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アクスタ制作で気をつけるべきファイル形式の選び方

アクスタ制作において、適切なファイル形式の選び方が仕上がりに大きく影響します。

この記事では、背景を透明にできるPNG形式や拡大しても劣化しないAI形式など、アクスタ印刷に適したファイル形式を解説。

また、解像度設定やカラーモードの選び方、透過処理が必要な場合のポイントも詳しく説明しています。

初心者でも簡単に理解できるよう、アクスタ作りで失敗しないための基本的な知識をわかりやすく紹介します。



アクスタ印刷に適したファイル形式とは?基本の解説


アクスタを作るとき、ファイル形式はとても重要なポイントです!

適切な形式を選ぶことで、印刷品質が大きく変わることも。

今回は、アクスタ印刷に適したファイル形式について、初心者でもわかりやすく解説します!



定番はPNG形式!

まず、PNG形式がよく使われる理由を説明します。

PNGは背景を透明にできるため、イラストの形に合わせて切り抜いた状態でデータを保存できます。

アクスタは通常、透明なアクリルにイラストが印刷されるので、背景を透明にできるPNG形式が最適です。

解像度は300dpi以上に設定しておくと、印刷時にきれいに仕上がります。


AI形式も人気!

次に、AI形式(Adobe Illustratorのファイル)も人気です。

特に、プロの印刷業者に依頼する場合、AI形式はよく推奨されます。

AI形式はベクター画像と呼ばれる形式で、拡大縮小しても画質が劣化しないのが特徴です。

アクスタのサイズが大きくても小さくても、鮮明に印刷できるのが魅力ですね。


JPEG形式は避けよう

また、JPEG形式は避けたほうがいい場合が多いです。

JPEGは圧縮形式なので、画質が落ちやすく、背景を透明にできません。

背景が白や色付きになるため、透明なアクスタには向かないことが多いです。



アクスタのデザインをより魅力的に仕上げるには、PNGかAI形式がベスト。

印刷業者が指定する形式を確認し、最高のオリジナルアクスタを作りましょう!






ラスターデータとベクターデータの違い


アクスタ制作で重要なのが、イラストデータのファイル形式

特に「ラスターデータ」と「ベクターデータ」の違いを知っておくと、よりキレイな仕上がりを目指せます。

それぞれの特徴をしっかり理解して、最適なファイル形式を選びましょう!



ラスターデータとは?

まず、ラスターデータについてです。

ラスターデータは、写真や手描きイラストをそのままデジタル化したようなもの。

代表的な形式は「JPEG」や「PNG」。

ラスターデータはピクセルの集合でできているため、拡大すると画像がぼやけたり、ギザギザになってしまうことがあります。

細かい色のグラデーションや写真っぽい表現をしたいときに向いていますが、拡大縮小にはあまり強くないんです。


ベクターデータとは?

一方で、ベクターデータは数学的な数式で描かれているデータです。

「AI」や「SVG」などがこの形式に当たります。

ベクターデータは、どんなに拡大しても線がくっきりしていて、画像が劣化しません!

ロゴやシンプルなイラスト、シャープなラインを求めるデザインにはベクターデータがベスト。

ただし、色のグラデーションや写真のようなリアルな質感を再現するには少し不向きです。



アクスタ制作では、どちらを選ぶかが仕上がりに大きく影響します。

細かいイラストや写真を使いたいときはラスターデータクリアな線を重視したいときはベクターデータを選ぶと、思い通りのアクスタに仕上がりますよ!



解像度の重要性と適切な設定方法


アクスタ制作で忘れてはいけないのが「解像度」の設定!

解像度が低いと、せっかくのデザインがぼやけたり、細かい部分がきちんと表現されなかったりして、仕上がりに差が出てしまいます。

ここでは、アクスタ制作に適した解像度と、その設定方法についてお話します!



そもそも解像度とは?

まず、解像度は「dpi(ドット・パー・インチ)」で表され、これは1インチあたりにどれくらいのドットがあるかを示す数値です。

数値が高いほど細かく、美しい印刷が可能になります。

アクスタのような印刷物では、300dpiが基本の解像度とされています。

この数値で設定しておけば、細かいディテールもしっかり再現できるんです。


解像度の設定をしよう!

解像度の設定は、画像編集ソフトで行えます。

例えば、Adobe PhotoshopやIllustratorを使う場合、ドキュメント作成時に解像度を300dpiに設定しましょう。

もし72dpiのような低い解像度だと、ウェブ用の画像になってしまい、印刷には適さないので要注意です。


サイズに注意!

さらに、アクスタを作るときは、サイズにも注意しましょう。

例えば、10cm×10cmのアクスタを作るなら、ピクセルサイズはおおよそ1181×1181ピクセル以上が理想的です。

解像度が高ければ、仕上がりもきれいになるので、少し大きめのピクセルサイズで準備すると安心です。



解像度は、アクスタの仕上がりに大きな影響を与えます。

しっかり設定して、お気に入りのデザインを最高のクオリティで楽しみましょう!



RGBとCMYKのカラーモード選びのポイント


アクスタ制作で意外と重要なのが、カラーモードの選び方!

「RGB」と「CMYK」という2つのカラーモードがあり、それぞれ使いどころが異なります。

ここでは、その違いと選び方のポイントをわかりやすく説明しますね。



RGBとは?

まず、RGBについて。

RGBは「Red(赤)」「Green(緑)」「Blue(青)」の光の3原色を使ったカラーモードです。

パソコンやスマホのディスプレイで表示される画像はこのRGBモードで作られています。

RGBは、明るくて鮮やかな色が得意なので、デジタルなイラストや写真ではとてもキレイに見えます!


CMYKとは?

一方、CMYK「Cyan(シアン)」「Magenta(マゼンタ)」「Yellow(イエロー)」「Key(ブラック)」の4色のインクを使った印刷用のカラーモードです。

印刷する時には、デジタルなRGBからこのCMYKに変換する必要がありますが、ここで少し注意が必要です。

CMYKに変換すると、RGBで鮮やかだった色がくすんだり、少し暗くなってしまうことがあるんです。



なので、アクスタのデザインを作るときは、最初からCMYKモードで作業すると安心!

特に印刷用データを扱う場合は、CMYKで色の再現性を意識して作成することで、仕上がりの色がイメージ通りになります。

デジタル表示がメインならRGBでOKですが、印刷する際はCMYKモードを忘れずに!



透過処理が必要な場合のファイル形式の選び方


アクスタ制作で、背景を透過したいときに重要なのが、ファイル形式の選び方です!

透過処理が必要な場合、選ぶファイル形式によっては、うまく透過できないこともあるので注意しましょう。



PNG形式は透過可能!

まず、透過処理が可能な代表的なファイル形式は、PNG形式です。

PNGは、背景を透明にすることができるため、アクスタのように背景なしのデザインが求められる場合にぴったりです。

写真やイラストの一部だけを見せたいときに便利で、透明部分をきれいに表現できます。


PSDやAI形式も透過可能!

次に、PSDやAI形式も透過が可能です。

これらは、PhotoshopやIllustratorといった画像編集ソフトで使う形式で、編集途中のレイヤー情報を保持できるため、透明部分もそのまま残せます。

アクスタのデザインを細かく調整する際には、最終調整前までPSDやAI形式を使い、最終的にPNGに書き出すのが一般的です。


JPEGは透過に非対応!

逆に、JPEG形式は透過に対応していません

JPEGは背景を含んだまま保存されてしまうため、背景なしのデザインを作りたい場合には不向きです。

さらに、解像度は300dpi以上を設定し、RGBではなくCMYKモードで色を調整することで、印刷品質を保てます。

ついついJPEGを使ってしまうこともありますが、透過処理をしたいときには避けるのが無難です。



透過処理が必要なアクスタ制作では、PNGやPSD、AI形式を使って、クリアで美しいデザインを仕上げましょう!



まとめ

アクスタ制作でファイル形式を選ぶ際には、品質に大きな影響を与えるため、適切な形式選びが重要です。

基本的には背景を透明にできるPNG形式が推奨され、特に透明なアクリルに印刷する際に最適です。

また、プロ仕様ではAI形式(ベクターデータ)が好まれ、拡大縮小しても画質が劣化しない利点があります。

一方で、JPEG形式は背景透過ができず、画質も落ちやすいため避けるべきです。

さらに、解像度は300dpi以上を設定し、RGBではなくCMYKモードで色を調整することで、印刷品質を保てます。

ファイル形式の違いを理解し、最適な選択をすることで、アクスタ制作の仕上がりを美しく仕上げることができます。





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