販促・マーケ用語 検索数ランキング2025(4月~6月)

ビジプリの運営する『販促・マーケ用語辞典』は2000語以上を収録する販促・マーケティング業界最大級の販促・マーケ用語辞典です。
このランキングはこれらの用語の2025年4月〜6月における『検索結果への表示回数』を元に算出されたトレンドワードランキングです。
販促・マーケティング業界や、その周辺の環境におけるトレンドワードを把握する事ができるジェネラルなワードランキングとなります。
~2025年6月30日
販促・マーケ用語検索数ランキング2025(4月〜6月)から読み取れる特徴
今回のランキングでは、リアル回帰の傾向やイベント施策への関心の高まり、また価格施策への根強いニーズが読み取れました。検索ユーザーの意図は、より実行性のあるプロモーション施策と、リアルとデジタルを融合させた体験設計へと向かっています。
1. フェア・トライアル系のキーワードが急伸
前回と比べ「フェア」「トライアル」「Meet & Greet」などが大きく順位を上げ、リアルな場での商品体験や対面接点が重視されている傾向が見られます。
春以降に開催される販促イベントや展示会、体験型施策への関心が反映されており、OMO施策の深化を感じさせます。
2. 値引き・オファー系の検索意図は継続
「バウチャー」「ディスカウント」「オファー」「クーポン」など価格施策に関する用語は依然として上位を維持。特に「バウチャー」は2期連続での1位獲得となりました。
物価上昇が続く中で、顧客の節約志向を捉えるプロモーションが求められていると考えられます。
3. ビジュアル・イベント演出への関心拡大
「フォトブース設置」「店内放送」「ビジュアルアピール」「ギフト」など、会場体験や視覚訴求に関する用語も検索回数を伸ばしました。
来場者のSNS投稿やUGCの促進を目的とした『映える施策』が、マーケティング現場で注目されていることを示しています。
4. 顧客との関係構築・心理的効果への着目
「返報性の原理」「期待値コントロール」「抽選イベント」「顧客価値最大化」など、長期的なロイヤルティ育成を目的とする用語群が健闘しました。
これらは単なる施策で終わらず、体験・感情・信頼を軸にしたマーケティング設計が求められている証左です。
5. Web/デジタル施策の関心はやや後退
「SEO」「データフィード分析」「フォロワー数」などの用語は一定の表示回数を維持しつつも、リアル施策や価格訴求ワードに押される形となりました。
とはいえ、Web×リアルの統合が進む中で、デジタルは基盤として引き続き重要であることに変わりはありません。
販促・マーケ用語検索数ランキング2025(4月〜6月)の活用方法
今回のランキングも、施策立案・教育コンテンツ・SEO戦略など多方面で活用可能です。
1. 季節キャンペーン企画の裏付けに
イベント実施が活発化する春から初夏にかけてのランキング結果は、企画立案のヒントになります。
「フェア」や「トライアル」などを軸とした季節キャンペーンを構築し、来場・体験導線を設計することが重要です。
2. トレンド施策の反映・改善に
「映える演出」「心理的アプローチ」「特典設計」など、現場で効く施策トレンドをランキングから抽出し、既存施策の見直しに活かせます。
たとえば、「フォトブース設置」「バースデー特典」「抽選会」は集客効果が期待される仕掛けです。
3. 研修・資料コンテンツの刷新に
用語の検索数ランキングは、現場が求める知識の集合でもあります。
教育コンテンツを実践に即した構成へ見直す際に、活用するとより効果的な内容設計が可能になります。
販促・マーケ用語検索数ランキング2025(4月~6月)
順位 | 用語 | 表示回数 |
---|---|---|
1位 | バウチャー | 52,402回 |
2位 | DS | 47,507回 |
3位 | フェア | 42,279回 |
4位 | トライアル | 38,146回 |
5位 | SC | 37,754回 |
6位 | ディスカウント | 37,421回 |
7位 | ミート&グリート | 35,534回 |
8位 | オファー | 34,405回 |
9位 | イベント開催 | 31,259回 |
10位 | SM | 21,745回 |
11位 | 販売動向 | 20,061回 |
12位 | CVS | 19,951回 |
13位 | クーポン | 19,655回 |
14位 | HC | 16,159回 |
15位 | コールアンドレスポンス | 13,929回 |
16位 | ランチョンセミナー | 13,810回 |
17位 | 市場開拓 | 13,697回 |
18位 | 購買意欲 | 12,603回 |
19位 | クリアランスセール | 12,244回 |
20位 | ロードショー | 11,665回 |
21位 | 商品ラインアップ | 11,641回 |
22位 | 視覚的訴求 | 11,200回 |
23位 | ギフト | 11,094回 |
24位 | 期間限定 | 10,977回 |
25位 | SP | 9,944回 |
26位 | オフラインイベント | 9,019回 |
27位 | 特価販売 | 8,536回 |
28位 | キャンペーン | 8,446回 |
29位 | 賞品付き抽選 | 8,200回 |
30位 | バースデークーポン | 8,140回 |
31位 | パートナーシップ | 8,134回 |
32位 | 返報性の原理 | 8,124回 |
33位 | ラッフル | 8,040回 |
34位 | ステッカー(シール) | 8,023回 |
35位 | 特典付き販売 | 7,952回 |
36位 | FC | 7,935回 |
37位 | 即売会 | 7,203回 |
38位 | 認知向上 | 7,067回 |
39位 | LP | 7,003回 |
40位 | コンテンツ制作 | 6,950回 |
41位 | イメージボード | 6,785回 |
42位 | 商品再販 | 6,641回 |
43位 | プロダクトミックス | 6,637回 |
44位 | プレミアム | 6,556回 |
45位 | カスタマーサクセスストーリー | 6,543回 |
46位 | コールトゥアクション (CTA) | 6,510回 |
47位 | フラッグ | 6,496回 |
48位 | バリューセット | 6,306回 |
49位 | 競合優位性 | 6,148回 |
50位 | フォロワー数 | 6,088回 |
51位 | タイムセール | 6,029回 |
52位 | 視覚的魅力 | 5,851回 |
53位 | 店舗集客改善 | 5,787回 |
54位 | USP | 5,616回 |
55位 | スペシャルエディション | 5,538回 |
56位 | ブランド認知度 | 5,524回 |
57位 | 店内放送 | 5,474回 |
58位 | 商品意識喚起 | 5,474回 |
59位 | ベタ付け | 5,267回 |
60位 | 顧客価値最大化 | 5,229回 |
61位 | ロイヤリティプログラム | 5,123回 |
62位 | コンテスト | 5,059回 |
63位 | 顧客価値(CV) | 5,055回 |
64位 | サーチエンジンオプティマイゼーション(SEO) | 4,903回 |
65位 | スタンプラリー | 4,893回 |
66位 | ローンチイベント | 4,869回 |
67位 | セール | 4,866回 |
68位 | 顧客リレーション構築 | 4,831回 |
69位 | バウンス率 | 4,789回 |
70位 | 予算達成 | 4,713回 |
71位 | 抽選会 | 4,712回 |
72位 | 直販 | 4,577回 |
73位 | 価格訴求 | 4,575回 |
74位 | 売上向上 | 4,548回 |
75位 | リーダーボード | 4,466回 |
76位 | ソリューション提供 | 4,464回 |
77位 | エクスクルーシブオファー | 4,429回 |
78位 | 期待値コントロール | 4,316回 |
79位 | 記者会見 | 4,247回 |
80位 | 価格競争 | 4,167回 |
81位 | コミュニケーションプラン | 4,162回 |
82位 | 商品デモ | 4,111回 |
83位 | フォトブース設置 | 4,099回 |
84位 | SKU | 4,095回 |
85位 | ターゲット層 | 4,083回 |
86位 | リアルタイムデータフィード | 4,070回 |
87位 | スペシャルゲスト | 4,063回 |
88位 | マーケティングエグゼキューション | 4,008回 |
89位 | ドロップシッピング | 3,983回 |
90位 | 認知拡大 | 3,775回 |
91位 | マーケティングイベント | 3,724回 |
92位 | ランキング | 3,609回 |
93位 | 販売実績 | 3,596回 |
94位 | 試食会 | 3,590回 |
95位 | 無料サービス | 3,588回 |
96位 | お客様感謝祭 | 3,566回 |
97位 | プロダクトプレイスメント | 3,550回 |
98位 | リベート | 3,542回 |
99位 | 婦人デー | 3,533回 |
100位 | 人気コンテンツ | 3,483回 |
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まとめ
2025年4月〜6月のランキングからは、リアルイベント回帰と価格重視の流れが顕著に表れており、現場起点の施策設計がますます重要になっていることが分かります。
短期施策だけでなく、長期的な関係構築や、ユーザー体験・感情設計の視点も取り入れることで、より効果的なマーケティングアプローチが実現できるでしょう。
引き続き、検索データを基にした実務的なインサイトを提供し、業界のマーケティング力向上を支援してまいります。