漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字、記号など、多様な文字を含む複数の規格から構成されています。
主要なJISコードには、以下のものがあります。
JIS X 0201:ラテン文字とカタカナのための基本的な文字セットを定義しています。この規格は、日本語のテキスト処理における基本的な英数字や記号、カタカナをカバーしています。
JIS X 0208:より広範な漢字、ひらがな、カタカナ、および追加の記号を含む、より包括的な日本語文字セットです。この規格は、日本語のテキスト処理において最も一般的に使用される文字セットの一つです。
JIS X 0212:JIS X 0208でカバーされていない追加の漢字を含む補助文字セットです。
JIS X 0213:2000年に導入され、JIS X 0208およびJIS X 0212を拡張し、より多くの漢字と記号を含む最新の日本語文字セットです。
JISコードは、印刷業界をはじめ、出版、文書管理、ソフトウェア開発など、多岐にわたる分野で日本語のテキスト処理の標準として採用されています。これにより、異なるシステムやアプリケーション間での日本語テキストの互換性と正確な表示が保証されます。
しかし、近年ではUnicodeやUTF-8などの国際的な文字コードが普及し、これらのコードによって世界中の多様な言語を一つの統一された体系で扱うことが可能になっています。このため、JISコードの直接的な使用は減少傾向にありますが、日本語テキストの互換性を保つための基準として、またレガシーシステムでは依然として重要な役割を果たしています。
主要なJISコードには、以下のものがあります。
JIS X 0201:ラテン文字とカタカナのための基本的な文字セットを定義しています。この規格は、日本語のテキスト処理における基本的な英数字や記号、カタカナをカバーしています。
JIS X 0208:より広範な漢字、ひらがな、カタカナ、および追加の記号を含む、より包括的な日本語文字セットです。この規格は、日本語のテキスト処理において最も一般的に使用される文字セットの一つです。
JIS X 0212:JIS X 0208でカバーされていない追加の漢字を含む補助文字セットです。
JIS X 0213:2000年に導入され、JIS X 0208およびJIS X 0212を拡張し、より多くの漢字と記号を含む最新の日本語文字セットです。
JISコードは、印刷業界をはじめ、出版、文書管理、ソフトウェア開発など、多岐にわたる分野で日本語のテキスト処理の標準として採用されています。これにより、異なるシステムやアプリケーション間での日本語テキストの互換性と正確な表示が保証されます。
しかし、近年ではUnicodeやUTF-8などの国際的な文字コードが普及し、これらのコードによって世界中の多様な言語を一つの統一された体系で扱うことが可能になっています。このため、JISコードの直接的な使用は減少傾向にありますが、日本語テキストの互換性を保つための基準として、またレガシーシステムでは依然として重要な役割を果たしています。