【ISO白色度】ビジプリ印刷用語辞典
ISO白色度
ISO白色度(いそはくしょくど、英語表記:ISO Brightness)は、紙やその他の素材の白さを測定するための国際基準です。この基準は、素材が特定の青色光をどの程度反射するかを数値で示します。具体的には、ISO 2470-1によって定義されており、波長465~495ナノメートルの範囲の青色光に対する反射率をパーセント(%)で表します。この測定値は、紙や紙製品の製造過程で品質管理の指標として用いられることが多く、特に印刷用紙やオフィス用紙、衛生紙などの白色度が重視される製品において重要です。ISO白色度の高い素材は、より白く明るく見え、印刷時の色の再現性が高まるため、印刷品質の向上に寄与します。また、消費者が製品を選択する際の重要な基準の一つともなっています。この基準を通じて、世界中で製品の品質が統一され、国際的な取引が容易になることも期待されています。