ビジプリ > フラスタパネル印刷 > 【フラスタ印刷】印刷業者への製作依頼の方法を解説

フラスタパネルはどのように作る?印刷業者への製作依頼の方法を解説



「友人が新しいお店をオープンした」
「推しのアイドルの初ライブが開催される」

このようなとき、お店や会場で所狭しと飾られる花を見たことないでしょうか?花と一緒にメッセージボードやイラスト・写真パネルが飾ってあったり、送り主の名前が書いてあったりと、現場はお祝いムード一色です。

実はあの花ことをフラワースタンド、あるいはフラスタと呼びます。
この記事ではフラワースタンドについて解説しています。フラワースタンドを作りたいけどどうすればいいか迷っている方や、そもそもフラワースタンドのことが分からない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

■フラワースタンド(フラスタ)とは


はじめにフラワースタンドについて簡単に紹介いたします。

▶フラワースタンドの概要

フラワースタンドとは、おめでたいことがあったときスタンドに花を並べて飾るものです。 かつては木で組んだ三角形の骨組みの頂点に大きな花を飾り、その下に相手や送り主の名前を書いた「花綸」が一般的でしたが、近年では花の飾り方にもバリエーションがありボードはパネルに変わりました。


▶スタンド花とフラスタの違い

スタンド花とは前述のフラワースタンドと同じ意味で使われる言葉です。
そしてフラワースタンドを縮めた言葉「フラスタ」は狭義では、フラワースタンドやスタンド花とは違うという解釈があります。
近年、アニメ系やアイドル系のファンが、「推し」のライブ会場やイベント会場にお祝いのためにフラワースタンドのような花を送ることがあります。この花のことを特に「フラスタ」といいます。

フラワースタンドは法人がお店などに送ることが多いため、華やかさはあっても一定の形や大きさの範囲にはおさまっています。しかし、フラスタではバルーンを付けたり推しのアイドルのパネルを付けたりと、バリエーションが増えているのです。このパネルのことをフラスタパネルやフラワースタンドパネルと呼びます。
なお、この記事ではフラワースタンドと狭義のフラスタを特に分けず、「おめでたいことがあったときに飾る花」という大きなくくりで解説していきます。


▶フラスタにおすすめの花

フラスタによく使われる花にはいくつかの種類があります。実際にはその季節に合わせた花が使われますが、メインで使われる花をいくつか紹介いたします。

バラ

バラにはオーソドックスな赤の他に、青やピンクなどさまざまな色があります。どの色もはっきりしていて鮮やか、そして高貴でありながらも力強い印象を受けます。バラと聞いて多くの方がイメージするのは赤かもしれませんが、色に深みを出したいときは青やピンクもおすすめです。
花言葉は「美」と「愛情」。
美容系のお店や女性向けのお店がオープンしたときに良いかもしれません。推しのアイドルなどに贈る場合はイメージカラーの都合もありますが、青やピンクの方がやさしい雰囲気が出ていいでしょう。

胡蝶蘭

胡蝶蘭の最大の特徴は花が鈴なりにできるところです。そもそも花が並んでいるため、一輪の花を寄せ集めたものより華やかに見えるでしょう。
花言葉は「幸福が飛んでくる」と「純粋な愛」。
花の色によっても意味が異なり、白の胡蝶蘭は「純粋」、ピンクの胡蝶蘭は「あなたを愛しています」という意味があります。

お店などがオープンしたときに飾られる花のため、推しのアイドルのイベントではあまり飾らないかもしれません。また、胡蝶蘭は花として楽しめる時間が長く、他の花が1週間程度で枯れてしまうところ、胡蝶蘭なら1か月程度楽しめることもあるそうです。

ユリ

ユリの花には相思相愛という意味があり、花の色も真っ白なことから結婚式のときに飾る花でもあります。
他の花と見た目の相性もよく、フラスタにしても違和感ないでしょう。
花言葉は「純粋」、「無垢」、そして「威厳」。儚い美しさの中にも確固たる信念を感じるような力強い花なのです。

■フラスタの特徴と送るシーン

ここでフラスタの特徴と送るシーンについて解説いたします。

▶フラスタの特徴

フラスタは感謝や応援の気持ちを自由に伝えられるため、人の思いを乗せやすいアイテムです。花の色や量、パネルのデザインや追加するアイテムなど多種多様なデザインに対応しているため、送った人の数だけフラスタがあるといってもいいでしょう。
パネルの形は四角形だけでなく、ハート型、星型、吹き出し、キャラクターなどフリーカットに対応しています。個人が推しのアイドルにパネルが活用できるのはもちろん、企業が個人や企業に送るときに小さいパネルを付けても遊び心があっていいかもしれません。
また、送った個人や法人の名前を記載できるため、もらった方は誰からもらったのか一目瞭然。
送った方の宣伝効果も僅かながら期待できるため、もらっても送ってもお互いメリットがあるのです。


▶フラスタを送るシーン

フラスタを送るシーンはさまざまです。対企業の場合は周年祝いや○○達成パーティ、対企業や個人のお店の場合は開店祝いやリニューアル祝いにも送れます。芸能の世界では第○○回公演や出演祝いに送られることも多いでしょう。
また、近年では推しのアイドルのライブなどにもフラスタが送られます。SNSやアプリで集まった有志によってフラスタを作り、アイドルに送るときもあるのです。
サービス精神旺盛なアーティストであればフラスタと一緒に写真を撮ったり、その様子を自身のSNSにアップしてくれたりします。
アイドルに送るフラスタの場合、等身大パネルを付けることもできますので検討してみてください。ファンにとってもアイドルにとっても良い思い出になるでしょう。
ただし、著作権等には抵触しないように気をつけてください。

■なぜフラスタを印刷業者に依頼するのか


フラスタにはお花が必要です。それにもかかわらず、なぜ印刷業者に依頼するのでしょうか?

▶フラスタ製作に必要なもの

ここでフラスタ製作に必要なものをリストアップします。

・お花
・イラスト・写真パネル
・名簿パネル
・バルーンなどの小物

フラスタはどんどんバリエーションが多くなっており、バルーンなどの小物を使用する場合もあります。しかし、最低限お花とイラスト・写真パネルがあれば製作できます(名簿パネルは、物としてはイラスト・写真パネルと同じ)。
このうちお花は当然お花屋さんに依頼します。しかし、パネルはお花屋さんでは対応できず印刷業者に依頼することになります。
そのためフラスタを作るには印刷業者への依頼が不可欠になるのです。パネルの中には花の横に並べられるような小さいものから、フラスタそのものの横に並べられるような等身大パネルまであります。お花屋さんがDIYで対応できないものも多くあり、そのため印刷業者に依頼するのです。


■フラスタパネルはどんな素材で作られる?

ここではフラスタに使われる素材を紹介いたします。


▶パネルの素材

スチレンパネル

発泡スチロールを圧縮したような素材であり、軽くて安いのが特徴です。熱や湿気に弱く曲がりやすい性質があるのがデメリット。
しかし、裏表両面に紙を貼り付けて強化したスチレンパネルを使用しているため、一定程度は解消しています。 とはいえ、屋内での使用を前提としているため、屋外で使用をご希望の場合は次の半屋外用スチレンパネルを検討してみてください。

半屋外用スチレンパネル

半屋外用スチレンパネルとは、スチレンパネルで湾曲防止のために裏表両面に貼っていた紙を、薄い樹脂パネルに変えたパネルです。
熱や湿度に対する耐久性はスチレンパネルより高く、一定期間であれば屋外でも使用可能です。
お店の開店記念やリニューアル記念の場合は屋外にフラスタを飾ることも多いため、そのような場合は半屋外用スチレンパネルを検討してみてください。

アルミ複合板

アルミ複合板とは樹脂パネルの両面に薄いアルミ板を貼ったパネルです。
スチレンパネルや半屋外用スチレンパネルより硬く、熱や湿気にも強い傾向にあります。
屋内での長期間の使用はもちろんのこと、屋外での使用にも向いています。

▶紙の素材

光沢紙

パネルに描いたイラストや写真を鮮やかに見せたいなら光沢紙を選びましょう。
発色が良いため、きらびやかな雰囲気があります。ただし、照明などの光を強く反射してしまう懸念点があります。

半光沢紙

光沢を持たせつつ光の反射をおさえたい場合には、半光沢紙を使いましょう。
鮮やかさと光の反射具合のバランスが良いのが半光沢紙の特徴です。

マット紙

光の反射をおさえて落ち着いた印象にしたい場合はマット紙がおすすめです。
屋内で特に照明が強い場所で写真を撮ると、反射した光がそのまま写真に写ってしまう場合があります。
その光をなるべくおさえてくれるのがマット紙です。

■フラスタパネルデザインの作り方

名刺はいかに相手に印象を残せるかがポイントになるため、個性的な名刺も多く存在します。ここでは他とは被らなそうなユニークな名刺をいくつか紹介します。


▶全体のテーマやイメージを決める

はじめにフラスタの全体像を決めましょう。

・テーマカラーはどうするか?
・全体の印象はどうするか?
・等身大パネルなど大きなパネルを使うのか?

推しのアイドルのメンバーカラーなどをもとに、全体のテーマカラーを決めます。このとき、何を表現するのか?デザインの目的も一緒に考えましょう。テーマカラーと目的に合わせて、全体の印象を決めていきます。
たとえば、かわいらしい感じにするのか、元気な感じにするのか、大人っぽい感じにするのか?それぞれで印象は全然違ってきます。

ここで一つ考えたいのが、等身大パネルなど大きなパネルを使うのか?ということです。
大きなパネルを使う場合は、それを前提にレイアウトや全体のデザインを考えていきます。
特に大きなパネルを使わない場合は、テーマカラーと目的をもとにお花の並べ方を考えても良いでしょう。


▶お花の種類を決める

テーマカラーに合わせてお花を決めましょう。特に使いたいお花が決まっている場合は、お花を指定しても良いですし、そうでない場合は色のイメージを決めるだけでOKです。
ただし、季節によって用意できるお花が限られる場合があります。


▶バルーンや小物を決める

お花やパネルと一緒に飾るバルーンや小物を決めましょう。バルーンは丸い風船だけでなく、文字や数字を風船にしたものもあります。ポップ感が出る印象となるため、元気のあるイメージや、子どもらしい雰囲気を出したい時にはバルーンがいいでしょう。
他にも紙風船など小物も使えます。ただし、これらの装飾品を増やすとそれだけ全体的に「うるさい」デザインになってしまいます。シンプルを狙うなら、思い切ってバルーンや小物は採用しない方がいいかもしれません。


▶パネルのデザインを決める

パネルに描くイラストなど、パネルのデザインを決めましょう。等身大パネルなど大きなパネルを使用する場合は、そのパネルがフラスタの顔になります。ポーズや衣装なども入念に考えましょう。あくまでも花の飾りとしてパネルを入れる場合は、全体の印象や花の印象を壊さないものにしましょう。いずれも最後にカットパス(パネルをカットするライン)を決める必要があります。

また、推しのアイドルの名前や送り主の名前を記載する名札パネルを製作するかも決めましょう。ライブ会場に送るフラスタの場合、名札パネルはなくても不自然ではありません。公衆の場で自分の名前(ニックネームを含む)を晒したくない方はない方がいいでしょう(その方が制作費も安くなります)。


▶デザインを決めるときの注意点

デザイン案をまとめる

一度決めたデザイン(仕様)はデザイン案にまとめていきましょう。これまで決まっている部分が明確になりますし、そのまま最後まで完成すれば印刷業者やデザイナーと打合せをする時にも使えます。
中にはデザインが苦手で、打ち合わせの時に一から相談に乗ってもらおうと思っている方がいるかもしれません。しかし、それだと意思疎通に時間がかかったり、打ち合わせの中で一度決めたことを変更したくなったりと仕様決めに時間がかかってしまいます。やはり打ち合わせの前には一通りデザイン(たたき台)を完成させておき、目に見える形で残しておくほうが良いでしょう。
デザインは細部まで完成させる必要はなく、あくまでイメージでも構いません。手書きでも構いませんし、それも難しい場合はインターネットから完成イメージに近い画像を見つけるだけでも構いません。最初のイメージがあるかどうかで、その後の展開が全然違うものになります。

予算を決める

いくら優れたデザインを考えて打ち合わせに臨んでも、予算をオーバーすれば意味がありません。一人で製作する場合も、有志など複数人で製作する場合も必ず予算があると思います。先にお花、パネルなど部分ごとに予算を決めておき、予算内でデザインや仕様を決めるようにしましょう。
ただ、予算は厳しいけどどうしてもやりたいなど強い希望がある場合は、できる部分は自分たちで作るなど、柔軟な対応が必要です。ちなみに部分ごとに予算を決めておくのは、パネルとお花で依頼する業者が異なるためです。


▶映えるフラスタパネルのデザインとは?

フラスタパネルを作るなら、目立った(映える)方がいいでしょう。ここでは映えるフラスタパネルのデザインについて解説します。


色やテーマを統一する

はじめに大切なことはテーマを統一することです。デザインを考えるとき、はじめにテーマカラーや目的を決めると前述しました。そこで決めたものに対して使用するアイテムが合っているか、常に確認しながら進めましょう。
たとえば、アイドルのテーマカラーが青で涼しい雰囲気にしたいのに、赤といった情熱的な色が入っていると違和感があるでしょう。不安な場合はテーマカラーと同系統の色を使っておけば間違いありません。


季節に合ったお花の使用

お花は本来その季節にしか咲かない貴重なものです。現在ではハウス栽培により一年中入手できるお花もあると思いますが、夏炉冬扇という言葉があるようにどうしても季節感はついて回ります。たとえば、春らしいファンシーなテーマなのにヒマワリを使うと季節感が合わないでしょう。テーマと季節感に合った花を使うようにしましょう。


バルーンなど小物を使った演出

バルーンなど小物を使った演出はアクセントを付けるために良いでしょう。
ただし、使いすぎるとお花やパネルが埋もれてしまいます。アクセントは少しだけ使うから良いという考え方もあるため使い過ぎには注意しましょう。シンプルにするならお花とパネルだけ採用するのも良いでしょう。


■フラスタパネルを依頼する手順と納期

▶製作方法を選ぶ

作成したデザインをもとに製作方法を選びましょう。
印刷した後どのようにカットするのか?抜き文字にするのか?などさまざまなオプションが選べます。
フラスタパネルとは別に名札パネルが必要な場合も製作方法を選びましょう。カットオプションはフリーカットでも構いませんし、正方形や長方形など無難な形にカットしても問題ありません。他にも文字や数字の形にカットしたり、パネルの中を文字や数字の形に抜くオプションもあります。
まずは印刷業者に相談してみましょう。


▶フォームに必要事項を記入して注文

デザインと制作方法が決まれば、注文フォームに入力して注文完了です。デザインデータの入稿も同時に行うようにしましょう。


▶納期

納期はフラスタの仕様や印刷業者・お花屋さんの込み具合にもよりますが、最低でも1週間はかかると思っている方が良いでしょう。
大きなパネルにしたり、文字や数字の小さいパネルが多い場合、飾るお花に特殊なものが含まれている場合は、より納期が長くなる可能性があります。

■パネルができた後はどうしたらいい?


前述の通りフラスタは、フラスタパネルとお花、そして場合によってはバルーンなどの小物でできています。
そのため、フラスタパネルが完成してもやることはあります。


▶お花屋さんへの輸送(直送)

フラスタパネルが完成したらお花屋さんに運びましょう。お花やバルーンと一緒にフラスタパネルを組み込んでフラスタを完成させてくれます。
印刷業者によってはフラスタパネルをお花屋さんに直送してくれる場合や、提携しているお花屋さんなら割引してくれる場合もあります。印刷業者との打合せ時に確認しましょう。


▶会場への輸送(直送)

フラスタパネルが完成したら納品先(お店やライブ会場)に運ぶ必要があります。
こちらは基本的にお花屋さんが運んでくれますが、情報の漏れや認識の違いがあるといけません。
お花屋さんとの打合せ時に必ず確認するようにいたしましょう。


■レギュレーションの確認は必須!


フラスタは印刷業者でフラスタパネルを作り、お花屋さんでフラスタを作り、納品先に運んでもらうため三者が関係します。
それぞれのレギュレーション(ルール)を確認しましょう。


▶会場のレギュレーション

一番はじめに確認する必要があるのは、会場のレギュレーションです。

フラスタの受け入れ可否

そもそもフラスタを受け入れてくれるのか確認しましょう。この確認を怠ると、場合によってはこの後のすべての作業が無駄になります。イベントの公式サイトや会場の公式サイトを見て確認し、記載がなければ電話をして確認しましょう。
開店祝いの場合も、フラスタを飾る場所の都合上、受け入れ先を制限しているかもしれません。こちらも予め確認しておいたほうが無難です。

搬入日時の指定

搬入可能な日時を確認しましょう。イベント会場やライブ会場であれば、前後に他の搬入があり搬入時間がシビアに決まっている場合があります。会場設営の進捗具合にもよりますので、当日お花屋さんには少し早めに現地入りして、準備してもらっておくのが良いでしょう。
開店祝いの場合などは少ないスタッフで準備をしている場合もあります。指定された時間を必ず守り、お店の方のご負担とならないようにお花屋さんと調整しましょう(お店とお花屋さんで調整してくれる場合はお任せしましょう)。

サイズ・装飾の規定

小さなライブ会場では搬入できるフラスタにサイズの制限が設けられている場合があります。幅・高さ・奥行きなど搬入可能なサイズを予め確認してからデザインを考えるようにしましょう。
万一搬入後に制限サイズより大きいと分かった場合には、お花屋さんが現場で一定程度小さくしてくれることもあるそうです。お花屋さんの時間を無駄にしないように、予め把握しておくようにしましょう。レギュレーションが文書になっている場合は隅々まで確認し、必要ならお花屋さんにレギュレーションの資料をお渡ししましょう。


▶印刷業者・お花屋さんのレギュレーション

フラスタを作るには印刷業者とお花屋さんの二社に発注するため、気を付けることがいくつかあります。

製作納期

フラスタ製作に関係する納期は三つあります。

・フラスタパネルの製作納期
・フラスタの製作納期
・納品先への搬入日時

すべての納期を守る必要があり、一つでもスケジュールが遅れると全体が崩れてしまいます。納期に余裕を持ってスケジュールを立てることはもちろんですが、デザイン入稿で不備がないようにするなどスケジュール通りに進む努力をしましょう。
また、仮にフラスタパネルの納期が何らかの理由により1日遅れたとします。その場合は、お花屋さんの込み具合では全体スケジュールが1日以上延びる可能性があるため注意が必要です。

フラスタパネル・お花以外に用意するもの

バルーンなどの小物はお花屋さんで基本的に用意できるでしょう。
しかし、特殊なものなど発注者が供給しないといけない物もあります。用意できるものと供給する必要があるものをはっきり区別しておき、供給するものの納期や受け渡し場所、受け渡し方法は早めに確認しておきましょう。


▶フラスタの回収もお忘れなく!

フラスタは納品すれば終わりではありません。きちんと回収するところまで責任持って対応しましょう。

スタンドとお花は回収してもらう

フラスタのスタンドとお花はお花屋さんに回収してもらいましょう。回収日時を伝えておけば、基本的には回収してくれることが多いでしょう。
しかし、中には回収サービスを行っていないお花屋さんもあるようです。その場合は別途回収業者を探す必要があります。
お花屋さんと打ち合わせするときに回収についても確認し、回収してくれない場合には早急に回収業者を探すか回収までしてくれるお花屋さんを探しましょう。

パネルは持ち帰りになる?

パネルは購入したものなので、基本的には持ち帰って処分することになります。記念に取っておいてもいいですし、捨てても構いません。もし、お花屋さんが一緒に回収・廃棄して処分してくれるなら、任せてしまうのも一つの方法です。

持ち帰り用のサービスがある場合も

イベントによってはフラスタに使用したお花を何本かずつ手持ちサイズにまとめて、来場者に持ち帰ってもらうサービスもあるそうです。
今はSDGsの時代ですので、その時だけ使って捨てるのではなく、花の命が続く限り楽しむという気持ちは大切でしょう。
ただし、手持ちサイズにまとめる作業が必要ですので、こういったサービスを行っているか予め確認しておきましょう。


▶フラスタの回収時期に注意!

フラスタの回収時期にはいくつかのパターンがあります。
基本的にはお花屋さんで回収してくれるはずですが、別途回収業者を頼む場合や、記念に持ち帰りたいお花やパネルがある場合には参考にしてみてください。

先方の指定日時

ライブ会場やイベント会場はこのパターンが多いようです。小さなライブ会場では1日数組のアイドルがライブをすることがありますし、イベント会場では数日おきに新しいイベントが開催されます。
当然、次のライブやイベント開始時に前の関係者のフラスタがあるのは不自然ですので、ライブやイベントの度に撤去することになります。

イベント終了後

ライブ会場やイベント会場の都合によってはある程度まとめてお花を回収する場合もあるでしょう。ライブやイベントが終わった当日や翌日、あるいは翌々日などケースバイケースです。事前に会場側と打ち合わせをして、お花屋さんや回収業者がスムーズに回収できるように情報共有しましょう。
先方の指定日時の場合もイベント終了後の場合も、ケースによってはお花屋さんが回収できないタイミングもあるでしょう。
事前にわかっていれば別の方法を考えることも可能です。やはりすべての情報をできるだけ早い段階で掴んでおくのが良いでしょう。

お花の寿命に合わせて

開店祝いやリニューアルオープン祝いの場合は、お花が寿命を迎えるまでしばらく飾っておくケースもあります。一般に切り花の寿命は一週間程度と言われています。回収のタイミングはお店の方に任せてしまいましょう。
ただ、枯れた花や枯れかけている花をいつまでも飾っていると企業のイメージダウンになります(開店祝いなどの場合は通常送り主の名前を記載するため)。あまりにひどい場合は、お店の方に撤去をお願いしてみましょう。

■フラスタのパネルならビジプリにお任せ


フラスタのパネルでお困りの方はいませんか?

「フラスタのパネルを作っている時間がない」
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「推しのアイドルへ気持ちを伝えるため、きれいに作りたい」

このようなことで悩んでいる方は、今すぐ当社にご相談ください。


▶フラスタパネルのタイプ

当社では四つのフラスタパネルのバリエーションを用意しております。

フリーカットタイプ

フリーカットタイプとはフラスタパネルが完成した後、外形を指定の形に仕上げるプランです。デザインされた形がパネルの形として物理的に表現されるため、他のパネルに比べて特徴があります。仕上げる外形はイラストに沿ったものでなくても構いません。イベントや出演者のテーマやコンセプトに合わせた形でも良いでしょう。

スタンダードタイプ(四角形)

四角形のパネルにメッセージや比較的小さなイラストを加えたシンプルなタイプです。
手持ちの看板をモチーフにしたものや、四角く囲ったもの(枠)があるためフリーカットしなくても形に違和感はありません。
ベースのデザイン(枠)は参考にできるものが多いため、デザインそのもので悩むことはないでしょう。

小型カードタイプ

手持ちサイズの花束にメッセージカードを添えるシンプルなタイプです。メッセージカードそのものは小さいため、長い文章は書けません。そのため、気持ちをシンプルに伝えたい時に有効な方法です。手持ちサイズの花束のため、持ち帰り可能でインテリアとしても飾れます。かさばらないため、もらう方も贈る方もお手軽なのが特徴です。


▶24時間年中無休の注文受付

当社では24時間365日、注文を受け付けております。フラスタはライブ会場やお店で使用することも多いため、どうしても明日朝までに必要など特急対応が必要な場合も多いでしょう。そのような方のために、万全の受注体制で対応しております。
やりとりは基本的にオンラインで完結するため、煩わしい電話対応は必要ありません。しかし、オンラインだと難しい……という方のために電話でも受け付けております。ご自身の対応しやすい連絡手段で、お気軽にご相談ください。

▶納期別三段階の料金設定

フラスタのパネルの納期・金額のご要望はさまざま。納期と金額は基本的にトレードオフになるため、とにかく速く納品してほしい方と、とにかく安く仕上げたい方のニーズはまったく異なります。
そこで当社では納期別に三段階のプランを設定しています。

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短納期対応が可能なため、急なトラブルにも対応できます。
「現地に搬入した後でイラストの選定ミスが見つかった」
「輸送や設置のミスで印刷面に傷がついてしまった」

こういった状況では一刻も早く修正したフラスタパネルを製作しなければなりません。即日製作・即日発送にも対応しておりますので、困った時はまずお電話ください。

▶1枚から対応可能

当社は「印刷業界の常識をお客様に押し付けない」ことをモットーとしております。
そのため、他社であれば最低受注枚数が決まっていることもありますが、当社では一枚から受注いたします。
少量の発注でもお気軽にご相談・ご注文ください。

▶屋内用/屋外用どちらも対応

ライブハウスやイベント会場などの屋内用から、飲食店や小売店など屋外に飾る場合の両方に対応しています。パネルの材質を変えることによりどちらにも対応できますので、まずは用途をご相談ください。

▶お花屋さんへの直送も可能

フラスタパネル注文時にお花屋さんへの直送も受け付けております。
以下の情報をお伝え下さい。

・住所
・電話番号
・ご担当者様(店舗名)

■まとめ


この記事ではフラスタパネルを含むフラスタの製作方法について解説しました。

フラスタは大きく分けて二つあり、開店祝いやリニューアルオープンのお祝いで企業がお店などに送るのが一つ、そしてアイドルのライブやイベントでファンが送るのが一つです。
前者はお花が中心で送り先と送り主を記載した名札パネルを使用しますが、後者はお花に加えてパネルや小物を多用し、名札パネルは使わない場合もあります。
フラスタを製作する場合は、まずフラスタパネルを作る必要があります。フラスタのテーマや目的に沿ってフラスタパネルを作り、お花屋さんにバトンタッチしましょう。

お花屋さんはテーマや目的に合ったお花をフラスタパネルに合わせて飾ります。お花屋さんによってはお花を指定することもできますが、特に指定がなければ色のイメージだけ伝えてお任せすることもできます。

フラスタ製作では二社に発注するためスケジュール管理が大切になります。自身もデザインデータの入稿ミスがないようにするなど、スケジュールがスムーズに進むように努力しましょう。
また、フラスタは回収まできちんとやりましょう。お花屋さんで対応してくることが多いようですが、対応不可の場合は別途回収業者を手配し、決してその場に放置することのないようにしてください。

フラスタは送り主の気持ちをシンプルに、しかし目に見える形で物理的に伝えられる素敵な手段です。有効に使って多くの人を笑顔にしましょう。


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