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SNSパネルとは?利用されるシーンや印刷する用紙などについて解説



SNSは、インターネットを通してさまざまな人とコミュニケーションを行えるサービスとして広く普及しています。

社会調査会社の ICT 総研の調査によると、2020年時点における日本のSNS普及率は80%に達しており、幅広い世代に利用されているようです。
特に、現在では写真や動画を投稿するSNSが人気を集めています。SNSに投稿された写真や動画の投稿画面をパネルに印刷してお店やイベント会場などに置き、集客ツールや記念撮影スポットとして利用するのがSNSパネルです。

そこで本記事では、SNSパネルの概要、利用されるシーン、人気のデザイン、印刷する用紙などについて解説します。

■SNSパネルとは


ここではSNSパネルとはどのようなものなのか、どのような魅力があるのかについて解説します。

▶SNSパネルとはどのようなもの?

SNSパネルとは、インスタグラム、Facebook、ツイッター、YouTubeなどのSNSの投稿画面を印刷してパネルにしたものです。SNSへの投稿に適した撮影小道具として使われることが多くあります。
SNSの投稿・閲覧はスマートフォンが主流であることから、スマートフォン版のSNSの表示画面に似せたデザインで制作されるのが主なパターンです。画像系SNSの代表格であるインスタグラムのデザインを模したものが多いことから、インスタパネルと呼ばれることもあります。
投稿画面の写真部分を窓枠のように加工し、そこから顔を出して撮影するタイプがオーソドックスな形です。


▶SNSパネルの魅力

SNSパネルの最も大きな魅力は、良い写真・映える写真が簡単に撮れることです。SNSパネルがあれば、パネルを手に持つかパネルの後ろに立つかしてくり抜き部分から顔を出すだけでポージングは完了します。他の人にパネルを持ってもらう、くり抜き部分から顔を飛び出させるなど、アレンジ次第でさまざまな写真が撮れるでしょう。
パネル自体にお店のURLやイベントのタイトルやハッシュタグを印刷すれば、撮影した写真をSNSに投稿してもらうだけで簡単に宣伝ができます。

■どんなシーンで利用されるのか


ここでは、SNSパネルが利用されるシーンについて解説します。


▶飲食店や美容室などお店のPR

SNSパネルを店頭に置いてお客さんに使ってもらえれば、お店のPRや集客効果に期待できます。お店のイメージとパネルデザインを合わせれば、統一感のある雰囲気を作り出せるでしょう。
世の中には幾多のお店がありますが、消費者は色々な情報を基に自分の行きたいお店を探し出します。流行るお店は、情報誌やSNSでの集客に抜かりはないものです。来店してくれたお客さんがSNSパネルを撮影してSNSに口コミと共にアップしてくれれば、お店の宣伝に大きな投資をしなくても高い集客効果が望めます。


▶ライブコンサートなどイベント

イベントの来場記念としてSNSパネルを置けば、イベントも大いに盛り上がるでしょう。殺風景になりがちな広い空間でも、複数の背景幕を組み合わせたSNSパネルをフォトスポットに置くことで、賑わいを演出することができます。季節にあったデザインやかわいらしいデザインなど、撮影をしたくなる工夫を行えば拡散される可能性が高まり、集客効果に期待できます。
また、折り畳み式のSNSパネルを使えば設営や撤収が簡単で、季節ごとのイベントで繰り返し使用することも可能です。


▶結婚式や二次会などのパーティー

結婚式や、二次会、誕生日会などのパーティー会場にSNSパネルを置けば、写真撮影時のアクセントになります。パーティーに関連するメッセージをデザインに採り入れると盛り上がるでしょう。
結婚式や二次会で会場にSNSパネルを設置すれば、受付やメインテーブルの横で来場者と楽しく記念撮影ができます。お洒落なデザインにすれば撮影背景としてだけでなく、ウェディングインテリアのアクセントにもなり、その場の雰囲気を華やかに盛り上げることも可能です。海外の教会や会場のデザインを採り入れれば、映画で見た憧れのシーンを再現することもできます。

■どんなデザインが人気?


SNSパネルのデザインは無限大と言ってもいいほど多様性に富みます。 ここでは、特に人気のあるデザインについて解説します。

▶写真が撮りたくなる面白いデザイン

SNSの普及により、見聞きしたことを気軽にシェアする時代となりました。SNSで話題になるものとしては、つい撮りたくなってしまうユニークで面白いデザインが人気です。
見た人がSNSに投稿したくなるようなSNSパネルは、デザイン次第でお店のPRとしても高い効果を発揮します。模様やデザインを工夫すれば、パネルの一角を特別に演出することも可能です。等身大パネルやフォトブースとあわせて制作すれば、より強い印象を打ち出せるでしょう。
思わず写真を撮りたくなるようなSNSパネルを作れば、そのSNS映えから話題になることが期待できます。


▶インパクトがあるポップなデザイン

インパクトがあるポップなデザインのSNSパネルも人気です。見た目を重視するのか、情報量を確保して多くのファンを集客するのか、内容によってデザインは趣向が異なります。基本的には、瞬間的に興味を引くようなインパクトを与えるレイアウトや色調にするのが王道です。
赤や黄、緑などポップな配色のデザインにすれば、SNS映えしやすいでしょう。また、手書き風フォントの活用や文字に影やぼかしデザインを取り入れて立体的にするなど、様々な工夫ができます。

■SNSパネルはどんな用紙に印刷する?


ここでは、SNSパネルの印刷に使用する用紙について解説します。


▶半光沢紙

半光沢紙はマット紙とも呼ばれることが多く、一般的なコート紙よりも光沢が控えめでツヤの少ないタイプの印刷用紙です。
普通の光沢紙よりも用紙表面の光沢を抑えることができるため、蛍光灯など光の反射が強い場所でも色の再現性を損なうことなく印刷できます。比較的鮮やかな色の出力に向いていることから、ポスター広告や商品チラシ、雑誌の表紙などに使用されるものです。
また、半光沢紙は反射の光量が非常に少ないこと、光沢度が低い分、加工も少なくコストを抑えられることがメリットとなります。
全体的にパール調の控えめな光沢であることから優しく光を反射し、目立ちつつ上品な印象に仕上がります。



▶合成紙

合成紙は合成樹脂(プラスチック)を主原料として作られた、湿気に強くて破れにくく伸び縮みしにくい印刷用紙です。合成紙は選挙のポスターにも使われており、強い耐久性・耐水性を持っていることが特徴となります。長期間や屋外にパネルを設置する場合には合成紙が一番適していると言えるでしょう。合成樹脂のため破れにくいという特徴も持っており、刃物を使わないと破れないほどの高い耐久性を持っています。
合成紙にはマット合成紙と耐水紙、パワー合成紙の3種類があり、マット合成紙は明るい白地で発色性が良く、滑らかで上品な質感となります。
耐水紙は屋外の使用に向いているでしょう。パワー合成紙は通常の用紙よりも厚みがあり、表面はエンボス加工されており耐久性があります。



▶フォト光沢紙

フォト光沢紙は表面に艶出しのキャストコーティング加工が施されており、光沢度が高い印刷用紙です。また、速乾性に優れ重量感があります。
キャストコーティング加工とは、上質紙の表面に塗料をコーティングし密着・加熱・乾燥させてから剥離することで、高い光沢度を持たせる加工方法です。フォト光沢紙は画像形成層、インク吸収層、白地調整層、ベース紙の4層構造となっており、インク吸収層でインクを素早く吸収して定着させることで滲みにくくなっています。明るくて鮮やかな色彩を表現でき、鮮やかな色合いの写真やイラストの印刷におすすめです。
裁断やスリット加工も簡単にでき、手間をかけずにさまざまなタイプのデザインや目的に合わせた活用ができます。

■SNSパネルは印刷した後に加工が必要


SNSパネルは印刷した後に一手間かけて加工することが必要です。
以下に、加工の種類について解説します。

▶ラミネート加工

ラミネート加工とは無色透明のフィルムを印刷面の表面に貼って、印刷物を保護する加工方法です。印刷面に傷が付きにくくなり、耐水性も向上します。屋外で長期の使用が想定される場合や、結婚式やイベントで多くの人が触ることが想定されている場合に最適です。
ラミネート加工には、マットラミネート加工とグロスラミネート加工の2種類があり、前者はつや消しフィルムを用い、後者は光沢のあるフィルムを用いる加工方法です。光が直接あたる場所では前者が、日陰や屋内では後者が向いています。
ラミネート加工には追加で費用がかかりますが、印刷したパネルを長期使用する場合はメンテナンスの手間やランニングコストを考えると、コストパフォーマンスの高い加工とも言えます。


▶変形カット(顔抜き加工)

SNSの投稿画面をパネルにする際には、画像の一部分をカットして顔を出せるように加工することが必要です。店頭や展示会、イベントなど、様々なシーンで顔抜き加工を施したSNSパネルは根強い人気があります。
SNSパネルは目的に応じて任意の形にカットすることが可能で、四角形のオーソドックスな切り抜きの他にも、意匠を凝らした形にカットすれば注目度もアップするでしょう。企業のPRや商品の販売促進に使うのであれば、企業のロゴや商品の形に合わせてカットする方法もあります。
顔出しができるものを、一般的には顔出しパネルと呼びますが、企業のロゴや商品の形で切り抜き加工をしたものは型抜き加工と呼ばれることもあるようです。なお切り抜き加工をする際はラミネート加工が必須となります。

■SNSパネルを作る時の注意点


ここではSNSパネルを作る時に注意すべき点について解説します。

▶著作権

著作者の著作物を守るために法的に与えられる権利を、著作権と呼びます。
SNSでは様々な画像や動画が使われていますが、これらも著作物として著作権保護の対象となるため注意が必要です。
例えば、顔写真は自分のものであれば問題ありませんが、他人である場合は許可なく使用すると著作権侵害になります。動物や風景・食べ物の写真も、飼い主や持ち主の承諾が必要となる場合があるので注意しましょう。画像をSNSパネルに使用したい場合は、著作者コンタクトを取って使用許可を取る必要があります。集合写真のようにすべての人から承諾を得るのが現実的に難しい場合は、モザイク処理やぼかしといった配慮をすることが必要です。


▶設置する場所

SNSパネルを設置する際には、場所によっては設置に許可の必要な場合がある点に注意が必要です。公共の場や道路など私有地以外の場所に設置する場合は、市区町村宛てに屋外広告物許可申請を提出して公共のルールに従う必要があります。ルールは地方自治体によって異なるため、必ず事前に確認することが必要です。
また、屋外に設置する場合は、通行の邪魔になるような場所や他のものを置く場所など、パネルがあると支障が出る場所に設置しないように注意しましょう。
パネルを設置する際は、風などで倒れないようにしっかりとスタンドに固定する必要があります。
他にも、設置する場所として注意したいのは、ターゲットを明確にすることです。パネルをどのような目的でどのようなターゲットの人にメッセージを届けたいのかを明確にすることで、より大きな集客効果が見込めるでしょう。


■まとめ


POPを作る前には次のことを確認しておきましょう。


▶POPを掲示する目的を決めておく

SNSを使ったプロモーションが広く使われるようになった現代では、SNS映えすることは個人店でも企業でもイメージアップや集客、既存顧客への周知などに欠かせない要素です。SNSによる情報発信が増えるのに伴ってSNSパネルの需要も大きく増えています。

パネルを店舗に設置する場合は、SNS映えをするインパクトのあるデザインや、店舗と一体感のあるユニークなデザインであることがポイントです。

SNSパネルは用紙の大きさや種類、制作費用にさまざまな選択肢がありますが、綺麗で早くて安いSNSパネルをご所望ならビジブリがおすすめです。ビジブリは入稿から最短3時間でお届けが可能でありながら業界最安値レベルを誇り、プロのデザイナーが常駐しています。注文は1枚からでも依頼可能です。

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