映える展示ブースを作るには?プロがこっそり教えるデザインのコツ
展示ブース づくりって何から始めればいいの?そんなお悩みを解決するために、この記事では基礎からしっかりご紹介!
まずはコンセプト決めが大切。そこから色づかい、レイアウト、写真映え、演出まで、段階ごとに楽しく学べます♪
初心者さんも安心して読める内容なので、ブース準備がワクワクしてくるはずですよ!
まずはコンセプトを決めるところから!
展示ブースの第一歩は、なんといっても「コンセプトづくり」です。ここがふんわりしていると、見た目も伝えたいこともブレてしまいます。方向性の明確化が成功のカギなんです。まずはどんなメッセージを届けたいのか、誰に見てもらいたいのかを考えることから始めましょう!
何を伝えたいかをハッキリさせよう
最初に考えるべきは、ブースを通じて「何を伝えたいか」。新商品の魅力?ブランドの世界観?それともサービスの使いやすさ?目的がハッキリしていると、全体の方向性が自然と決まってきます。ここでしっかり考えることで、他の準備もブレにくくなりますよ。主旨明確がスタート地点です。
ターゲットを想像してみよう
次に意識したいのが「誰に届けたいか」。来場者の年齢層や職業、興味関心を想像してみてください。ビジネス向けなら落ち着いた雰囲気、若い層向けならポップなデザインなど、ターゲット次第で見せ方は大きく変わります。対象設定がデザインのヒントになります。
ブランドらしさを忘れずに
展示会だからといって、奇抜さだけを追うのはNG。自社らしさ=ブランドの世界観を大切にすることで、伝えたいメッセージに一貫性が出て、見た人の印象にも残ります。色やフォント、写真のテイストなども「らしさ」で統一しましょう。世界観統一が信頼感を生みます。
社内で共有してズレを防ごう
せっかくいいコンセプトがあっても、それがチーム内で共有されていないと方向性がバラバラに…。コンセプトをわかりやすい言葉でまとめて、関係者としっかり共有することがとても大切です。情報共有でブレないブースが作れますよ。
展示ブースのコンセプトは、すべての土台になる大切な部分。誰に何をどう伝えるかを明確にしておくことで、デザインも準備もスムーズになります。まずはこの軸づくりからしっかり始めていきましょう!
色づかいでグッと印象アップ
展示ブースの第一印象を左右するのが「色づかい」。ぱっと目に入る色の使い方次第で、印象は大きく変わります。色の戦略を意識することで、ブースの魅力がグッと引き立つんです。今回はそのポイントをわかりやすくお伝えします!
コーポレートカラーはしっかり押さえて
ブランドのイメージを伝えるには、コーポレートカラーの活用が効果的です。ブース全体やバナー、ユニフォームなどに取り入れることで、統一感が出て覚えてもらいやすくなります。色を使いすぎるとチグハグになるので、色の統一が大切なポイントです。
アクセントカラーで目を引こう
全体の色がまとまったら、次はアクセントカラーでメリハリをつけるのがおすすめ。キャッチコピーや見せたい商品まわりなど、注目してほしい箇所に使うと、自然と視線を集められます。差し色効果で印象がグッとアップしますよ!
色の心理効果も活用してみよう
色にはそれぞれ人に与える印象があります。たとえば青は信頼感、赤は情熱、緑は安心感といった具合。伝えたいイメージに合わせて色を選ぶと、よりメッセージが伝わりやすくなります。心理的効果も意識してみましょう。
照明とのバランスも見逃せない
展示会場は照明の影響も大きいので、実際のブースでどう見えるかを事前にシミュレーションしておくのが安心です。思ったより暗かったり、色が沈んで見えたりすることも…。照明チェックも忘れずに行っておきましょう。
色づかいひとつで、ブースの印象は大きく変わります。ブランドイメージに合った色選びと、アクセントの使い方がポイントです。ぜひこの色の工夫で、映えるブースを目指してみてくださいね!
思わず立ち寄りたくなるレイアウトって?
展示会で来場者の足を止めるには、レイアウトの工夫が欠かせません。動線や配置、目線の誘導など、ちょっとした違いが集客に大きく影響します。レイアウト設計のコツをおさえて、立ち寄りたくなるブースを目指しましょう!
入り口は“開けた”印象にしよう
最初の印象を決めるのがブースの入り口。オープンで入りやすい雰囲気づくりがとっても大事です。壁や什器でふさがれていると、興味があっても入りづらくなってしまいます。入口の工夫で第一印象をグッとアップさせましょう。
導線はシンプル&スムーズに
人が自然と動けるように、シンプルな導線設計を心がけましょう。あちこちにモノがあると、迷ってしまいがち。見てほしい順番を意識しながら、無理のない流れを作ると滞在時間も伸びやすくなります。動きやすさは満足度にもつながります!
注目ポイントは目線の高さに
展示物やキャッチコピーは、目線の高さに合わせて設置するのが基本です。人の目に入りやすい位置にあるだけで、反応率は大きく変わります。逆に、下や高すぎる場所はスルーされがち。視線誘導を意識した配置がカギです。
休憩スペースや体験コーナーで滞在UP
ちょっと立ち止まれる工夫もおすすめ。椅子やモニター、簡単な体験スペースがあると、自然と長くブースに滞在してもらえます。結果として、商談や商品理解のチャンスも広がりますよ。滞在促進のしかけも考えてみましょう。
レイアウト次第でブースの“見られ方”は大きく変わります。「入りやすさ」「見やすさ」「動きやすさ」を意識するだけで、グッと魅力的に。しっかりレイアウト設計して、来場者の心をつかみましょう♪
写真映えを意識したアイテムの選び方
今や展示ブースも「映え」がカギ!SNSでシェアされやすいブースを目指すなら、アイテム選びからこだわりたいところです。ここでは、写真映え重視の視点で押さえておきたいアイテム選びのポイントをご紹介します♪
カラーは明るめ&統一感がポイント
写真にしたときにパッと目を引くのは、明るくて統一感のあるカラー。ブース全体で色味を揃えることで、まとまり感が出て洗練された印象に。背景と商品が同化しないように、差し色をうまく使うのもおすすめです。色選びが第一印象を左右します!
ロゴやキャッチは“読める”大きさで
せっかくのブースも、写真に収まらなければもったいない!ロゴやキャッチコピーは、写真にしても読みやすいサイズと配置にするのが大切です。壁面やタペストリーに入れると目に留まりやすくて◎。視認性重視でアイテムを選びましょう。
小物にも一工夫を
展示台やテーブル周りに置く小物類にも注目!フォトフレームや照明、観葉植物など、ちょっとしたアイテムが写真の雰囲気をアップしてくれます。撮影背景としても映えるので、意識して選ぶと◎。小物選びでセンスをアピール!
フォトスポットをつくってみよう
「撮りたくなる」仕掛けを作るのもおすすめ。ブランドロゴを背景にしたパネルや、SNS用ハッシュタグ入りの看板などがあると、自然と写真が撮られて拡散されやすくなりますよ。撮影映えの工夫、ぜひ取り入れてみてください!
写真映えを意識したアイテム選びは、見た目だけじゃなくSNSでの拡散にも効果的!ちょっとした工夫で注目度がグンとアップします。ブースづくりの段階から写真映え視点を意識してみましょう♪
照明と映像演出で“魅せる”ブースに!
展示ブースで来場者の足を止めたいなら、照明と映像の演出はとっても有効!うまく取り入れれば、一気に印象アップが狙えます。このセクションでは、照明と映像を活用して“魅せる”ブースを作るコツをご紹介します♪
照明で「見せたいところ」を強調!
照明はただ明るくするだけじゃなく、強調したいポイントを引き立てる役割もあります。商品にスポットライトを当てたり、間接照明で空間を柔らかく演出したり、工夫次第で雰囲気がガラッと変わります。光の演出で差をつけましょう!
映像は動きで視線を集める!
静止画よりも目を引くのがモニターで流す動画コンテンツ。商品の使い方を紹介したり、ブランドの世界観を表現したり、動きのある映像はブース全体の「引力」になります。動画効果は絶大です!
音も取り入れて印象づけよう
もし会場のルールがOKなら、BGMやナレーションでさらに没入感を高めるのもアリ!心地よい音は、ブースの雰囲気づくりにもつながります。ボリュームや内容は周囲への配慮も忘れずに。音の工夫で印象アップ♪
照明&映像のバランスも大事
どちらかに偏ると、ごちゃついた印象になってしまうことも。光の強さ・色味・映像の明るさなど、全体のバランスを見ながら設計するのがポイントです。やりすぎず、伝えたい情報をクリアに!バランス感を意識しましょう。
照明と映像の演出で、ブースの魅力はぐっと引き立ちます。目で見て楽しく、心にも残るブースに仕上げたいなら、演出力は外せないポイントですよ♪
まとめ
展示ブースづくりって、考えることがたくさんあって大変そう…と思っていた方も、ここまで読んだら少しワクワクしてきたんじゃないでしょうか?
コンセプト・色づかい・レイアウト・演出など、ポイントを押さえるだけでブースはグッと魅力的になります。
自分たちらしさを表現しながら、来場者の心に残る空間を目指して、楽しみながら準備してみてくださいね♪
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