ポスターの一般的なサイズって?ポスターの用途とサイズの関係性を徹底解説
ポスターは、広告やプロモーション、アート作品でもよく使われる印刷物です。
実は、ポスターにはさまざまなサイズがあって、それぞれに適した使い方があります。印刷を専門にしている私たちからすると、ポスターの用途や設置場所に合わせたサイズ選びは、とても重要なポイントなんです。
例えば、どこに貼るのか、どのくらいの距離から、どのような人に見てもらいたいのかで、最適なサイズが変わってきます。でも、普段はあまりサイズのことを気にしていないですよね?
そこで今回は、ポスターの一般的な比率と、それぞれの用途にぴったりのサイズを詳しく解説します。
ポスターのサイズの一覧を見る
ポスターサイズは「A判」「B判」という2つの規格があり、それぞれに特徴があります。
A判は国際的に標準とされるサイズで、縦横の比率は、人間が美しいと感じる白銀比です。白銀比とは、縦横がほぼ「1:√2(1.414)」の比率になっていることを指し、日本の歴史的な建築物にも使用されています。そのため、黄金比(1:1.618)よりも日本人になじみのある比率です。B判は、A判よりも少し大きめのサイズ感が特徴で、こちらも白銀比を採用しています。これらのサイズは、広告や展示会の掲示物、インテリアアート、イベント告知など、幅広い用途に対応しています。
■A0サイズ
A0サイズのポスターは、横が841mm、縦が1189mmとかなり大きいサイズです。イメージしやすくするために身長170cmの人と比較すると、頭からひざ下あたりまで、隠れる大きさです。ポスターを床に接する位置に掲示した場合は、胸元までの高さがあります。A0ポスターの横幅は一般的な室内ドアの横幅(793mm)を覆うほどのサイズで、その存在感は圧倒的ですね。
大きなイベントや展示会でこのA0サイズのポスターを使うと、人間よりも目立つディスプレイになって、遠くからでもかなりインパクトを与えられます。情報を多く伝えられることが、A0ポスターの大きな魅力です。
A0ポスターの用途は?
A0サイズのような大きなポスターが適している用途は、「屋外」や「大規模な施設」での掲示や「不特定多数の人にアピールする場合」です。A0サイズのポスターは、商品やサービスの個人の認知度を「0」から「1」に変える効果や、「多くの人が知っている商品」という付加価値を商品に与えます。
▶駅構内
駅構内は、子どもから高齢者まで、多くの人が行き交う場所です。大都市の駅は、混雑を緩和するために、通路など施設全体に広大なスペースが確保されています。駅を利用する人のほとんどが、明確な目的地を目指して足早に通路を進みます。このような場所では、離れた場所から見ても、情報を読み取れるA0のポスターが効果的です。
例えば、駅構内を歩いているときにA0ポスターが視界に入ると、それまで知らなかった商品やサービスを「知る」ことになります。ポスターを見た後に興味を持って、電車内やホームで検索する人もいれば、後日、商品やサービス選びの際に広告ポスターで見た情報を思い出す人もいるでしょう。それらの記憶が、購入のきっかけとなる可能性があります。自然に視界に入ることや、限られた情報を数秒で伝えることに優れたポスターです。
▶屋外用商業広告
店舗の入口などに掲示される屋外用A0ポスターは、路上を行き交う人へのアピールとなります。飲食店であれば、魅力的な料理やデザートの写真を掲載することで、興味を引くことができます。A0ポスターでは、店舗の外観を見ただけではわからない取扱商品や、サービス内容を写真で訴求することが可能です。
▶展示会
広い展示会場で多くの人をブースに呼び込むには、ブースから離れて歩いている人に積極的にアピールする必要があります。来場者が会場を見渡したときに、認識しやすいA0ポスターは、ブースの演出に適しています。
▶ショッピングモール
魅力的な店舗が集まっているショッピングモールでは、A0サイズのポスターは看板の役割を持ちます。サイズが大きいため、店舗前の通路や離れた場所を歩く人に、店舗の雰囲気や商品をアピールできます。インパクトがあるため、セール告知に使用するケースも良く見られます。
▶学会ポスター
A0サイズのポスターは、学会ポスターとして詳しい情報を伝達する用途にも使用されます。学会のポスター発表では、研究成果を発表する人と発表を聞く人が対面で情報交換します。その際に、学会ポスターに記載された研究成果を指し示しながら説明するため、広いスペースが活用できるA0サイズが使用されます。
A0ポスターをデザインする際の注意事項
A0サイズは、解像度に注意が必要です。印刷サイズが大きいため、おすすめの解像度は150dpi~300dpiとなります。デザインがシンプルな場合は150dpi、ポスターに近づいて読むことを想定したスペースが含まれる場合は、300dpiを目安にすることが推奨されます。
A0を活かした学会でポスターの事例
お客様の声
今回初めて注文しましたが、印刷はとても綺麗で想像以上の仕上がりでした。肌ざわりもサラサラで、紙質へのこだわりも感じてとても気に入りました。見に来てくださった学会員の方にもポスター用紙の質を褒められ、ビジプリを紹介させていただきました。 今回のポスター発表では、内容が文章やグラフ、挿絵のみであったため、光沢までは必要なく、半光沢を選択してみました。発色もツヤ感も丁度よく、図やグラフがメインの場合はこちらを選択しておけば間違いないなと思いました。
■A1サイズ
A1サイズは、横が594mm、縦が841mmです。A0の半分のサイズですが、存在感があり商業広告のポスターによく使用されます。身長170cmの人と比較すると、上半身が隠れる程度の大きさです。広い施設や通路など、見る人とポスターの距離が離れていても、ポスター自体のサイズが大きいため内容を読み取りやすいことが特徴です。
A1ポスターの用途は?
A1サイズのポスターは、遠くから見て目立つだけでなく、ある程度近い位置で見ることにも適したサイズです。A0よりも比較的見る時間が長く、読み取れる情報の量が多いことが特徴です。
▶ショッピングモール
ショッピングモールでは、店舗の入口近くに置かれるスタンド看板などに使用されます。飲食店のメニューや期間限定商品の案内、小売店のセール告知、新商品の広告など、汎用性の高いサイズです。店舗から離れた場所を歩いている人にアピールするために、シンプルな構成にするものや、店舗入り口で足を止めてもらうために、情報を多くするものがあります。
▶店舗の屋外看板
スタンドを使用して店舗の屋外看板などにも使用されます。ポスターを入れ替えることで、セールやフェア、臨時休業の告知などにも使用できるため、固定された看板よりも、活用の幅が広いことが特徴です。店舗入り口の演出にも役立ちます。路上を歩く人の視界に入りやすい大きさです。
▶施設案内
映画館、病院、教育機関、自治体などの施設内にある、案内図などにも使用されます。施設全体と現在地の把握に役立ちます。
A1ポスターをデザインする際の注意事項
A1サイズで、ポスターの主要な内容を読むことを想定する場合は、文字の大きさがポイントとなります。大きなポスターを離れた場所から見て興味を持った人が、情報を読み取るとき、文字の大きさがすべて同じだと読みにくく感じます。そのため、ジャンプ率と呼ばれる、文字の大きさの調整が必要になります。意図的に主要な文字を大きく、日時など付随する情報を小さくします。
A1を活かしたLED看板の事例
お客様の声
■A2サイズ
A2サイズは横が420mm、縦が595mmです。身長170cmの標準的な体型の男性の肩幅が、45cm程度のため、肩幅よりも少し小さいサイズのポスターです。ポスターの手前1m程度の至近距離に立っても、ポスター全体が目に入ります。見る人とポスターとの距離が近い場所が適しており、飲食店の個室の壁面などで使用すると効果的です。また、アイドルやアニメキャラクターなど、趣味や推し活にも適したポスターサイズでもあります。
A2ポスターの用途は?
A2サイズのポスターは、おもに一般的な店舗で広告に使用されます。レジ横や壁面の演出、お得な情報、おすすめの商品などの告知に使用されます。ポスターを店内など近くで見ることを想定しており、比較的小さな文字も読めるため、主要な情報のほか詳細情報が記載されることもあります。
▶ショップ
店舗の雰囲気を演出するためのポスターやセール告知、新商品の販促ポスターなどに使用されます。A2サイズのポスターは、あまりスペースを取らないため、店内通路、壁面、陳列棚付近など掲示できる場所が多いことが特徴です。店舗入り口やマネキンの横などにおしゃれなイーゼルスタンドを使用して掲示されます。
▶居酒屋
おすすめメニューや飲み放題コースの案内などを壁面に掲示する際に使用します。個室や席の近くに掲示でき、自然に視界に入ることから、客単価の向上に役立てることができます。居酒屋ではテーブルに料理が並ぶと、大きなメニューを開くスペースがなくなるため、壁面のポスターが効果的です。また、居酒屋らしい活気や季節感を演出できます。
▶レストラン
レストランでは、ランチメニューや季節限定のデザートなどをアピールできます。料理の待ち時間などに、自然に目に入るポスターは注文点数のアップにつながります。レストランやカフェでは、店舗入り口にイーゼルスタンドを使用して掲示するケースも多く見られます。絵画を描くときにも使用するイーゼルスタンドは、おしゃれな雰囲気を持っていることから、人気があります。
▶告知
セールやイベント、リニューアルオープン、休日のお知らせなど、店舗の告知や自治体のお知らせなどに使用されます。開催期間や時間など、ある程度まとまった情報を伝える役割を持ちます。
A2ポスターをデザインする際の注意事項
A2サイズでは、記載された内容を的確にアピールする必要があります。そのためフォントと文字サイズがポイントになります。主要な情報であるタイトルなどは、はっきりとした太めのフォントで、文字サイズは80~150ポイント程度が目安です。日時などの情報は30~60ポイント、補足程度の情報は20ポイントなど、文字の大きさを分けます。
A2を活かした作品の展示会の事例
お客様の声
■A3サイズ
A3は、横297mm、縦420mmです。一般的な書類に使用されるA4のコピー用紙2枚分のサイズです。用紙の長辺が身長170cmの男性の肩幅より少し短く、短辺が30cm未満となるため、かなりコンパクトなサイズです。おもに一般的な告知などに使用されます。
A3ポスターの用途は?
A3サイズのポスターは、限られたスペースに情報を厳選して記載するケースや、レジ横などの狭いスペースに掲示する際に使用されます。
▶告知
インパクトのある画像や写真に、イベントの日時や、場所など、必要な情報だけを記載した告知ポスターなどに使用されます。
▶選挙ポスター
選挙ポスターは、市長選などでA3サイズのポスターが使用されます。立候補者の写真と名前がメインとなるポスターです
▶インテリアポスター
A3ポスターは、リビングなどのインテリアとしても人気です。A3サイズはポスターの中では比較的小さいサイズですが、住宅のインテリアに適した存在感があります。
A3ポスターをデザインする際の注意事項
A3ポスターは比較的小さいポスターですが、手に持って見るチラシなどと違い、やや離れた位置にいる人にもアピールできるデザインが好まれます。そのため、フォントは太くはっきりとしたものを使う、背景と文字の配色を目立つ組み合わせにする、などの工夫が必要です。
A3を活かした自作ポスターの事例
お客様の声
半光沢紙で印刷をお願いしたのですがとても上質な紙、そして発色も原本と変わりなく素晴らしい仕上がりでした。
1枚からでも印刷を手配していただける"プロの印刷会社さん"はなかなか探すのが難しかったので ビジプリさんはとても良心的だなと思います。梱包もとても丁寧でお願いしたポスターはシワや汚れも見つからないとても綺麗な状態で届きました。オーダー依頼から発送までの詳細もしっかりメールでお知らせしてくださるのでとても信頼出来る印刷会社さんです。
また機会がありましたらお願いしたいと思います。ありがとうございました。
■B0サイズ
B0は、横1030mm、縦1456mmと、かなり大きなサイズです。横幅は、身長170cmの男性が二人並んで立てるほどの長さがあります。身長170cmの人がポスターの後ろに立つと、ほぼ全身が隠れ、顔が見えるだけとなります。
B0サイズは、ポスターと見る人との距離がある程度離れていて、人通りが多い場所に向いています。歩いている人の視界にポスターが入る数秒間で情報を伝達したり、記憶に残るようなデザインで、詳しい情報を検索したくなるような内容が適しています。
B0ポスターの用途は?
B0サイズはA判、B判のポスターのなかで、もっとも大きいサイズです。ポスターの大きさ自体にインパクトがあり、印刷される内容によってさまざまな印象でアピールが可能です。基本的に、離れた場所から全体を見ることを前提としてデザインされています。
▶駅構内
駅構内では横向きに掲示されるケースが多く、極力情報を省いたインパクト重視のデザインが多い傾向です。視線を集める、繰り返し視界に入るなどの効果や、商品名、サービス名を普及させるための広告に使用されています。また、ポスター下部などに詳細情報を記載し、ポスターに近い距離で見る人に向けた情報を併記しているものもあります。
▶イベント会場
イベント会場では、イベントタイトルの掲示や、駅から人の流れを誘導するための案内などに使用されます。迫力があり、イベントに来た人の期待感を盛り上げる演出の役割も持ちます。
▶展示会
展示会は、広い会場を多くの人が行き交います。離れた場所から見た場合の視認性を良くしたり、目立つ演出が必要になるため、B0ポスターが役立ちます。ブース内のパネルに企業名やロゴ、商品名などが入ったポスターを貼ることで、視覚的な訴求力が増します。
B0ポスターをデザインする際の注意事項
B0サイズも、大きなサイズとなるため解像度に注意が必要です。おすすめの解像度は150dpi~300dpiです。デザインがシンプルな場合は150dpi、ポスターに近くで読むことを想定したスペースが含まれる場合は、300dpiを目安にすることが推奨されます。
B0を活かした展示会ポスターの事例
お客様の声
■B1サイズ
B1サイズは、横728mm、縦1030mmで、B0の半分のサイズです。身長170cmの男性の上半身が隠れるほどの大きさがあります。一般的な店舗の広告ポスターよりも大きく、駅の広告ポスターに使用されています。離れた場所から見ることを想定しており、電車の中からホームのポスターを見ても、内容が分かることが特徴です。
B1ポスターの用途は?
B1サイズのポスターは、インパクトと情報伝達の両方の役割を持つ場面で使用されます。
▶映画館
映画館では、上映中の映画の告知などにB1ポスターを使用します。映画の迫力あるB1ポスターが並ぶ演出は、離れた場所から映画館へ呼び込む効果があります。B1ポスターには、出演俳優や監督、ストーリーの見どころなども記載されており、ポスターに近づくことで、情報を得られるようになっています。
▶音楽イベント会場
音楽イベント用のB1ポスターは、デザイン性が高く、情報量が多いことが特徴です。イベントタイトルを中心に、出演者情報、開催日や期間、開催場所などの詳細な情報が記載されています。イベントに興味がある人など、告知するターゲットが明確な場合などに多い使用方法です。
▶販促ポスター
B1サイズは商品の販促ポスターとして、駅構内など広い場所での広告に使用されます。店舗入り口近くのウィンドウなどにも適しています。存在感があるため、新商品の告知やセール告知、期間限定商品など特別感のある告知に向いています。店内の演出物として壁面などに掲示することもできます。
B1ポスターをデザインする際の注意事項
B1サイズも解像度に注意が必要な大きさです。150dpi~300dpiを目安とし、デザインがシンプルな場合は150dpi、ポスターに近くで読むことを想定したスペースが含まれる場合は、300dpiを選択します。大きいサイズのポスターは、遠くからの視認性が重要です。駅構内で人通りが多い場所での掲示では、隠れにくいポスター上部に重要な文言を配置するなど、設置場所の状況を考慮することも大切です。
B1を活かした展示会ポスターの事例
お客様の声
弊社の研修・イベントサービスは写真を多用するものが多いのですが、色がとても綺麗に発色しており満足です。
また、特殊なサイズのためどのように発注すればよいか困っていましたが、電話で問い合わせたところ丁寧にアドバイスをしてくださり大変ありがたかったです。 今後も活用させていただきたいと思います。
■B2サイズ
B2は、横515mm、縦728mmのサイズです。身長170cmの男性の、肩から胴が隠れる程度のサイズ感です。B2は、一般的な広告ポスターとして人気です。大きいサイズのポスターと比べ、近い距離で見ることを目的としており、情報量が多くなる傾向があります。広告、施設の告知、飲食店入口のメニュー紹介などに使用されます。
B2ポスターの用途は?
B2サイズのポスターは、大きすぎず、小さくもないため、簡易的な看板や案内図などに適したサイズです。また、アイドルや俳優、アニメキャラクターなどのポスターにも使用されます。
▶店舗看板
B2サイズは簡易的な店舗看板にも使用されます。A型のスタンドの看板であれば、店舗前にスタンドを開いて置くだけで設置が可能です。前後にポスターを入れることで、効率よく集客できます。
▶店内販促
店内など、比較的近い距離で見るポスターとして使用されます。商品の魅力や特徴を説明する販促ポスターや、限定商品のアピールや予約受付告知などで掲示されています。
▶簡易告知や案内図
持ち歩けるサイズのため、施設内の告知や案内図として簡易的に設置することが可能です。
▶推し活ポスター
アイドルや俳優、女優、声優、アニメキャラクターのポスターなどで人気のサイズがB2やB3です。
B2ポスターをデザインする際の注意事項
B2ポスターは、集客などにも活用されるサイズのため、文字の読みやすさと配置が重視されます。人の視線が左から右へ、上から下へ流れることを意識して配置します。内容の重要度に応じて文字の大きさを調整します。ターゲットが目を引かれる配色やイメージを使用することも効果的です。例えば、女性がターゲットであれば、やわらかな印象になるパステルカラーや癒しの印象があるグリーン、植物モチーフなどを効果的に使用します。
B2を活かしたパネル制作の事例
お客様の声
小さなパネルから大型のものまで幅広く対応してくれて、納期も予定より早めに発送してもらえることも多いので助かっております。今回もポップアップ用のパネルが無事にできあがりました。当初の配送先からこちらの都合で変更手続きをしてもらいましたが、その際も柔軟に対応していただいてとても助かりました。
また今後ともお願いしたいです!
■B3サイズ
B3は、横364mm、縦515mmです。一般的なノート(B5)4つ分のサイズです。身近なものでは、電車の中吊り広告のサイズがB3です。座席に座った状態や吊革を握って立った状態で読める至近距離を想定しています。内容は、数秒から数十秒で読めるものが多い傾向です。
用途別のポスターサイズをご説明
用途に合ったポスターのサイズを選択することは重要です。いつ、どこで、なんのために、誰に向けて掲示するのかを検討すると、必要なポスターの大きさが絞られます。ここでは、各サイズが、どのような用途に使用されているのか、具体例を上げて解説します。
B3ポスターの用途は?
コンパクトなサイズ感が魅力のB3サイズのポスターは、狭いスペースで告知をしたい場合や短期間に複数の告知をしたい場合に役立ちます。ポスターに近い場所で見ることを前提としてます。
▶販促ポスター
ポスターの中では比較的小さいサイズのため、店舗内の限られたスペースを活用する際に役立ちます。また、頻繁に広告内容が切り替わるようなケースにも向いています。
▶推し活ポスター
B3は推し活に人気のサイズです。一般的な書籍や雑誌よりも、キャラクターやアイドルが大きく印刷されるため特別感があります。
B3ポスターをデザインする際の注意事項
B3のポスターは、サイズが小さく記載できる情報に限りがあります。そのため広告として使用する場合は、文字で説明するよりも写真や視覚的な情報で伝える方法がおすすめです。どのような用途で使用する商品なのか、どのようなサービスなのかが一目で分かる写真を使用し、写真では伝わらない商品名や発売日などを大きなフォントで記載します。