同人印刷業者でアクリルキーホルダー（アクキー）を作るメリットを解説
アクリルキーホルダーを作る際に、自作をするか同人印刷業者に依頼するか悩んではいないでしょうか。自作と同業の印刷業者に依頼するのとでは、それぞれにメリット・デメリットがあります。
本記事では、アクリルキーホルダーを作るメリットやデメリットからおすすめの業者まで紹介します。どうやって印刷しようか悩んでいるという人はぜひ、参考にしてみてください。
■アクリルキーホルダーは自作と同人印刷業者のどちらがおすすめ?
アクリルキーホルダーは、アクキーと呼ばれる商品で、アクリル樹脂を使って作られるキーホルダーです。アクリル樹脂は透明なプラスチックであり、耐久性や耐候性に優れている素材です。
強度もあり、落としてもガラスのように割れないことから、さまざまな場面でガラスの代替品としても使用されています。そんなアクリル樹脂は加工もしやすく、小さなキーホルダーを作るのにも適しています。
なぜなら、アクリルキーホルダーはいろいろな形に切り抜けるだけでなく、直接文字やイラストを印刷することもできるからです。ここでは、アクリルキーホルダーを自作するべきか同人印刷業者に依頼するべきかを解説します。
▶個人的に楽しむなら自作もアリ
アクリルキーホルダーの使い道が、個人的に楽しむものであるなら自作で十分でしょう。アクリルキーホルダーの素材として使用するアクリルは、アクリル用カッターナイフで切ることができ、簡単に加工ができます。
好きな形に切り抜けるうえに透明感を活かしたデザインに適していて、自作でもそこそこきれいな仕上がりにできます。自由に自分の好きな形のキーホルダーを作れるアクキーは、自分だけのキーホルダーを作りたいという人にはおすすめといえるでしょう。
ただし、自作で作成するとなるとうまく工夫しなければ安っぽく見えてしまうため、注意が必要です。そのほか、複雑な加工は初心者には難しく、それなりの技術を必要とします。また、材料をそろえるのに手間がかかり、加工するのには時間と手間がかかるのも注意点といえるでしょう。
自作で自分だけのオリジナルアクリルキーホルダーを作成するのは良く、仕上がりにもよりますが、あくまでも自分で楽しむためのものと割り切ることが大切です。
自作するために必要な材料
アクキーを自作するには、アクリル板だけでなくラミネートフィルムやプラ板、UVレジン一式、キーホルダーにするためのパーツなどが必要になります。
材料を一式そろえるだけでもそれなりの出費になるため、予算があまりないという場合にはむしろ業者に依頼した方が安くできる場合もあります。
アクキーの自作は難しいものではありませんが、好きなステッカーをコピーしたり、ステッカーに合わせてプラバンを切ったりしなければならず、慣れていないとガタガタになってしまうこともあります。
一から自分で作成するのは難しいという人は、アプリを試してみるのも良いでしょう。ただし、著作権には十分注意し、他人の描いたイラストを流用するのは避けてください。
▶商業用なら同人印刷業者がおすすめ
商業用や配布用なら、同人印刷業者に依頼するのがおすすめです。アクリルキーホルダーは、さまざまなイベントで販促用の商品として配られています。そういった販促用や配布用にするなら数も多くなり、品質もある程度高くする必要があるでしょう。
そのため、自作ではなく同人印刷業者に依頼して印刷してもらう方が向いています。費用は掛かりますが、数が多いと自分で全て作成するのは時間と手間がかかります。
特に難しい形に加工したい場合などは、自作では数を多く作るのは難しく、なおかつすべてを同じクオリティにするのも大変です。業者に依頼すると、複雑な形にしたい場合でも簡単に加工ができます。
また、すべて同じ品質でそろえられるのもポイントです。自作と同人印刷業者とどちらの方が良いというわけでなく、用途に合わせてどちらにするのかを選ぶと良いでしょう。
支払い方法なども確認
同人印刷会社に作成を依頼するのなら、依頼できる最小ロットや支払い方法を確認しておくことが大切です。また、最短どのくらいの日数で納品してもらえるのかといった納期もきちんと確認しておくようにしましょう。
イベント用に作成を依頼したのにイベントに間に合わなかったなどということになっては、意味がありません。そのため、確実に納品できる日付を把握しておく必要があります。手間や費用を自作のアクキーと比べて、自分に合った作成方法を選ぶようにしましょう。
■アクリルキーホルダーを業者に1個から依頼できるか?
アクリルキーホルダーを作りたいときに、たとえ1個であっても高いクオリティーのアクキーにしたいと考える場合もあるでしょう。しかし、「業者に依頼するならまとめて依頼しないといけないのでは」と悩んではいないでしょうか。
もちろんいくら小ロットから対応できるとはいえ、1個だけ注文したいといった場合には受け入れてもらえない業者もあります。
なぜなら、業者によって注文できる最低ロット数が決まっているからです。しかし、すべての業者ができないというわけではなく、1個から依頼できる業者も増えているので、まずはホームページを確認するか問い合わせてみてください。
■アクリルキーホルダーを作るメリット・デメリット
アクリルキーホルダーを作るのには、メリットとデメリットがあります。そのため、メリットだけでなくデメリットもきちんと把握しておくことが大切です。ここでは、アクリルキーホルダーのメリットやデメリットについて詳しく解説します。
▶メリット
アクリルキーホルダーのメリットは、強度や耐久性に優れているという点です。アクリルキーホルダーの素材であるアクリル樹脂はプラスチックの一種で、ガラスの10倍から16倍もの耐衝撃性があります。また、耐候性があるため、紫外線や風雨にさらされても変色や劣化が少ない点もポイントです。
そのほか、加工がしやすいというのもメリットであり、子供でも簡単に加工できることから人気のある素材です。透明度もガラスよりも高く文字やイラストを印刷することができるため、デザイン印刷がしやすい点もメリットといえるでしょう。
また、用途も幅広いのが特徴であり、カバンに付けたり、鍵を束ねるのに使用したりできます。また、キーホルダーとしてだけでなくストラップとしても使用できるため、持ち物に付けておくとワンポイントにも目印にもなるでしょう。
▶デメリット
アクリルキーホルダーのデメリットは、印刷がはがれやすいという点です。アクリル樹脂に印刷ができるとはいっても、紙にインクで印刷するのとはわけが違います。インクをアクリル樹脂に載せているだけなので、時間がたてば剥がれてきてしまうのがデメリットといえるでしょう。
また、落としたりぶつけたりすると壊れてしまうこともあります。完全に壊れるまで行かなくても欠けてしまうと残念な感じになってしまうでしょう。複雑な形に加工してあるアクキーであればなおさらです。
そのほか、アクリル樹脂自体は変色に強く紫外線の影響を受けにくいとしても、表面の印刷は違います。そのため、表面の印刷部分は、紫外線の影響で劣化してきてしまうことがあるので注意が必要です。
加工がしやすく自宅で簡単にできるのはメリットではあるものの、自作には時間と手間、費用がかかる点はデメリットといえます。そのため、もしアクリルキーホルダーを自作したいのであれば、これらのデメリットを踏まえたうえで行うようにしましょう。
▶アクリルキーホルダーを作る注意点
アクリルキーホルダーを作るメリット・デメリットを理解したら、注意点も把握しておくようにしましょう。アクリルキーホルダーの注意点は、著作権です。
インターネットにアップされているからといって勝手にイラストや写真を使って良いというものではありません。
また、自分で楽しむだけならまだしも、販売や販促用に利用するとなるとトラブルになる可能性も高いので注意が必要です。勝手に他の人の創作物を流用するのはやめておきましょう。
■同人印刷業者でアクリルキーホルダーを作るメリット・デメリット
アクリルキーホルダーの作成に関しては、自作と同人印刷業者に依頼する2種類の方法があります。同人印刷業者に依頼する一般的な方法としては、作成したいキーホルダーの種類を選んでデザインのデータを業者に渡します。
業者によってはインターネットでデータを入稿し、依頼できる場合もあります。わざわざ出向く必要がなく、出来上がったら郵送して納品してくれる点がポイントです。
ただし、納期がある場合などは、アクリルキーホルダーができあがるまでの時間だけでなく、郵送にかかる時間も考慮する必要があるでしょう。どの程度時間がかかるのかをあらかじめ問い合わせておき、納期に間に合うように依頼する必要があります。
同人印刷業者に依頼する際には、このほかにもさまざまなメリットやデメリットがあります。ここでは、同時印刷業者に依頼した際のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
▶メリット
同人印刷業者でアクリルキーホルダーを作るメリットは、きれいに仕上がるという点です。自作で仕上げると形がガタガタになったり、きれいに印刷できなかったりといったこともあります。特に複雑な形になればなるほど、加工には技術が必要になるでしょう。
しかし、同人印刷業者に依頼すると、複雑な形であっても問題なくきれいに仕上げてくれます。また、近年では紫外線による劣化や印刷の剥がれを防ぐための加工をしてくれる業者もあるので、必要であれば事前に問い合わせてみると良いでしょう。
また、同人印刷業者は機械を使って加工するため、大量生産が可能です。手作業で作っていると大量に作るには手間と時間、費用がかかってしまい、品質を一定に保つことができません。しかし、業者であれば機械で加工するため大量生産に向いていて、なおかつ高いクオリティを保つことが可能です。
そのため、販促グッズなどを作るのに向いているといえるでしょう。自作では数が多くて納期に間に合わないということも起こりがちですが、印刷業者に依頼するとそのようなこともありません。そのため、納期が設定してある場合なども印刷業者を頼るのがおすすめです。
「そんなにたくさんは必要ないから」とあきらめてしまった人もいるかもしれませんが、業者の中には小ロットから引き受けてくれる場合もあるため、無理に大量に依頼する必要もありません。中には1つから加工を引き受けてくれる業者もあり、もし少数しか必要ないなら、そういった業者を探してみると良いでしょう。
▶デメリット
同業印刷業者に依頼するのにはいくつものメリットがありますが、同時にデメリットもあります。同人印刷業者にアクリルキーホルダーの加工を依頼するデメリットとして挙げられるのは、自作に比べると費用が高くなってしまう可能性があるという点です。
とくに、両面に印刷する、アクリルパーツを連続させるなどといったデザインのキーホルダーを作るのであれば、より費用がかかってしまう点がデメリットといえるでしょう。
1つ当たりの価格をできるだけ安く仕上げたいのなら、シンプルなデザインで大量発注となってしまいます。そのため、まずはきちんと見積もりを取って、予算の上限をきちんと考えてから発注するようにしましょう。
■アクリルキーホルダーを依頼でおすすめの業者はどこ?
アクリルキーホルダーを依頼するのに、さまざまな業者があってよくわからないという人もいるでしょう。アクリルキーホルダーを作成する業者は多くあっても、それぞれ業者ごとの特徴があります。ここでは、アクリルキーホルダーの作成を依頼するのにおすすめの業者をご紹介します。
▶ビジプリではアクリルキーホルダーを1つから制作可能！
アクリルキーホルダーを印刷するのにおすすめの業者は、ビジプリです。ビジプリならビジプリ激安便・ビジプリ通常便・ビジプリ特急便の3種類から目的に合わせて選ぶことが可能です。たとえば、予算が少ないからできるだけ安く仕上げてほしいという人であれば、ビジプリ激安便がおすすめです。
入稿・校了から発送まで最大3日かかるものの、その分価格を下げて提供することが可能となっているプランです。値段だけでなく速さもそれなりに重視したいという場合は、ビジプリ通常便を活用してみましょう。
1枚からOKで、16時までの入稿・校了であれば当日の発送が可能です。とにかく急いでいるという場合は、ビジプリ特急便を試してみてください。東京23区・大阪市内・神奈川・埼玉・千葉限定のサービスではあるものの、入稿・校了から最短3時間で発送することができます。
納期と予算に合わせてプランを選ぶことができ、入稿するデータは「一番表面にくる絵柄のデータ」のみとなっている点もポイントです。アクリルキーホルダーを作るのは初めて、という人であっても、簡単に注文ができます。
▶3種類のアクリルキーホルダー
ビジプリがおすすめなのは、3種類のアクリルキーホルダーが作れるというのもあります。3種類のアクキーは、一般的なアクキーノーマルタイプと、アイデア次第でさまざまな使い方ができるアクキー2連チャーム、2つで一つになるアクキーペアチャームとなっています。
ノーマルタイプのアクリルキーホルダーは、デザイン性が高く耐久性もあり、色鮮やかなイラストなどを印刷できるため、イベントの景品や販促グッズとしてよく使用されます。
アクリルキーホルダー2連チャームは、2つセットのアクリルキーホルダーです。首からかけるタイプのドッグタグにもなるチャームで、片方に自分の名前、もう片方にペットや大切な人の写真を印刷するのもおすすめです。
アクリルキーホルダーペアチャームは、恋人同士や夫婦、大切な友人と分け合うことで世界に一つだけの大切なキーホルダーになるでしょう。目的や使用用途に合わせて、アクリルキーホルダーを作れるのがビジプリの特徴です。
▶データ入稿プランは2種類
ビジプリでは、2種類のデータプランを用意しています。「データ作成おまかせプラン」なら、一番表面にくる絵柄のデータだけを入稿すると、白ベース用のデータ、カットライン用のデータ等はすべてお任せで作成してくれます。
そのため、初めてアクリルキーホルダーを作るという人におすすめのプランといえるでしょう。ただし、データ作成には多少の時間がかかるため、急いで納品してほしいといったときにはおすすめできません。
もう一つは、「完全データ入稿プラン」です。一番表面にくる絵柄のデータだけでなく白ベース用のデータ、カットライン用のデータも入稿することで、納品までの時間を短縮することができ、なおかつ料金も多少安くなります。
■1点から作成OKな印刷業者で綺麗なアクキーを作成しよう
アクキーは、自作で仕上げると形がいびつになったり美しく仕上がらなかったりします。自分で使うだけだから問題ないと考える人もいるかもしれませんが、いくらきれいなイラストを描いたとしても、出来上がりが安っぽくなってしまったらがっかりしてしまうでしょう。
その点、同人印刷業者に依頼すると、綺麗な仕上がりのアクキーを手に入れることができます。販促グッズとしてもおすすめで、イベントなどで配れば多くの人に自分の作品を知ってもらうチャンスともいえるでしょう。
今回は、おすすめの同時印刷業者としてビジプリの紹介をしています。アクキーを注文する際は、納期などをよく確認して予算と相談してから決めましょう。
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