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等身大パネル印刷で失敗しない5つのポイント



等身大パネルを制作する際に、「どのように等身大パネルを印刷すれば良いのか分からない」「せっかく発注するのだから失敗したくない」という悩みを抱える方もいるでしょう。
今回は以下の内容について解説します。

・等身大パネルの基本
・等身大パネルの用途
・等身大パネルを印刷するステップとポイント

等身大パネルを印刷する際に気をつけるポイントを理解することで、理想通りの等身大パネルを制作することができるしょう。
今回は等身大パネルの概要や用途、等身大パネルを印刷するステップ、等身大パネルを印刷するポイントなどについて紹介します。


■等身大パネルの概要


街中でもよく目にする機会の多い等身大パネルですが、なにげなく目にしている分、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。実際に自分で制作するとなると、どこに意識を向けて作業すればいいのか難しく感じるかもしれません。
等身大パネルを制作する前に、適切な用途を理解しておくことで制作する際の失敗を未然に防げます。用途に沿ったパネル制作をすることがとても大切です。

それでは、等身大パネルの概要について見ていきましょう。


▶等身大パネルとは?

等身大パネルとは、人物やキャラクターの実際の大きさで制作された大型のパネルです。
実物と同じ大きさのパネルが設置されることで、強烈なインパクトを与え、見た人の興味を引くことができます。

実際の大きさで制作されるため、親近感が沸き、話題性の高さも期待できます。
店舗に設置する場合は、顧客の関心を引くことで会話のきっかけ作りとしてコミュニケーションツールとしても効果は高いです。
軽くて持ち運びが便利な高密度の発砲スチロール材(スチレンボード)に大型プリンターで印刷し、手軽に設置できます。

また、二つ折りにすることが可能なので、コンパクトに収納が可能です。
高密度の発砲スチロール材(スチレンボード)以外にも、屋外用に耐久性の高いアルミ複合版を使用した等身大パネルなど、使用目的によって素材は様々です。
いろいろな場面で活用できる等身大パネルは、SNS映えにも役立ち、一般の方が自主制作する場面も増えています。

▶等身大パネルの用途

店舗の入口やイベント会場で見かけることの多い等身大パネルですが、最近では「教育」「個人的なパーティー」「思い出作り」として一般の方が活用される場面も多くなってきました。
結婚式のウェルカムボードとして、新郎新婦の等身大パネルを設置する方も増えています。結婚式の当日は、ゲストが記念撮影に使用したり、インパクトが強いことから会話の話題にもなるでしょう。

また、博物館や展示会などでも使用されることが多く、現代では見ることのできない昔の製品をよりリアルに感じられる効果もあります。
企業の商品PRだけでなく、様々な場面で使用されることが多くなっていることがわかります。自分がどのような用途で制作するのかを知ることで、活用の幅が広がります。


店舗のアイキャッチパネル

店頭に等身大パネルが設置されているのを見たことがある方は多いのではないでしょうか。
普段はなにげなく通る道でも、大型のパネルが設置されることで興味を引く効果があります。
芸能人やキャラクターのデザインで制作することで、顧客の興味をより一層引きつけることができるでしょう。


記念品

等身大パネルは、結婚式や、個人的なパーティーでも使用されることが多くなっています。一般の方が制作して設置するのは、ゲストにとっても珍しく感じ、話題性も高いです。また、顔抜きパネルとして制作することでSNS映えの効果も期待できます。


教育の一環

教育の一環として等身大パネルを制作する方も増えています。例えば、子供の成長とともに等身大パネルとして残し、成長の過程を楽しむご家庭。夏休みの宿題として、子供に自分の背丈と同じ等身大パネルを制作させてみたりもできます。子供が大きくなった時に「こんなもの作ったよね」と思い出話に花を割かせるのも楽しみの一つです。


■等身大パネルを印刷するステップとポイント


等身大パネルを制作するにあたって、1つずつステップを踏むことが大切です。各ステップをポイントと共に明確にしていくことで、より魅力的な等身大パネルを作り上げることができます。

・ターゲットと目的の明確化
・設置場所の選定
・デザインの制作
・印刷業者の選定・発注
・納品・設置

各項目を知ることで、作業工程に迷うことなく進めることができます。
それでは、等身大パネルを印刷するステップとポイントについて見ていきましょう。



1. ターゲットと目的の明確化

等身大パネルを制作するにあたって、最初にターゲットと設置目的を明確にすることが大切です。明確化することで、実際に設置した際の効果が高まります。
また、等身大パネルの設置場所に訪れるターゲット層を明確にすることで、見た人の心に響かせることができます。例えば、子供連れが多く訪れる遊園地などに設置する場合は、子供サイズの顔抜きパネルを制作することで来園客の思い出作りにもなるでしょう。この時点で気を付けるべきポイントは以下になります。

・目的に合った素材を選ぶ

目的に合った素材を選ぶ
素材は目的にしっかり見合ったものを選びましょう。
例えば屋外用に長期的に設置しようとするパネルの素材を段ボールなどで作ってしまうと、雨が降って塗れたり強風で吹き飛ばされたりしてしまうことが予想されます。せっかく作ったものですからなるべく長く使いたいですよね、長く使うためにも目的に合った適材適所の素材をしっかりと選びましょう。



2. 設置場所の選定

ターゲットと目的を明確にしたうえで、次に重要なのが設置場所です。制作前に設置場所を決めておくことで、見た人にどれだけインパクトを与えられるかが決まります。
例えば、アイキャッチパネルとして制作したのに、店舗の片隅に設置してしまったら顧客の目に止まる回数が減ってしまいます。顧客の興味を引くために制作したのに、目にも止まらずに通りすぎてしまったらアイキャッチパネルとしての役目を果たせません。
事前に設置場所を決めて、設置後のイメージを掴んでおくことで、等身大パネルを活用した最大限のアピールが可能となります。

・設置場所に合った素材を選ぶ
・温度や湿度等に気を付ける
・設置していい場所か確認する


・設置場所に合った素材を選ぶ
等身大パネルを設置する場所によって使用する素材を選ぶことが大切です。設置場所が屋内か屋外なのかによっても、使用する素材が変わってきます。

一般的に、等身大パネルは高密度の発砲スチロール材(スチレンボード)に紙が貼り付けられて制作されているものが多いです。他にも、段ボールで制作される場合もあり、軽くて持ち運びに便利です。
これらは、雨風の影響を受けない室内用として多く活用されています。
屋外に等身大パネルを設置する場合は、店舗の看板などに多く使用されているアルミ複合版が使用されます。薄いアルミ版で発砲ポリエチレン樹脂を挟んでいるので、こちらも軽くて持ち運びは便利です。また、耐久性に優れているため、屋外に設置するのに最適な素材となります。


・温度や湿度などに気を付ける
等身大パネルの素材によっては温度や湿度の影響で反りが出る可能性や表面にシワが発生してしまう可能性があります。そうなると折角のパネルが台無しになるだけでなく集客などにも悪影響が及んでしまいます。屋内であれば照明器具・電気器具などに、屋外であれば直射日光などを避けるよう気を付ける様にしましょう。


・設置していい場所か確認する
等身大パネルを設置するうえで見落としがちなのが、そもそも設置していい場所なのかどうか。
公共の場所やイベント会場等に設置する場合は、屋外用設置にあたり申請が必要になるケースがあります。トラブルにならないためにも、等身大パネルを設置していい場所なのか、先に市区町村に確認してから設置するといいでしょう。



3. デザインの制作

等身大パネルの制作において、欠かせないのがデザインです。目的や設置場所に沿ったデザインを意識することで、より魅力的なパネルが完成します。 商品のアピールとして制作するパネルであれば、一瞬で目を引く奇抜なデザインが大切なポイントとなります。また、観光地や公園などの記念撮影用は、親しみやすい雰囲気を出すことで、撮影意欲を掻き立てるでしょう。
設置場所に訪れる人の目的を明確にしたうえで、その場の雰囲気に合ったデザインを考慮することが重要なポイントとなります。

・著作権に考慮する
・デザインを考察する
・正面から平行に撮影された画像でないと違和感がでる
・画像の解像度が高くないと粗くなる


・著作権に考慮する
等身大パネルに印刷する際には、印刷する画像や文章が著作権者の権利によって保護されているかを確認することが必要です。著作権者の許諾なしに使用することは法律で禁止されています。
また、印刷する画像や文章を購入した場合でも、一定の使用制限が存在することもあります。印刷目的に合った使用許諾を取得することが重要です。
以上から、等身大パネルを印刷する際には、著作権に配慮することが重要であることがわかります。
印刷する画像や文章が著作権者の権利によって保護されているかを確認し、必要な使用許諾を必ず取得しましょう。著作権に配慮することで、他人の権利を侵害することなく、問題のない等身大パネルを作成することができます。


・デザインを考察する
等身大パネルを制作する目的を明確にしたうえでデザインを考慮することがとても重要です。店舗の愛キャッチや観光地PR、思い出作りなど様々なシーンに合わせてパネルの雰囲気が変わってきます。
例えば、観光地のPRとして使用するのであれば、皆さんも目にしたことがある「顔出しパネル」です。顔の部分はくりぬかれていて、記念撮影スポットとして大活躍でしょう。
また、アイキャッチパネルとして使用するのであれば目立つデザインにすることが大切です。芸能人の実物大に、敢えてはみだすように文字を入れたり、吹き出しとして伝えたい内容を入れ込むのも効果的でしょう。
このように、設置場所や伝えたいメッセージによってデザインを考慮することで、見た人により魅力を感じてもらうことができます。デザインを考えるためには、まず使用する場所のイメージや目的を明確にすることがポイントとなります。


・撮影の角度にこだわる
デザイン自体の素材となる画像は正面から平行に撮影されたものを選びましょう。横からだったり平行でなかったりすると、最終的な仕上げも同様に歪んでしまったり曲がったりしたものになってしまうため、素材となる画像はしっかりと正面から平行に撮影されたものにしましょう。


・画像の解像度に気を付ける
素材となる画像の解像度は高解像度のものを選びましょう。例えスマートフォンやパソコンなどで見たときにぱっと見は綺麗でも、それがパネルになったときは拡大され引き伸ばされた状態になってしまうため仕上がりが悪くなってしまいます。
なのでなるべく高解像度のものを選ぶよう、しっかり確認もしておきましょう。



4. 印刷業者の選定・発注

等身大パネル制作の最終段階に印刷業者の選定があります。信頼して発注ができる印刷業者を決めることで、こだわって制作したデザインを綺麗に印刷できます。
また、発注するにあたって気にするべき点が料金面です。制作前に予算を決めておくことで、印刷業者選定もスムーズに行なえるでしょう。
候補にあがった印刷業者の特徴や印刷技術を調べてから発注をかけるようにすることで、等身大パネル制作で失敗を防ぐために重要です。

・事前に納期を確認する


・事前に納期を確認する
印刷業者に発注をかける際に気にするべきポイントとして、発送と納品の日程です。実際に使用する日に納品が間に合わなかったということが起こらないように、発注の時点で発送日や納品日を明確にしておくことが大切です。 余裕をもった発注をすることで、事前に納期を確認できます。納品されたものが注文した内容とズレがないか確認する時間も含めて、印刷業者と事前にやり取りすることが大切です。


・印刷業者への発注
等身大パネル制作の過程で、使用する素材やサイズ、デザインを明確にした次のステップが印刷業者への発注です。納得のいく仕上がりにするために、信頼できる印刷業者を選ぶことが重要なポイントとなります。
まず、自分が使用したい素材やサイズを取り扱っている業者であることを確認します。そのうえで、印刷技術や、デザインの再現性の高さなどを考慮しましょう。
web検索をすれば、等身大パネル印刷を取り扱っている印刷業者がたくさんでてくるので、業者のホームページを見るだけでは選びにくい部分も正直あります。口コミや評判などを自分で確認することで、信頼できる業者なのかを見極めることも可能です。
料金面で気になることなどあれば、業者に問い合わせてみるのもおすすめです。納得のいく発注ができるように、信頼できる印刷業者を選びましょう。



5. 納品・設置

印刷業者に発注をかけたら、あとは現物が届くのを待つだけです。届いた等身大パネルが注文通りに印刷されているかを確認したうえで、設置場所に展示します。

設置するうえで以下の点を注意しましょう。

・通行人の邪魔になっていないか
・屋外に設置する場合は、風で飛ばないように固定
・雨風の強い日は屋外の設置を避ける
・熱が強く伝わる照明などの下に長時間設置しない
・厚紙や段ボール素材のパネルは屋外に設置しない

大きなパネルなので、通行の妨げにならないか、風で飛んでしまわないかなどを考慮して設置することで、未然にトラブルを防げます。実際に使用開始する前に、テストで設置してみるのがおすすめです。



■まとめ

このように等身大パネルは印刷する際に押さえておくべきポイントが5つあります。
等身大パネルを制作に失敗しないためにも是非上記の点に気をつけてください。
そして、より完璧な等身大パネルを作るためには、質の良い印刷企業を選ぶことが大切なポイントです。
品質や自分の感じたデザイン性を十分に発揮するために、信頼できる印刷業者を選んでくださいね。

この機会にぜひ等身大パネルを制作してみてはいかがでしょうか。



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