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アクスタをきれいに保管したい!量別アクスタ保管術をご紹介



アクスタは、アニメやアイドルの定番グッズで「推し活」や「ヲタ活」には欠かせません。多くの種類やデザインがあり、アクスタをコレクションとして大量に持っている方も多くいるでしょう。

それと同時に

「アクスタをきれいに保管したい」
「保管するスペースが少ない」

などのお悩みを抱えてる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、アクスタをきれいに保管するための量別アクスタ保管術を紹介します。正しい保管方法で保管することにより、アクスタを長期間きれいな状態で維持できます。
ぜひ最後まで確認して、コレクションしたアクスタをきれいに保管するのにお役立てください。

■アクスタとは


アクスタとは、「アクリルスタンドの略」であり、アクリル樹脂で制作されたオリジナルグッズです。

アクスタは、アクリルが透明で美しく高級感があり、また軽量で丈夫なため、様々な用途で利用されています。例えば、店舗のディスプレイや展示会での製品展示、イベント会場での案内板、レストランやカフェでのメニュー表示など、見かけない日はありません。

またアクスタは、サイズや形状が豊富で、スタンドの高さや角度を自由に調節できるものもあり、用途や場所に合わせて自由にカスタマイズが可能です。さらにスタンド部分だけでなく、アクリル板そのものに印刷を施すこともできるため、オリジナルデザインを作成することもできます。



■アクスタの素材って何でできてるの?


アクスタは、一般的にアクリル樹脂と呼ばれるプラスチック素材から作られています。アクリル樹脂は、石油などの原料から作られる化学物質で、強度が高く透明度が優れているのが特徴です。

アクリル樹脂は、耐久性が高く加工性に優れているため、様々な形状やサイズのアクスタを作れます。また透明度が高いため、美しいデザインのアクスタを作ることも可能です。


■アクリル板のメリット・デメリット


こちらではアクリル板のメリット・デメリットを紹介します。

・耐候性に優れている
・衝撃に強い
・加工しやすい
・耐熱性が低い
・有機溶剤に弱い
・表面が傷つきやすい

それぞれ詳しく説明します。


▶耐候性に優れている

アクリル板は、耐候性に優れているため、長期間使用しても表面に劣化が少ないというメリットがあります。

紫外線に対して耐性があり、紫外線による変色や劣化が少ないため、屋外での使用に向いています。また雨や風、雪などの気候の影響を受けにくく、海や山などの自然環境にさらされる場合でも、劣化が少ないため、看板やディスプレイといった用途にも使用可能です。


▶衝撃に強い

アクリル板は、ガラスに比べて柔らかいため、衝撃を受けた場合に割れることが少なく、耐衝撃性に優れています。

一般的にアクリル板は、ガラスの10〜16倍もの衝撃に耐えることができます。アクリル板の表面が傷ついた場合でも、割れにくいため簡単に破損することはありません。
そのため、様々な分野で利用されています。例えば、建築業界では、耐震性を高めるための窓やバルコニー、手すりなどの防護システムに、自動車業界では、バンパーやヘッドライトカバーなどに使用されています。


▶加工しやすい

アクリル板は、切断、切削、曲げなど、自由に加工しやすいのが特長です。加熱することで、柔軟性が増し曲げやすくなるため、複雑な形状の加工や曲面の作成にも適しています。また彫刻刀などで掘り込み加工、レーザーカッターなどで彫刻することも可能です。

アクリル板の加工しやすいという特性は、様々な分野で利用されています。例えば、広告業界では、アクリル板をカットしたり、曲げたりして、看板やPOPを作成することがあります。またデザイン業界でも、アクリル板を加工して、オリジナルのアクセサリーやインテリアグッズを作成することが可能です。


▶耐熱性が低い

アクリル板は、耐熱性が低い素材です。一般的にアクリル板の耐熱温度は、60〜95℃程度とされています。これはアクリル樹脂が加熱すると軟化して変形しやすくなるためです。

そのため、アクリル板を加工する際には、温度管理に注意が必要です。例えば、アクリル板を切断する場合は、高速で回転する刃物で加熱しないように、適切な回転数や刃物の種類を選定する必要があります。

また、アクリル板を使用する際にも注意が必要です。例えば、熱湯や熱い飲み物を入れることはできません。また、直射日光や高温の場所に置くことも避けるべきです。これらの条件下で使用すると、アクリル板が変形したり、割れたりする可能性があります。
アクリル板は、耐候性や耐衝撃性に優れるなどのメリットがありますが、耐熱性については注意が必要です。


▶有機溶剤に弱い

アクリル板は、有機溶剤に弱い素材で溶剤に触れると軟化して変形する場合があります。有機溶剤がアクリル板に触れた場合には、変形や変色などの損傷が発生する可能性があるため、アクリル板を使用する際には、有機溶剤を扱う場所や有機溶剤の近くに置かないようにしましょう。 またアクリル板を清掃する場合には、溶剤系の洗剤を使用しないように注意が必要です。アルコール系の洗剤や水性の洗剤を使用しましょう。 正しい清掃方法や接着剤の選定を行い、有機溶剤に触れないようにすることで、アクリル板を長持ちさせることができます。


▶表面が傷つきやすい

アクリル板は、表面が比較的柔らかいため、傷つきやすい性質があります。例えば、アクリル板を清掃する際には、硬いブラシや研磨剤を使用すると、表面に傷がついてしまうことがあります。またアクリル板を運搬する際にも、他の物と接触してしまうと傷がつくこともあるでしょう。

アクリル板は表面が柔らかいため、傷つきやすいです。そのため、取り扱いには十分に注意する必要があります。清掃や運搬の際には、表面に傷がつかないように注意し、加工を行う際には、刃物や工具を適切に調整するなどの工夫が必要です。


■UVインクのメリット・デメリット


こちらではUVインクのメリット・デメリットを紹介します。

・変色が起こりにくい
・耐久性に優れる
・傷によって剥がれる

それぞれ詳しく説明します。


▶耐久性に優れる

UVインクは非常に強い耐候性を持っています。紫外線や熱、湿気、化学物質などの外部環境にさらされた場合でも、長期間変色や劣化することがありません。このため、UVインクを使用した印刷物は、屋外での使用にも適しています。

また、UVインクは乾燥が非常に早く、印刷物の表面に凹凸がないため、色あせや剥落の心配がありません。このため、UVインクを使用した印刷物は、摩耗や水濡れ、指紋や油分などの汚れにも強いと言えます。

さらに、UVインクは耐摩耗性に優れています。従来の印刷インクに比べて硬いため、印刷物がこすれても、表面の色や文字が剥げたりすることがありません。このため、UVインクを使用した印刷物は、長期間使用される製品や商材にも適しています。


▶傷によって剥がれる

UVインクは非常に硬くて強靭なため、摩擦や擦過に対して強い耐久性を持つ一方で、その硬さが原因で傷には弱い性質があります。
UVインクは表面が硬いため、物理的な衝撃には弱く、折ったり曲げたりするとインクにひびが入ることもあります。そうすると、ひび割れや背割れした箇所から、インクが剥がれる可能性が高いです。
傷には弱いため、UVインクを使用した印刷物を運搬する際には、傷がつかないように保護することが重要です。光や熱、化学物質などの外部環境に対しては強い耐久性を持っていますが、傷には弱いという特性があるため、適切な保管方法を選択することも大切です。


■アクスタ保管方法

アクスタは、素材が比較的柔らかいため、保管方法には注意が必要です。適切な保管方法を選択することで、アクスタを長期間美しい状態で保てます。

こちらでは、量別のアクスタ保管方法を紹介します。保管の際の参考にしてください。

▶大量のアクスタ向け保管方法

大量のアクスタにおすすめの保管方法は、以下のとおりです。

・収納ボックスに入れて保管
・ファイル・ジッパー付きケースで保管

それぞれ詳しく説明します。



収納ボックスに入れて保管

大量のアクスタを収納する場合、収納ボックスを使用すると便利です。以下はアクスタを収納ボックスで保管する方法です。

1.アクスタが収まるサイズの収納ボックスを用意します。収納ボックスのサイズは、アクスタの大きさや枚数に合わせて選びましょう。
2.アクスタを収納する前に、表面を水や中性洗剤で清潔に拭き取ります。汚れたまま収納してしまうことは、表面に傷がついたり、変色したりする原因の1つです。
3.アクスタを収納ボックスに並べて収納します。アクスタ同士が接触しないよう、スペースを十分に取りましょう。
4.収納ボックスにどのアクスタが入っているかを記載したラベルを貼ると、後で必要なときにすぐに取り出せます。
5.収納ボックスは、直射日光が当たらない場所や、風通しが良く湿気の少ない場所が適しています。また、収納場所は決まった場所にまとめて収納しておくと、必要なときにすぐに取り出せます。

アクスタを収納する際は、汚れや傷をつけないように丁寧に取り扱いましょう。また、定期的に収納ボックス内の状態を確認し、湿気やカビなどの異常がないかチェックすることも重要です。


ファイル・ジッパー付きケースで保管する

大量のアクスタをファイルやジッパー付きケースで保管することもできます。以下は、ファイル・ジッパー付きケースで保管する方法です。

1.大量のアクスタを収納するには、大きめのファイルやジッパー付きケースが必要になります。サイズや材質、色などは使用する場所に合わせて選んでください。
2.アクスタを整理して種類やサイズなどでグループ分けします。それぞれのグループをラベルなどで区別すると、必要なときにすぐに取り出せて便利です。
3.アクスタを収納する前に、表面を水や中性洗剤で清潔に拭き取ります。汚れたまま収納してしまうことは、表面に傷がついたり、変色したりする原因の1つです。
4.グループ分けしたアクスタを、それぞれのグループごとにファイルやジッパー付きケースに収納します。収納する際には、アクリルスタンド同士がこすれたり傷ついたりしないよう、適切な間隔を空けて収納するようにしましょう。
5.ファイルやジッパー付きケースを収納する場所が複数ある場合や、数が多くなってきた場合は、どのファイルやジッパー付きケースにどのアクリルスタンドが入っているかをラベルで管理すると便利です。

以上のように、ファイルやジッパー付きケースを使って、大量のアクスタを収納することができます。特に、保管場所が限られている場合には、こちらの方法が便利です。


▶少量のアクスタ向け保管方法

少量のアクスタにおすすめの保管方法は、以下のとおりです。

・アクリルフレームに入れる
・瓶に入れて飾る
・ディスプレイして飾る
・アクスタケースに入れる

それぞれ詳しく説明します。



アクリルフレームに入れる

少量のアクスタをアクリルフレームに入れて保管する方法については、以下のとおりです。

1.アクスタを保管するために、アクリルフレームを用意します。アクリル板は、割れにくく軽量なため、アクスタの保管に適しています。
2.アクリルフレームにアクスタを挟んで保管します。アクリルフレームのサイズは、アクスタのサイズに合わせて選びます。アクリルフレームにアクスタを挟む際には、力を入れすぎないように注意しましょう。
3.アクリルフレームにアクスタを挟んだら、収納するための場所を用意します。アクリルフレームには、フックや穴をつけることができるため、フックやピンで壁に取り付けたり、棚や引き出しに収納したりできます。

アクスタをアクリルフレームに入れた状態で保管する場合、アクリルフレーム同士がぶつかり合わないように注意しましょう。また、高温多湿の場所や直射日光のあたる場所には置かないようにし、風通しの良い場所に保管することが望ましいです。

アクリルフレームは、透明度が高くアクリルスタンドのデザインを引き立たせることができるため、オシャレな収納方法としても人気があります。


瓶に入れて飾る

少量のアクスタを瓶に入れて飾る方法は、以下のとおりです。

1.アクリルスタンドが入るサイズの瓶を選びます。瓶の形状は好みによって自由に選べますが、口が広くて手が入るものや、フタのついたものがおすすめです。
2.瓶をしっかりと洗って乾かします。瓶の内側が汚れている場合は、歯ブラシなどで丁寧に洗いましょう。
3.アクスタを1つずつ丁寧に瓶に入れます。瓶の中でスタンドが動かないように、ゆっくりと入れましょう。
4.瓶にアクスタを詰めたら、飾る場所に合わせてディスプレイします。瓶の中に花やリボンを入れたり、ラベルを貼ったりすることで、よりオリジナル感のある飾り方ができるでしょう。

瓶にアクスタを入れて飾ることで、小さなスペースでも簡単に飾ることができます。ただし、瓶が落下してしまわないよう、置く場所には十分注意しましょう。
ディスプレイのアイデアとして、インテリアに合わせた色の瓶を選んでみたり、瓶の中に入れるアクスタの種類を変えてみたりすると、さらに魅力的な飾り方ができます。


ディスプレイして飾る

少量のアクスタをディスプレイして飾るには、以下のような方法があります。

1.アクスタに取り付けられた穴を利用して、壁に直接取り付ける方法です。アクスタの形状に合わせて、取り付ける場所や配置を考えるとよいでしょう。 2.アクスタを棚に置いて、ディスプレイする方法です。棚の高さや配置を調整することで、より自分好みのディスプレイを実現できおすすめです。 3.アクスタを机の上に置いて、ディスプレイする方法です。机の上に置くことで、仕事や趣味のスペースに彩りを加えられ、目に留まりやすくなるでしょう。 4.似たような形や色のアクスタをグループ化してディスプレイする方法です。グループ化することで、より見栄えの良いディスプレイが可能です。 5.アクスタを照明の下に置くことで、より鮮明な色彩や輝きを引き出すことができます。照明の位置や明るさを調整することで、より魅力的なディスプレイが可能です。

以上のように、アクスタをディスプレイする方法はさまざまにあります。お部屋の雰囲気やアクスタのデザインに合わせて、また個人の好みに合わせて、最適な方法を選んでみてください。


アクスタケースに入れる

アクスタを保管するには、アクスタケースを使う方法があります。アクスタケースは、アクリル板でできており、透明で中身が見えるので、保管しているアクスタを見ることができます。

アクスタケースを使った保管方法は以下の手順です。

1.アクスタをきれいに拭き取りましょう。埃や汚れがついていると、保管中に傷ついたり汚れたりする可能性があります。
2.アクスタケースを用意します。アクスタケースは、アクリル板でできているので、アクスタと同じ素材です。サイズは、収納するアクスタの大きさに合わせて選びましょう。
3.アクスタをアクスタケースに入れます。アクスタを個別に入れる場合と、複数をまとめて入れる場合がありますが、傷つかないように入れることが重要です。また、アクスタケースに入れる前に、アクスタが完全に乾いていることを確認してください。
4.アクスタケースを閉じます。アクスタケースには蓋がついているので、しっかりと保管することが可能です。蓋を閉じたら、保管場所に置きます。

アクスタケースによっては、湿気や高温に弱いものもあります。そのため、保管する場所には注意が必要です。またアクスタケースに傷がつくと、透明度が損なわれる可能性があるため、取り扱いにも注意しましょう。


▶持ち運び重視で保管するならハードケース・ポーチに入れる

アクスタを外出先やイベントなどに持ち運びたいという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。持ち運びを重視するなら、アクスタを保護できる適切なケースやポーチに入れて保管すると良いでしょう。

ハードケースやポーチは、アクスタを保護するために最適な方法です。ハードケースは、頑丈で耐久性があり、アクスタを傷や衝撃から守ることができます。ポーチは、柔らかくて軽量で持ち運びが簡単であり、アクスタを傷から守ることができます。

選ぶ際には、アクスタのサイズに合わせたものを選ぶことも重要です。また、内部にクッション材を入れることで、衝撃を緩和することができます。

アクスタを保管する場合と同様に、ケースやポーチに入れる前に、アクスタを清潔にしてから収納することが大切です。また湿気の少ない場所に保管することをおすすめします。


▶大型のアクスタは梱包して保管

大型のアクスタを梱包して保管する場合は、以下の手順で行うことが一般的です。

1.アクスタのサイズを測定し、適切なサイズの段ボール箱を用意します。
2.アクスタに傷がつかないよう、発泡スチロールやクッション材などの保護材料を用意しましょう。
3.アクスタを保護材料で包み、箱の中に入れます。
4.アクスタが動かないよう、箱の中にクッション材などを詰めて固定しましょう。
5.箱の上部を閉じ、テープでしっかりと封をします。
6.どのアクスタなのかを明記したラベルを貼ります。

大型のアクスタは重量があるため、梱包した箱を移動する際には、複数人で持ち上げるか、適切な機器を使って運ぶことが重要です。梱包材がずれたり、箱が破損した場合には、アクスタが傷ついたり破損する可能性があるため、注意が必要です。


■まとめ

アクスタをきれいに保管する保管術について、紹介してまいりました。
アクスタを正しい方法で保管すると、長期間きれいな状態を維持でき、お気に入りのアクスタを長く楽しめます。
また保管方法によっては、「推し」のアクスタをより魅力的に飾ることができたり、さらにお気に入りの空間をつくったりすることもできるでしょう。
ぜひ、こちらの記事を参考にして、充実した「推し活」「ヲタ活」をアクスタとともに楽しんでください。

■その他のアクスタ印刷に関する詳しい記事はこちら

▶アクリルスタンドの白ベースとは?作り方まで詳しく解説
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