ビジプリ > 同人グッズ印刷・制作TOP > 同人イベントに参加する際の注意点は?

同人イベントに参加する際の注意点は?マナーを守って楽しく参加しよう



学校の勉強や会社の仕事が大変でストレスが溜まる日々……。
そんな中、自分を癒してくれたり、明日への活力として同人イベントに参加する方もいるのではないでしょうか?

この記事では同人イベントのスケジュールや、参加する際の注意点について解説しています。同人イベントを楽しみに日々の生活を頑張っている方も、同人イベントに興味があって今後参加したいと思っている方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

■東京の同人イベントスケジュール一覧


同人イベントの注意点を読む前に、まずは直近の同人イベントのスケジュールを確認してテンションを上げましょう。
はじめに紹介するのは東京で開催される同人イベントです。なお、比較的大きなイベントを紹介しています。

01/28(日) 東京ビッグサイト:COMIC CITY 東京150
02/11(日) 東京ビッグサイト:TOKYO FES Feb.2024
03/17(日) 東京ビッグサイト:HARU COMIC CITY 32
05/04(祝) 東京ビッグサイト:SUPER COMIC CITY 31 -day1-
05/05(日) 東京ビッグサイト:SUPER COMIC CITY 31 -day2-
06/30(日) 東京ビッグサイト:JUNE BRIDE FES.2024
07/28(日) 東京ビッグサイト:TOKYO FES Jul.2024
08/25(日) 東京ビッグサイト:COMIC CITY VEGA 2024
09/22(日) 東京ビッグサイト:TOKYO FES Sep.2024

■大阪の同人イベントスケジュール一覧


次に紹介するのは大阪で開催される同人イベントです。東京の同人イベントになかなか参加できない関西在住の方も、楽しみにしておいてください。

01/07(日) インテックス大阪:COMIC CITY 大阪125
03/31(日) インテックス大阪:HARU COMIC CITY 33 大阪
05/26(日) インテックス大阪:COMIC CITY 大阪126
09/01(日) インテックス大阪:GOOD COMIC CITY 30 大阪

■初めて同人イベントに参加する人が気をつけたい5つのポイント


初めて同人イベントに参加するときは、わからないことだらけ。マナーを知らずにうっかり人に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。ここでは初めて同人イベントに参加するときに気を付けるポイントを紹介いたします。

1.長時間の挨拶や会話は禁物

はじめて同人イベントに参加する方でも、目当てのサークルや同人作家がいるかもしれません。普段は直接話せないため、挨拶やちょっとした話をしたいと思うかもしれません。しかし、長話は禁物です。
同人作家は頒布物(作品)を販売するために、イベントに来ています。同人作家の販売活動の時間が減ったり、他のお客さんが頒布物を買う時間が減ったりします。

自分のことばかり考えるのではなく、相手や周りの人のことも考えましょう。同人作家に何か伝えたいことがある場合はSNSにDMを送ったり、手紙を渡すという手もあります。現在では直筆の手紙は珍しいもの。作品の感想など書いてあれば、もらった同人作家からすればうれしいものです。

2.差し入れは相手の負担にならないものを

同人イベントに参加する方の中には、サークルや同人作家に差し入れを持っていきたい方もいるでしょう。しかし、どのようなものを差し入れるかは、非常に大切です。嵩張るものや重い物、賞味期限の近い食べ物などは、もらったところで保管や運搬に困るかもしれません。差し入れをする際はもらう人のことも考えましょう。
どうしても差し入れしたい場合は、小さくて軽いお菓子など相手の負担にならないものにしましょう。

3.取り置きを上手に活用する

満を持して同人イベントに参加すると、購入したい頒布物がたくさんあるかもしれません。その場合、限られた時間の中で多くの販売スペースを回ると、慌ただしくなりますよね。そのようなときは「取り置き」を上手に活用しましょう。
サークルによっては取り置きに応じてくれる場合があります。取り置きのメリットは、参加者側(購入者側)と同人作家側(販売者側)の双方にあります。先に取り置きのお願いをすれば、あなたはお目当ての頒布物を確実に購入できます。そして、同人作家は先に売上が立つため、安心して販売活動ができるのです。

4.おつりが出ないようにする

細かい気遣いですが、なるべくおつりが必要ないようにすることも大切です。もちろん、サークルや同人作家もおつりが出ることを想定して、ある程度のおつりを用意しているでしょう。しかし、中には用意できたおつりが少なかったり、お札など大きなお金を使うお客さんが多くておつりが足りなくなったり、それぞれに事情があるでしょう。
そのようなときに小銭を用意しておき、おつりが出ないように支払えば相手に喜ばれるでしょう。相手からすれば、その場の支払いができたことと、おつりに使える硬貨が増えたことで、より助かると思います。

5.購入した同人誌をSNSへアップしない

お目当ての同人作家の頒布物(同人誌)を手に入れてうれしいあなたは、その様子をSNSへアップしたくなるかもしれません。しかし、無断でのアップはやめておきましょう。
インターネット上に情報が流れると、誰が目にするかわかりません。同人作家の中には、そのような趣味を周囲の友達に隠したい方や、副業禁止の会社に勤めていて販売活動のことを知られたくない方もいるでしょう。
「SNSへアップする」という何気ない行為の影響力を、今一度考えてみましょう。そもそも、同人誌の著作権は同人作家が所有しています。著作権者(同人作家)に無断で作品をアップすることは、著作権法に抵触する可能性があります。
どうしてもSNSへアップしたい場合は、必ず著作権者に許可を取るようにしましょう。

■同人イベントで売り子を依頼する人が気をつけたい5つのポイント


同人イベントにおいて、同人作家だけで販売活動するにはいろいろ不都合があります。そのため、売り子(販売員)を誰かにお願いする(人を雇う)ことがあるでしょう。そのときに、気を付けるポイントを紹介いたします。

1.隣のサークルへ挨拶をする

同人イベントでは、基本的に自分の販売スペースの両隣で、他の同人作家が販売活動をしています。両隣のスペースの同人作家の方(サークルの方)に必ず挨拶するようにしましょう。
挨拶は人と人とのコミュニケーションの基本です。イベント参加中に何か困ったことがあったとき、相手はあなたに困りごとを相談しやすくなるでしょう。反対にあなたが困ったときは、両隣の同人作家の方に相談しやすくなります。
とはいえ、挨拶が長いと相手の時間を奪うことになります。現地入りしたときと、現地から帰るときに簡単に挨拶する程度でかまいません。売り子の方にも同様の気遣いを教えてあげましょう。

2.お客さんの整理を忘れずに

同人イベントでは頒布物や同人作家の人気によって、販売スペースに集まるお客さんの数が異なってきます。場合によっては、両隣に比べて自分の販売スペースに多くのお客さんが集まることもあるでしょう。そのときは両隣の同人作家に迷惑をかけないよう、自分のお客さんを整理しないといけません。このような整理も売り子の方にお願いするようにしましょう。

3.スペースを空けるときは戻る時間や行き先を知らせる

同人イベントは朝からはじまり、お昼を挟んで夕方まで行われる場合があります。そのようなとき、お昼休憩やトイレなどで販売スペースから離れる場合があるでしょう。この場合、売り子の方には戻る時間や行き先を伝えてから離れることが大切です。
たとえば、同人作家であるあなたと直接話したいお客さんが来たとします。しかし、そこにいるのは売り子の方だけであなたの姿が見えないと、お客さんは売り子の方にいろいろ尋ねるでしょう。
そのとき、あなたの戻り時間がわからないと売り子の方は困ってしまいます。また、行き先をきちんと伝えておくと、売り子の方も安心できます。自分のことだけでなく、大切なお客さんや手伝ってくれる売り子の方の立場になって考えましょう。

4.頒布物(作品)の内容が分かりやすいよう説明する

売り子を引き受けてくれた人の中には、あなたの作品を十分に知らない方もいるかもしれません。しかし、お客さんが頒布物や作品について質問があるとき、売り子の方に尋ねることも想定できます。そのため、売り子の方に作品の趣旨や背景を簡単に説明することが大切です。
またシンプルな作品ほど、はじめてのお客さんからすれば理解しやすいもの。お客さんに読んでもらうためにも、売り子の方に理解してもらうためにも、丁寧に作品を説明することや、そもそも作品をシンプルに作ることが大切なのです。

5.頒布物のルールを理解する・理解させる

同人イベントでは運営側から頒布物の販売について、事前にルールのアナウンスがあるでしょう。資料として配布された場合や掲載先のURLが共有された場合はきちんと読み込み、知らない内にルール違反することがないようにしましょう。
ルールはあなただけが守れば良いものではありません。当然売り子の方もルールを守る必要があります。売り子の方と資料を共有するのはもちろんのこと、イベント当日に売り子の方が誤ってルール違反をしないかきちんと確認しましょう。お客さんを含めて参加者全員が気もよく過ごせるイベントを作るのも、同人作家の仕事の一つです。

■同人イベントで売り子を依頼された人が気をつけたい3つのポイント

前述のように、同人作家にとって売り子は非常に大切な存在です。もし、あなたが同人イベントに興味を持っているなら、売り子を頼まれることもあるかもしれません。そのときに気を付けるポイントを紹介いたします。

1.コスプレを伴う売り子の場合がある

売り子の仕事の目的は、少しでも多くお客さんに頒布物を販売することです。しかし、イベント会場では他にも多くの頒布物が販売されており、普通に売っているだけではお客さんに見つけてもらえないこともあります。そこで、お客さんの注目を集めるために、売り子にコスプレをしてもらうことがあります。
コスプレを伴う場合、事前に衣装のイメージを見せてもらい、自分で着てもよいと思えるか確認しましょう。また、衣装を誰が用意するのか?売り子が用意するなら、費用はどうするのか?どこで着替えるのか?など、作業が一つ増えると決めることが多くなります。同人作家の方と事前にこれらの話し合いをして、双方に齟齬がないようにしましょう。

2.長時間立ちっぱなしのこともある

売り子の仕事は基本的に立って行います。同人イベントの開催時間や、集まるお客さんの数にもよりますが、なかなか休憩を取れないこともあります。場合によってはトイレに行ったり、昼食を取ったりするのも難しい場合もあるでしょう。このようなことが想定される仕事であることは、事前に把握しておきましょう。
いざイベントがはじまってから「思っていたより辛い」と感じることもあるでしょう。しかし、一度請けた仕事は最後までやりましょう。同人作家や頒布物を楽しみにしているお客さんに迷惑がかかってしまいます。
後悔しないためにもイベント開催時間や、お昼休憩の時間などを事前に確認しておきましょう。

3.報酬の支払いについてトラブルになることもある

売り子の仕事は、同人作家が個人的にお願いすることです。形式的には労働に関する契約(報酬は日当)になりますが、事前に契約書を交わすケースは少ないでしょう。それでも、事前に条件を確認・交渉することは大切です。メールやチャットで構いません。必ず後に残る形で労働条件を明示してもらいましょう。もし、電話で連絡があったときは、内容をメモして相手に共有しておくと後で揉めません。

明示してもらう条件としては次のようなものがあります。
・業務開始時間
・業務終了時間
・休憩時間
・報酬金額
・報酬の支払い時期
・報酬の支払い方法

どうしても報酬の金額が気になると思いますが、勤務時間や休憩時間などの労働条件、支払い時期や支払い方法などの支払条件も大切になります。自分が納得して売り子の仕事ができるよう、事前にこれらの条件を明確にし、同人作家と合意を得ておきましょう。条件を明示してくれない、あるいは条件に納得できないなら、その仕事は請けない方がよいでしょう。ただし、一度仕事を請けたら、最後まで責任を持って仕事をまっとうしましょう。

■まとめ


この記事では同人イベントのスケジュールや、イベント参加時の注意点を紹介しました。同人イベントは主に東京や大阪の大きな会場を使って開催されます。地方に住んでいる方はなかなか行けないかもしれませんが、どちらか近い方のイベントを狙ってみてもよいかもしれません。
イベント参加時にはさまざまな注意点があります。ただ、基本的には相手への思いやりがあればそれほど大きな問題は起きないでしょう。同人イベントに参加する人全員が楽しい時間を過ごせるよう、一人ひとりが少しずつ努力しましょう。


同人イベント印刷のご注文・お見積もり(無料)
ご相談は24時間いつでもOK

お電話でのお問合せ

0800-91-91-910

エリア
直 通
(東京)
03-3974-8220
(大阪)
06-6533-7188

メールでのお問合せ

visipri@visia.co.jp

フォームでのご注文はこちら

注文する

↑ページの上部へ戻る

ビジプリの関連サービス