【間紙】ビジプリ印刷用語辞典

間紙

間紙（あいかみ、英語表記：Interleaving Paper）は、主に製品を保護するために使用される薄い紙で、異なる物品の間に挟むことで直接の接触を防ぎ、摩擦や傷、汚れから保護します。この種の紙は、特に貴重な書籍、アートワーク、写真、金属板、ガラス製品など、傷つきやすいまたは劣化しやすいアイテムの間に挟んで使用されます。

間紙は、酸性フリー素材で作られることが多く、時間が経っても製品に害を及ぼさないように設計されています。また、湿気や化学反応から保護するために特別なコーティングが施されることもあります。このような特性により、長期間にわたる保存や輸送中のアイテムの安全が確保されます。

間紙の使用は、博物館、アーカイブ、図書館、美術館など、貴重な資料や作品を取り扱う場所で特に一般的です。しかし、製造業や小売業でも、製品を新品の状態で保持するために広く使用されています。適切な間紙の選択は、保存するアイテムの材質や特性に応じて異なり、その保護性能を最大限に発揮させることが重要です。

▶印刷用語辞典TOPへ戻る

↑ページの上部へ戻る