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印刷用語 検索数ランキング2025(1月~3月)

印刷用語辞典 検索ランキング2025


ビジプリの運営する『印刷用語辞典』は4000語以上を収録する印刷業界最大級の印刷用語辞典です。 このランキングはこれらの用語の『検索結果への表示回数』を元に算出されたトレンドワードランキングです。
印刷業界や、その周辺の環境におけるトレンドワードを把握する事ができるジェネラルなワードランキングとなります。


集計期間
2025年1月1日
2025年3月31日
対象用語
4036用語
集計
株式会社ビジア



印刷用語検索数ランキング2025(1月~3月)から読み取れる特徴

今回のランキングでは、印刷業界における検索傾向がより実務的・現場志向へとシフトしている様子が見受けられました。
2024年の検索数ランキングと比較しても、検索ワードにおける偏りが少なく、多様な工程・用語への関心が分散されている点が大きな特徴です。
特に『現場実務とデジタル対応の両立』を意識した用語が目立ち、印刷業界の変化と広がりが読み取れます。


1. 実務直結の用語が多数ランクイン

2025年版では「誤植」「凡例」「伏せ字」「ハードコピー」など、制作現場や出力段階で直接関わる用語の検索数が非常に多くなりました。

2024年は「校了」「見出し」などの基礎知識系が上位を占めていましたが、今年はより具体的・実践的なワードが注目されています。

これは、実際に印刷工程に携わる現場担当者が積極的に情報を検索している傾向を示しており、OJTや独学のニーズが高まっていることの証左といえるでしょう。


2. デジタル技術との融合傾向は継続

「ハードコピー」「ソフトコピー」「PDL」「UVプリンター」「データフィード分析」など、今年もデジタル関連用語が多くランクインしました。

2024年に見られた「Labカラー」などの専門的色空間用語に代わり、より実用的なデジタル出力・処理技術に関連した語が増えた点が印象的です。

これにより、印刷工程のデジタル化が進む一方、デジタル運用が実際の現場で活用されていることが明確になってきました。


3. 細分化された専門用語の注目度が上昇

「傍点」「版下」「面付け」「プラテン」「埋草」など、2025年は業界内でもより専門的な用語に対する検索が増加しました。

これらは特に印刷の中間工程・加工プロセスに関する知識であり、工程管理や仕上がり精度への関心が反映されていると考えられます。

この傾向は、クオリティを重視する顧客対応や、印刷物の差別化ニーズが高まっている背景を物語っています。


4. レトロ・古典的な用語への一定の関心も継続

「もぐり」「ゲラ」「清刷り」「裏打ち」など、2025年も懐かしい印刷文化を感じさせる用語がランクインしています。

2024年と同様、これらの語の検索需要は、アナログ技術への回帰や再評価といった潮流とも重なっており、
専門学校や資料作成の一環としての検索も想定されます。


5. 仕上がり・デザイン演出系の用語が安定した人気

「白抜き文字」「ビネット」「ヒッキー」「箔押し」「アンダーライン」など、印刷物の見た目や仕上がりを左右するワードも引き続き人気です。

これらは特にデザイナーや広告・販促関係者からの検索が多いと考えられ、見せ方や質感への関心が強くなっていることを示しています。

視覚的なインパクトが求められる印刷物において、技術用語と表現用語の両面での理解が求められている状況といえるでしょう。



印刷用語検索数ランキング2025(1月~3月)の活用方法

今回のランキングは、2024年版と比べてもより実務的かつ応用的な情報収集が進んでいることを示しており、
教育・研修、マーケティング、商品開発の各分野において高い活用価値を持っています。


1. 現場向け教育・OJT資料への応用

今年のデータは特に現場作業に直結する内容が多いため、現場担当者や新人スタッフへの教育に非常に適しています。

用語の基礎解説に加え、図解やチェックリスト形式に展開することで、現場での活用性が一層高まるでしょう。


2. SEOや記事コンテンツ強化のベースに

検索数上位ワードを基にした解説記事、ノウハウ提供ページの整備は、SEO対策としても有効です。

特に「伏せ字」「版下」「ゲラ」などの用語はトレンド性とニッチ性を兼ね備えており、
業界のコアユーザーへのリーチが期待できます。


3. サービス改善・提案資料として活用

「UVプリンター」「両面印刷」「丁合機」などの具体的な機器・設備名が含まれるワードは、
営業活動や商品開発に直結するニーズ分析に活用可能です。

ランキング結果を踏まえて、設備導入の訴求や加工オプション提案を行えば、顧客ニーズに刺さる提案が可能になるでしょう。



印刷用語検索数ランキング2025(1月~3月)

順位用語表示回数
1位誤植69,298回
2位凡例60,287回
3位ハイフン35,959回
4位明示28,266回
5位伏せ字26,293回
6位ハードコピー17,155回
7位校了14,875回
8位剥離14,289回
9位版下13,829回
10位見開き13,483回
11位ブランク12,692回
12位見開きページ12,626回
13位DPS11,848回
14位補色11,787回
15位バーニング11,095回
16位傍点9,833回
17位発行日9,603回
18位ページネーション9,522回
19位プラテン9,099回
20位ブックレット8,599回
21位マイラー8,560回
22位もぐり8,241回
23位ゲラ8,197回
24位リーフ8,032回
25位マッピング7,880回
26位読み合わせ7,681回
27位アイマーク7,618回
28位ベタ7,455回
29位責了7,026回
30位本紙6,793回
31位白抜き文字6,681回
32位ライナー6,570回
33位余白6,534回
34位レジストレーション6,394回
35位乱反射6,364回
36位クリアランス6,170回
37位四つ折り6,167回
38位小見出し6,108回
39位レジスト6,070回
40位ビネット6,035回
41位レタリング5,916回
42位ユニコード5,837回
43位リサイズ処理5,769回
44位ブリード5,727回
45位ラベル5,588回
46位裏表紙5,379回
47位フルカラー5,346回
48位ハーフトーン5,274回
49位5,256回
50位ペーパーベース5,146回
51位改行5,135回
52位ピッチ5,111回
53位パブリックドメイン5,001回
54位図版4,991回
55位バッキング4,938回
56位両面印刷4,936回
57位パラ4,779回
58位シフトJISコード4,773回
59位底本4,584回
60位追込み(追い込み)4,486回
61位枚葉印刷4,470回
62位ラフスケッチ4,422回
63位面付け4,395回
64位羊皮紙4,368回
65位ヒッキー4,354回
66位判型4,353回
67位校正刷り4,331回
68位エンボス加工4,328回
69位表紙4,195回
70位画像合成4,131回
71位デラミネーション4,130回
72位後書き4,086回
73位レベリング4,062回
74位落丁4,025回
75位目合せ4,019回
76位前付け4,016回
77位改版3,918回
78位上付き文字3,837回
79位分解能3,794回
80位箔押し3,747回
81位スプーリング3,577回
82位白抜き3,536回
83位横目3,527回
84位ワニス3,467回
85位未晒(さらし)パルプ3,440回
86位PDL3,435回
87位丁合機3,426回
88位UVプリンター3,404回
89位製函3,396回
90位ぶっこ抜き3,344回
91位遊び紙3,326回
92位ソフトコピー3,303回
93位袋文字3,301回
94位上がり3,294回
95位埋め草3,270回
96位アンダーライン3,266回
97位イタリック体3,257回
98位ハトロン紙3,230回
99位字づら3,186回
100位ドライフィルムレジスト3,175回

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まとめ

印刷用語検索数ランキング2025(1月〜3月)は、現場実務の関心の高まりやデジタル技術の浸透、さらには専門性の深化を如実に示す結果となりました。
ランキング上位には、印刷工程に直結する用語やデジタルとアナログの両面を反映した語が数多く含まれており、
印刷業界の実践的・多層的な変化が浮き彫りになっています。

2024年と比較しても、用語の幅が広がり、より現場志向・応用重視の検索傾向が強まっているのが特徴です。
このランキングを活用することで、印刷関係者が学習や業務改善に役立てるだけでなく、教育・マーケティング・サービス開発といった多様な領域での展開も期待されます。

今後もこうした検索傾向の変化を継続的に分析していくことで、印刷業界のニーズを的確に捉え、価値ある情報発信や提案活動へとつなげていくことが求められます。


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