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イラストで等身大ポスターを作るコツを紹介



1. イラストで等身大ポスターを作るコツを紹介


イラストで等身大ポスターを作りたいと考えてはいませんか?この記事では、イラストで等身大ポスターを作る際の流れ、印刷会社に注文する場合のポイントについて解説します。



2. 等身大イラストポスターが活躍するシーン


等身大イラストポスターは近年人気のため、さまざまな場所で活用されています。


イベント会場

展示会やイベントのブースで、キャラクターや企業マスコットの等身大ポスターを設置することで、遠くからでも目を引く効果があります。来場者との記念撮影スポットとしても活用でき、SNSでの拡散効果も期待できます。


商業施設や店舗前看板

店舗の入り口付近に設置することで、通行人の注目を集め、来店のきっかけを作ります。キャラクターやマスコットを使用することで、親しみやすい雰囲気を演出し、店舗のイメージアップにも貢献します。


サービス案内

新しいサービスの案内や説明を、キャラクターを用いて分かりやすく伝えることができます。等身大サイズのインパクトで、情報を効果的に伝達でき、サービスの認知度向上にもつながります。


商品告知

新商品のPRや販促活動において、商品のキャラクターやマスコットを等身大で演出することで、強いインパクトを与えます。商品の特徴や魅力を視覚的に印象づけることができます。


観光地

観光スポットやテーマパークで、キャラクターやマスコットの等身大ポスターを設置することで、写真撮影スポットとして活用できます。観光客の思い出作りをサポートし、施設の魅力をより一層引き立てることができます。


個人でのイベント

結婚式のウェルカムボードや誕生日パーティーなど、プライベートイベントでオリジナルイラストの等身大ポスターを活用できます。会場の装飾や記念撮影スポットとして、イベントを特別なものにします。



3. イラストでも等身大ポスターは作れる?


等身大ポスターは写真だけでなく、イラストでも作成することが可能です。


イラストでも等身大ポスターを作ることは可能

イラストを等身大ポスターにする場合、デジタルイラストやアナログイラストをスキャンしたデータなどに対応できます。専門の印刷会社に依頼することで、高品質な仕上がりを実現できます。


高解像度のイラストデータの準備が必要

印刷用のイラストデータは最低でも300dpi以上の解像度が必要です。等身大サイズに拡大されても粗さが目立たないよう、制作段階から大きなサイズで作成することが重要です。


サイズの制限について

最大印刷サイズは印刷機器によって制限があり、一般的な等身大ポスターでは横900mm×縦1800mm程度が標準サイズとなります。それ以上の大きさが必要な場合や、複数の人物が描かれたイラストの場合は、分割して印刷する方法となる可能性があります。


印刷とデジタルの色の違いを理解する

デジタルで作成したRGBデータのイラストの色は、印刷時にCMYKに変換する必要があります。
RGBとは光の三原色(Red、Green、Blue)を組み合わせて色を表現します。ディスプレイやスマートフォンなど、デジタル機器での色の表示に使用されます。

CMYKは印刷用のインク(Cyan、Magenta、Yellow、Key black)を組み合わせて色を表現する方法です。

そのため、パソコン上のデータを印刷する場合、特に以下の色は注意が必要です。


  • ・蛍光色や金属色は表現が難しい
  • ・青や緑の彩度の高い色は、くすんで見える傾向がある
  • ・非常に明るい色は正確に再現できない場合がある
  • ・重要な色は、事前に色校正を行うことがおすすめ


ビジプリではA4サイズなど、お好みのサイズでの色校正が可能です。データがどのような色で印刷されるかを、実際に見て確認できます。
色校正についてはこちらから



4. イラストで等身大ポスターを作る時の流れ


イラストで等身大ポスターを作る際の流れを説明します。


使用シーンを考える

設置場所や使用期間、目的に応じて仕様を決定します。店舗のディスプレイなら耐久性のある素材を、イベントでの使用であれば、強い照明の有無や視認性も考慮して、最適な仕上がりを検討します。

等身大ポスターに人気の用紙は、発色が良く耐久性がある合成紙です。加工は、照明が強い場所では反射を抑えるマット加工が人気です。光沢が抑えられることで、等身大ポスターの視認性が良くなります。等身大ポスターに華やかな光沢を持たせたい場合は、グロス加工がおすすめです。


デザインの準備

解像度のイラストデータを用意します。
等身大に拡大されても粗さが目立たないよう、最低でも300dpi以上の解像度が必要です。背景処理や全体のレイアウトを考慮し、設置場所での見え方を想定したデザインを作成します。


印刷業者に依頼する

印刷会社に注文し、データを入稿します。
印刷会社では入稿データのチェックを行います。データ確認後、承認をすれば印刷工程に進みます。このタイミングで確認の連絡が入ることがあります。
確認ができない場合、作業工程が止まってしまう可能性もあるため、スムーズに連絡が取れる連絡先を伝えておきましょう。


印刷後の受け取りと設置

完成した等身大ポスターは、店頭受け取りや配送で受け取ることができます。
設置時は傷や汚れに注意し、人の目線や動線を考慮して最適な場所に配置します。照明との位置関係も確認し、効果的な見せ方を工夫しましょう。



5. イラストで等身大ポスターを作る際の注意点


イラストで等身大ポスターを作る場合は、以下のポイントに注意が必要です。


高解像度でも小さすぎると印刷できない

等身大ポスターの印刷には300dpi以上の高解像度データが必要ですが、元のイラストサイズが小さいと、拡大時に画質が粗くなってしまいます。イラストは実際の印刷サイズを想定し、十分な大きさで制作することが重要です。特に細かい線や文字は拡大時に荒れやすいため注意が必要です。


設置場所に合わせて紙やインクを選択する

屋内用なら顔料インクと光沢紙や半光沢紙の組み合わせが、発色が良くおすすめです。


屋外で使用する場合は耐候性のある溶剤インクとPETやターポリンなどの素材を選ぶ必要があります。設置環境に応じて適切な素材とインクを選択することで、長期間美しい状態を保つことができます。


著作権

他者のイラストやキャラクターを使用する場合は、必ず著作権者の許諾を得る必要があります。商用利用の場合は特に注意が必要で、使用条件や期間について明確な契約を交わすことが重要です。

自作のオリジナルイラストの場合は著作権者が自分となります。著作権表示(コピーライト表示)を入れることも可能です。著作権表示は、イラストの目立たない部分に「© 作成した年 著作権者の名前」で記載します。


手足の先まではいった全身のイラストを用意する

等身大ポスターでは、人物やキャラクターの全身が自然な比率で表現されることが重要です。手足の先端まで含めた全身のイラストを用意し、実際の設置時の見え方を考慮してポーズや構図を決める必要があります。


設置場所を考えてデザインする

設置場所の照明条件や視認距離を考慮してデザインを決める必要があります。遠くからでも視認できるよう、重要な要素は大きめにし、文字のサイズや配色にも気を配ります。また、周囲の環境との調和も考慮し、効果的な見せ方を工夫することが重要です。


データの入稿方法を確認する

印刷会社へのデータの入稿方法は、印刷会社ごとに異なります。入稿方法に関するルールを事前に確認し、指定の内容で保存、送信することがトラブルを防止することにつながります。


印刷に関する不明点は印刷会社に問い合わせる

等身大ポスターを印刷会社に注文する場合は、注文する前に不明点を問い合わせておくことがおすすめです。仕上がりがイメージと違うなどのトラブルを避けることができます。



6. まとめ


イラストで等身大ポスターを注文する方法について解説しました。等身大ポスターを使用する目的や使用する場所などを考慮して、サイズや用紙、表面加工を選ぶことがポイントです。


注文する際に、等身大ポスターの用紙や加工に迷った場合は、使用する場所、期間、目的などを決めて相談すると、適切な組み合わせが分かるためおすすめです。


ビジプリでは、24時間いつでも電話での問い合わせが可能です。用紙、サイズ、加工などの不明点、納期、見積もりの確認など、お気軽にお問い合わせください。お電話で注文することも可能です。
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