大切な思い出をプリントしよう!写真用紙サイズの選び方を徹底解説!
「撮影した写真をプリントしたいけど、写真用紙のサイズがいまいちわからない…」
そのような経験があるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
結婚式や成人式など、人生の記念すべき日の大切な写真たちをプリントして手元に置いておきたいですよね。
実際にプリントした写真を手に取ると、画面上では気付けなかった新たな発見があったり、当時の記憶が鮮明によみがえったりと、もっと写真を楽しむ事ができます。
本記事では、以下の内容を徹底解説してまいります。
・写真データに合った用紙サイズとは
・用紙サイズ別の使用用途
・コンビニプリントのメリット・デメリット
「これから写真をプリントをしよう。」と思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
■多種多様!写真用紙サイズ
写真のサイズは多種多様です。
一般的に使われるのはL判・2L判ですが、他にどんなサイズがあるかご存じでしょうか。
写真用紙には、DCS、KG、六切など、普段あまり耳にしないサイズが多くあります。
こちらでは、多種多様な写真の種類と、撮影データにあったサイズをご紹介いたします。
写真の種類を知り、撮影データにあったサイズを見つけてみましょう。
▶写真用紙種類・サイズ一覧
名称 サイズ(mm) 推奨画素数(pixel)
アスペクト比特徴
DSC 89×119 1074×1430
1:1.34デジカメと同じピクセルなので、切らずに使用
L判 89×127 1074×1524
1:1.43一般的な写真サイズ
KG 102×152 1228×1818
1:1.49はがきに近い大きさ。海外では一般的
HV 89×158 1086×1902
1:1.7816:9で撮影した場合、ほぼ切れることなくプリント可能
P 89×254 1086×3036
1:2.85スマホのパノラマモードサイズ
DSCW 127×169 1536×2032
1:1.33デジカメの2Lサイズ
2L判 127×178 1536×2138
1:1.402L判サイズの2倍の大きさ
六切 203×254 2434×3036
1:1.251台紙付きで使われるサイズ
A4 210×297 2516×3544
1:1.414用紙のA4と同じサイズ
四切り 254×305 3000×3602
1:1.201台紙付きで使われるサイズ
A3 297×420 2970×4200
1:1.414A4の2倍の大きさ
A3ノビ 329×483 3290×4830
1:1.468A3より少し大きいサイズ
半切り 356×432 3536×4320
1:1.21書道用紙のサイズ
A2 420×594 4961×7016
1:1.414A3の2倍の大きさ
全紙 457×560 4570×5600
1:1.225壁に飾る用の特大サイズ
※画素数(ピクセル):
小さな点(ピクセル)の総数のこと。
画像データは、小さな点(ピクセル)の集合で色を表現しており、画素数とはその点がいくつあるかを表しています。今回は、解像度300dpiとして算出。
※アスペクト比:
写真の縦横の比率のこと。
※解像度:
1インチ1辺の点(ピクセル)の数。1インチ単位の密度を示す。
■もう迷わない!印刷の適正サイズはこれです!
写真用紙の種類や大きさは分かったけど「実際印刷する際には、どのサイズを選べばいい?」という疑問を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「スマホで撮った写真をプリントしてみたら、思っていたのと何か違う…」と違和感を感じるかたもいらっしゃると思います。
違和感を感じる原因となっているのは、撮影した写真データのアスペクト比(縦横比)と写真用紙サイズが一致していないという点です。
そんな事にならないように、本章ではサイズごとの特徴、使用用途をまとめましたので、プリント用紙選びの参考になればと思います。
▶【DSC】
デジタルスチルカメラ(DSC:Digital Still Camera)の略で、デジカメとアスペクト比が同じなので、デジカメの印刷ならこちら。
また、スマホの4:3で撮影したデータもDSCが最適です。
ただし扱ってるお店が少ないので、DSCで印刷したいなら、専門の印刷会社に依頼するのがベスト。
▶【L判】
一般的な写真サイズがこのL判。
L判のアスペクト比は、4.2:3、スマホの写真データは、4:3。
L判でスマホ写真を印刷する際は、端が少しカットされます。
▶【KG】キングサイズ
一眼レフに適しているサイズ。はがきサイズとも言われますが、はがきよりも少し大きめ。
日本の一般的なサイズはL判ですが、海外ではこちらが主流です。
そのため、外国製のフォトフレームを購入する際は、プリントサイズに注意が必要です。
▶【HV】ハイビジョン
ハイビジョン(HV:High Vision)は、16:9比率の画像がほぼ切れる事なく印刷できます。
そのため、迫力ある写真が印刷できます。
スマホの16:9で撮影した写真の印刷などに最適です。
▶【P】パノラマ
Pは、パノラマの頭文字。複数枚の画像を1枚に合成した写真。
デジカメやスマホのパノラマモードで撮影した写真は、こちらのサイズで印刷します。
▶【DSCW】
DSCWは、DSCの約2倍の面積があります。
アスペクト比は、4:3でiphoneのデフォルト撮影と同じ比率。
集合写真をプリントする際は、こちらがオススメです。
▶【2L判】
2Lは、L判のちょうど2倍です。
主に集合写真などに使用されています。
▶【六切】
六切(むつぎり)は、結婚式や成人式などの記念写真に使用されています。
見開き2〜3枚の台紙に入った写真です。
▶【A4】
ノートやコピー用紙と同じ大きさで、一般的に一番普及しているサイズ。
主な用途としては、室内用ポスター、掲示物。
▶【四切】
七五三や成人式、結婚式などの記念写真。壁に飾る写真としてのニーズがあります。
また葬儀の遺影で最も使用されているサイズです。
▶【A3】
A4の2倍の大きさ。
選挙ポスターは、このサイズ。
▶【A3ノビ】
規格サイズではなく。A3よりひと回り大きいサイズ。
主にポスターなどに使用。
▶【半切】
A3より少し大きいサイズ。
こちらも家族の記念写真や、インテリアとしてフレームに入れて飾れるサイズです。
▶【A2】
主に屋外用ポスターやカレンダーで使用されているサイズ。
▶【全紙】
ポスターよりも大きいサイズで、大迫力の写真がプリントできます!
大切な記念日の写真をプリントして、お部屋に飾ってみましょう。
■【知っ得!】証明写真の注意点
証明写真は、「前に撮って余っているものを再利用してもいいんじゃないの?」
そのようにお考えの方が多くいると思いますが、証明写真にも様々な種類があるため使い回しが出来ない場合が多くあります。
実は証明写真、種類によって細かい規定があり、規定外の場合には写真が使用できなかったり、不利益を被る場合があるんです。
ここでは、代表的な証明写真のサイズや撮影する際の注意点についてまとめました。
これから証明写真を撮るという方は是非参考にして下さい。
▶【履歴書】4cm×3cm/55~90kg
履歴書の一般的なサイズは、4cm×3cm。市販の履歴書もこのサイズです。
ただし応募先の会社によって、写真のサイズが異なる場合があるので、撮影前に確認しましょう。
履歴書で使用する証明写真は、合否を分けるほど重要です。
撮影時には、以下の点に気を付けましょう。
・企業へ提出する写真なので、基本はスーツ。
・髪型・メイクは、清潔感を意識して、ナチュラルな印象になるよう心掛ける。
・あとは相手に好印象をもたらす、自然な笑顔で口角をあげる。
もし自分が人事担当者だったら、どんな人に会いたいかなと想像すると、イメージしやすいと思います。
同じサイズの書類には、公務員試験、大学入学共通テスト、TOEICなどがあります。
▶【運転免許所】3cm×2.4cm
運転免許証の規定サイズは、3cm×2.4cmです。
免許の更新には、持参した証明写真の使用が可能です。しかし、写真が規定外であった場合は、適応されないので注意しましょう。
以下の警視庁HPで詳しく解説しています。
警視庁HP
同じサイズの書類には、実用英語技能検定受験、税理士受験、雇用保険受託申請などがあります。
▶【パスポート・マイナンバーカード】4.5cm×3.5cm
パスポートは、海外において唯一の身分証明書であるため、証明写真の撮り方には細かい規定があります。不適当な写真を用いた場合には、出入国の際に不利益を被る可能性がありますので、撮影の際は注意が必要です。
詳細は、以下の外務省のHPで詳しく解説しています。
外務省HP
同じ写真サイズのマイナンバーカードは、6か月以内に撮影したものという規定があるので注意。他にも国際運転免許証(令和4年5月13日よりサイズが変更になりました)、社会保険労務士受験などが同じサイズです。
■コンビニプリントのメリット、デメリットを解説!
コンビニプリントとは、ネットワーク上にアップロードした写真データを、コンビニのマルチコピー機で印刷できるプリントサービスのことです。
対応するコンビニが営業していれば、いつでも写真プリントができる便利なサービス。
一方で「クオリティやセキュリティ面はどうなっているの?」と疑問を持たれている方もいらっしゃると思います。
本章では、コンビニプリントのメリット、デメリットについて解説します。
【メリット】
①時間や場所を問わずにプリントできる。
コンビニ指定のアプリやUSB・SDカードなどのメディアにデータし、店頭で複合機を操作するだけでプリント可能。
遠く離れた家族や友人に、アップデート時のユーザー番号を伝え、コンビニでプリントしてもらうことも可能。
②コスパが良い
コンビニプリントというと、1枚当たりの料金が高そうに思えますが、実はそうでもないんです。下記は代表的なコンビニのプリント価格表です。
写真プリントL判は、「カメラのキタムラ」や「富士フィルム」などの写真屋さんや印刷会社よりも1枚当たりの料金が安いんです!
証明写真にいたっては、提出する写真に規定がない場合は、コンビニプリントが断然お得!
③なんといっても、日常使いができる!
写真を撮ったけど、写真屋さんや印刷会社へ注文するのが面倒。
コンビニは近所に複数店舗あるので、わざわざ遠くに行かなくてもプリント可能。
「おにぎりを購入するついでにプリント!」が実現できるのが嬉しいですね。
この利便性こそが、最大のメリットとなります。
【デメリット】
①専用アプリの導入が必要
各コンビニ専用のアプリを携帯にインストールし、そこに写真データをアップデートする必要があります。
または、USB・SDカードなどのメディアに写真データを入れてプリントする方法。
どちらも自分で操作する必要があるため、携帯の操作やメディアの使い方が分からない方にはハードルが高めです。
②仕上がりに違いがある
コンビニプリントや印刷会社での印刷と一般的な写真屋さんは、「プリント方式」に違いがあります。
簡単に説明すると、コンビニプリントや印刷会社では、紙にインクをのせて「印刷」しています。
そのため、色の再現性や解像度、耐久性の面では、後者で説明する「銀塩プリント」より低い傾向があります。
一方の写真屋さんや印刷会社は、「銀塩プリント」(注①)方式でプリントしています。
「銀塩プリント」は、色の再現性や解像度が高く、印画紙を使用しているため、耐久性があります。
引き延ばしてフォトフレームに入れて飾ったり、アルバムにする大切な写真は、ずっとキレイなまま保管したいですよね。
その場合は、コンビニプリントではなく、写真屋さんや印刷会社へ依頼する方が得策です。
※注①:「銀塩プリント」とは、紙自体に発色する薬品が塗られている印画紙を使用してプリントする技法です。
③プリントサイズが限定している
コンビニの複合機でプリントできる写真用紙のサイズはわずかです。
ほとんどの場合、L判や2L判ほか3〜4種類に限ります。
大型プリントはできません。
2L版以上のプリントをする際は、写真屋さんや専門の印刷会社へ依頼しましょう。
■ 料金表L判サイズ写真プリント・写真パネル
金額をクリックするとカート内で送料やお見積書など、最終的な金額をご確認いただけます。≪送料について≫
激安便:1,000円(1万円以上送料無料)
通常便:2,000円(3万円以上送料無料)
特急便:エリア別5,000円~8,000円(5万円以上送料5千円引き ※東京23区、大阪市内へ配送の場合のみ)
※沖縄県・北海道・島嶼は別途送料が発生する場合が御座います。
※上記に別途消費税がかかります。
≪店頭引取について≫
東京営業所・大阪営業所での店頭引取(9時~20時)も可能です。
※時間外引取希望の場合、別途3,000円頂戴しております(事前連絡必須)
※梱包・引取手数料として別途200円頂戴しております。
≪その他のサイズについて≫
その他のサイズも対応可能です。
※その他のサイズをご希望の方は、備考欄にご希望のサイズをご記入ください。別途お見積させていただきます。
※ちょうどのサイズが無い場合はそのサイズが納まるサイズをお選びいただき、ご希望のカットサイズを備考欄にご記入ください。
■まとめ
いかがでしたか。
今回は写真用紙のサイズや目的別用途、印刷方法についてご紹介しました。
どの写真サイズでプリントすべきか、ご理解いただけたと思います。
早速、お手持ちのデジカメやスマホのデータを見直し、大切な写真データをプリントしてみましょう。
お部屋に飾ったり、アルバムを作っておくと、いつでも見返すことができ、幸せな気持ちになること間違いなしです。
また、データは消失・破損する可能性もあるので、プリントしておくのが得策といえます。
データが消えてしまい、思い出を見れなくなってしまうという最悪の状況を避けることができます。
写真をキレイなまま長持ちさせたいなら、コンビニ印刷よりも写真屋さんや印刷会社でプリントする事をおススメします。
専門店ならではの的確なアドバイスを聞けるので、相談しながら決めたいという方にも安心です。
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