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オリジナルデザインで作るPVCカード

PVCカードを作るなら、まずは用途を決めることが大切です。

会員証、ポイントカード、社員証、ギフトカードなど、目的によって最適なデザインや加工が異なります。

この記事では、それぞれの用途に適したデザインのポイントや印刷方法、仕上げの工夫をわかりやすく解説します。

見た目の印象をアップさせる加工技術や、注文前にチェックすべきポイントもご紹介!

理想のPVCカードを作るために、ぜひ参考にしてくださいね。



まずは用途を決めよう!どんなPVCカードを作りたい?

PVCカードをオリジナルで作るなら、まず用途を決めることが大切です。何のために使うのかによって、デザインや加工の選び方が変わります。ここでは、代表的なPVCカードの用途と、それぞれに適したデザインのポイントを紹介します。



会員証・メンバーズカード

店舗やジム、サロンなどの会員証やメンバーズカードは、ブランドイメージを伝えるデザインが重要です。ロゴをしっかり入れつつ、シンプルで高級感のあるデザインにすると、信頼感がアップします。また、バーコードやQRコードを印刷すれば、顧客管理システムと連携しやすくなります。


ショップカード・ポイントカード

リピーターを増やすためのショップカードやポイントカードは、使いやすさを重視しましょう。スタンプを押せるスペースを作ったり、ICチップや磁気ストライプを入れてデジタル管理を可能にしたりするのもおすすめです。カラフルなデザインやイラストを活用すると、親しみやすい印象になります。


社員証・IDカード

社員証やIDカードは、社内での身分証明やセキュリティ管理に役立ちます。顔写真や氏名、部署名を見やすくレイアウトし、視認性を確保するのがポイントです。セキュリティを強化するために、ICチップやホログラム加工を追加することもできます。


ギフトカード・プリペイドカード

店舗やオンラインショップで使えるギフトカードやプリペイドカードは、デザイン性が求められます。特別感を演出するために、メタリック加工やエンボス加工を取り入れると、高級感のある仕上がりになります。また、QRコードを印刷して、オンライン決済と連携させるのも便利です。


イベント・入館証

ライブや展示会などのイベント入場券や入館証は、一時的な使用を考慮したデザインが重要です。主催者のロゴや開催情報を目立たせつつ、バーコードやQRコードを入れて、スムーズな入場管理を実現しましょう。耐久性を高めるために、ラミネート加工を施すのもおすすめです。


用途に合わせてデザインを工夫することで、PVCカードの利便性と魅力を最大限に引き出せます。作成前に、どんなカードを作りたいのかをしっかり決めることが、満足度の高い仕上がりにつながります。



デザインの基本!色・フォント・レイアウトのコツを押さえよう

オリジナルのPVCカードを作るときは、デザインの基本を押さえることが大切です。色やフォント、レイアウトの選び方によって、カードの印象や使いやすさが大きく変わります。ここでは、PVCカードを魅力的に仕上げるためのコツを紹介します。



色の選び方:視認性とブランドイメージを意識

色の選び方ひとつで、カードの印象や使いやすさが決まります。視認性を高めるためには、背景色と文字色のコントラストをしっかりつけることが重要です。例えば、白地に黒文字なら読みやすく、カラフルなデザインでも情報が見やすくなります。また、ブランドカラーを活用すると、企業や店舗のイメージを統一でき、視認性とデザイン性のバランスが取れます。


フォントの選び方:読みやすさが最優先

フォントは見やすく、直感的に情報が伝わるものを選びましょう。細すぎるフォントや装飾が多いデザインは、小さな文字がつぶれやすくなります。会員証や社員証など公式な用途のカードでは、ゴシック体やサンセリフフォントが適しています。ショップカードやギフトカードなら、親しみやすい手書き風フォントを取り入れるのもおすすめです。


レイアウトのコツ:情報を整理して配置

情報を適切に配置することで、使いやすさが向上します。カードにはロゴ・名前・番号・QRコードなど、さまざまな情報を入れることが多いですが、要素を詰め込みすぎると見にくくなります。余白をしっかり取りながら、視線の流れを意識したレイアウトを心がけると、スッキリとしたデザインになります。


背景デザインの工夫:シンプルさがカギ

背景に複雑な模様や画像を使うと、文字が読みにくくなることがあります。特に、小さな文字を使う場合は、シンプルな単色背景やグラデーションを活用すると、見やすいデザインに仕上がります。また、ロゴやアイコンを適切に配置することで、カードの印象をより洗練させることができます。


最適なサイズ感を意識

PVCカードの標準サイズはクレジットカードと同じ約85.6mm × 54mmです。この小さなスペースに情報を詰め込みすぎると、視認性が悪くなってしまいます。文字の大きさやアイコンの配置を考えながら、必要な情報を厳選してレイアウトするのがポイントです。


色・フォント・レイアウトのバランスを意識することで、見やすくデザイン性の高いPVCカードを作ることができます。用途に合わせたデザインを工夫しながら、魅力的なカードを仕上げましょう。



印刷方法で仕上がりが変わる!オフセット・UV・昇華転写の違い

PVCカードを作る際に、印刷方法の違いを知っておくと、理想的な仕上がりに近づけることができます。オフセット印刷・UV印刷・昇華転写印刷には、それぞれ特徴やメリットがあり、用途によって最適な方法を選ぶことが重要です。ここでは、それぞれの印刷方式の違いについて詳しく解説します。



オフセット印刷:高品質なフルカラープリント

オフセット印刷は、写真やグラデーションを美しく再現できるのが特徴です。インクを版に転写して印刷するため、細かいディテールや鮮やかな発色が求められるデザインに適しています。名刺やクレジットカードなど、精密な印刷が必要なPVCカードに多く使われています。


UV印刷:耐久性が高く立体感のある仕上がり

UV印刷は、紫外線(UV)でインクを瞬時に硬化させる技術で、耐久性に優れた仕上がりになります。表面に光沢を持たせたり、マット仕上げにしたりすることも可能で、立体的なエンボス加工にも対応できます。耐水性が高く、屋外で使うICカードや社員証に適しています。


昇華転写印刷:なめらかな仕上がりと発色の良さ

昇華転写印刷は、熱でインクをカードに浸透させる方式で、滑らかな仕上がりと美しいグラデーション表現が可能です。色ムラが少なく、写真を鮮明にプリントできるため、フォトカードや高級ギフトカードに向いています。ただし、UV印刷やオフセット印刷よりもコストがかかる場合があります。


どの印刷方法を選ぶべき?

用途に応じて、適切な印刷方法を選びましょう。高品質な写真やロゴを再現したいならオフセット印刷耐久性を重視するならUV印刷グラデーションや滑らかさを求めるなら昇華転写印刷がおすすめです。それぞれの特徴を理解し、PVCカードのデザインに最適な方法を選びましょう。


印刷方法によって、PVCカードの仕上がりは大きく変わります。用途やデザインに合わせて最適な印刷技術を選び、理想のカードを作成しましょう。



特別感をプラス!エンボス・ホログラム・箔押しなどの加工アイデア

PVCカードをオリジナルで作るなら、特別な加工をプラスすると、より高級感のある仕上がりになります。エンボス加工・ホログラム加工・箔押し加工など、さまざまなオプションを組み合わせることで、見た目のインパクトや使い勝手を向上させることができます。ここでは、PVCカードをワンランク上に仕上げる加工のアイデアを紹介します。



エンボス加工:文字や数字を立体的に

エンボス加工は、カード表面に立体的な文字や数字を浮き出させる技術です。クレジットカードやメンバーズカードに多く使われ、指で触れると凹凸を感じることができます。視覚的にもアクセントになり、高級感を演出できます。特に、番号や会員IDを強調したい場合に適しています。


ホログラム加工:光の反射で高級感アップ

ホログラム加工は、カード表面に光の角度によって輝く特殊なフィルムを施す技術です。見る角度によって色が変わり、カードのデザインに動きを加えることができます。さらに、偽造防止の効果もあり、セキュリティを強化したいPVCカードにも適しています。ブランドイメージを強調したい場合にもおすすめです。


箔押し加工:メタリックな輝きをプラス

箔押し加工は、金や銀などのメタリックな箔をカードの一部に転写する技術です。ロゴやブランド名に使用すると、特別感を演出できます。高級感を持たせたいVIPカードやギフトカードなどに最適です。また、ゴールドやシルバー以外にも、ホログラム箔やカラフルな箔を選ぶこともできます。


マット加工&グロス加工:質感をコントロール

マット加工は、カードの表面を落ち着いた質感に仕上げる方法です。指紋が付きにくく、洗練された印象を与えます。ビジネスカードや会員証におすすめです。一方、グロス加工は、表面に光沢を持たせることで、カラーが鮮やかに映える仕上がりになります。デザインの種類によって、マットとグロスを使い分けると効果的です。


透明加工&フロスト加工:デザインに個性をプラス

一味違ったデザインを求めるなら、透明加工やフロスト加工がおすすめです。透明加工は、カードの一部を透明にすることで洗練された印象を与えます。フロスト加工は、半透明でザラつきのある仕上がりになり、スタイリッシュなデザインに仕上げることができます。特に、デザイン性を重視するメンバーズカードやショップカードに向いています。


PVCカードの加工を工夫することで、より特別感のある仕上がりにできます。用途やブランドイメージに合わせて、最適な加工を取り入れましょう。



失敗しないために!注文前にチェックすべきポイントまとめ

オリジナルのPVCカードを作るなら、注文前の確認がとても重要です。デザインや印刷方法、仕上げの選択を間違えると、思っていた仕上がりと違ったり、使い勝手が悪くなったりすることも。ここでは、失敗を防ぐためにチェックすべきポイントをまとめました。



用途に合った素材を選ぶ

PVCカードにはさまざまな厚みや加工があり、用途によって最適なものが異なります。例えば、頻繁に使用する会員証や社員証なら、耐久性のある厚めのPVC素材を選びましょう。一方、短期間のイベントチケットなら、コストを抑えた薄型のPVCカードでも十分です。用途に合った素材を選ぶことが、長く使えるカードを作るポイントです。


デザインデータの解像度とカラーモードを確認

印刷データの作成時には、解像度とカラーモードの設定を間違えないようにしましょう。低解像度の画像を使うと、仕上がりがぼやけてしまいます。印刷用には、300dpi以上の高解像度のデータを用意するのがベストです。また、カラーモードはCMYKに設定し、画面上のRGBカラーと異なる仕上がりになることを考慮しておきましょう。


加工オプションを事前に検討

エンボス加工、ホログラム加工、箔押しなどの特殊加工は、注文後に追加できないことが多いため、最初にしっかり決めておくことが大切です。特に、VIPカードや高級感を出したいギフトカードには加工を取り入れると、見た目の印象が大きく変わります。また、加工を組み合わせる場合は、印刷業者に事前に相談するのがおすすめです。


印刷方式の違いを理解する

印刷方法によって、仕上がりやコストが変わるため、用途に応じた印刷方式を選びましょう。写真やグラデーションを美しく再現したいならオフセット印刷、耐久性を求めるならUV印刷、なめらかな仕上がりを重視するなら昇華転写印刷が向いています。注文前に、どの印刷方式が最適かチェックしましょう。


試作サンプルを確認

大量に注文する前に、試作サンプルを確認することで、仕上がりのミスを防ぐことができます。特に、カラーの発色や加工の仕上がりは、実物を見ないと分かりにくい部分です。試作をチェックして、色味や質感を確認したうえで本注文すると、イメージ通りのカードが完成しやすくなります。


PVCカードの注文前にしっかりチェックすることで、失敗を防ぎ、理想の仕上がりに近づけることができます。用途やデザイン、加工、印刷方式を考慮し、後悔のないカード作成を目指しましょう。



まとめ

PVCカードを作るなら、用途に合ったデザインや加工を選ぶことが大切です。

会員証、ポイントカード、ギフトカードなど、目的に合わせた工夫で、使いやすさも印象もグッとアップします。

さらに、印刷方法や加工オプションをしっかり選べば、より特別感のある仕上がりに!

注文前にチェックすべきポイントを押さえておけば、理想のカードが手に入るはず。

ぜひこの記事を参考に、満足のいくPVCカード作りにチャレンジしてくださいね!




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