ポスターを綺麗に保管するおすすめ収納方法6選
KPOPやジャニーズ・アイドルやアニメなどオタクにとってポスターは定番アイテムのひとつですね。
また、広告などで自社のポスターを制作することも多くありますし、最近はオリジナルポスターを制作する個人のかたも多くいらっしゃいます。
ポスターの中には限定品で手に入りにくいものもありますし、推しのポスターが折れたり、破れたりすることは絶対に避けたいものです。
苦労して手に入れた貴重なポスターだからこそ、綺麗な状態で保管したいですよね。
ヲタ活歴が長い人ならポスターの量も数枚レベルではないはずです。
グッズのそれぞれに思い入れがあり、お持ちのポスターもそのひとつでしょう。
しかし、スペースには限りがあり悩んでしまいますよね。
毎月数千枚のポスターを印刷しているビジプリですが、
今回は一般的な視点からポスターの保管方法について解説していきます。要点は下記の項目です。
・ポスターの規格サイズとは
・ポスターの保存方法によって想定されるトラブルについて
・おすすめの保存方法6選
「飾る」「収納する」「運ぶ」それぞれの用途に合わせた保存方法をご紹介します。
きっと好みに合うポスターの収納方法が見つかりますよ。
参考にしてみてくださいね。
■ポスターの規格サイズとは
様々なジャンルのポスターを収納するとなった場合に気になるのがポスターのサイズです。
ポスターには「規格サイズ」というものがあり、規格によって大きさが変わってきます。
「好きなポスターを手に入れたけどサイズ感が微妙に違う…」と感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ポスターの規格サイズを理解することは、最適な収納方法を知るためにとても重要な内容です。
こちらでは一般的な規格サイズから海外のポスターサイズについて詳しく解説してまいります。
規格サイズを把握して、大切なポスターを綺麗に保管することへ繋げていきましょう。
▶一般的な規格サイズ
よく目にするのが「A規格」「B規格」と呼ばれるものです。
・A判
「A判」は世界標準規格で、最も人気があります。
例えば、A1は新聞を広げたサイズ、A2は新聞を閉じたサイズがあります。
・B判A判サイズ サイズ詳細(mm) - A0 841×1189 面積1平方メートル A1 594×841 A0サイズの2分の1 A2 420×594 A1サイズの2分の1 A3 297×420 A2サイズの2分の1 A4 210×297 A3サイズの2分の1 A5 148×210 A4サイズの2分の1 A6 105×148 A5サイズの2分の1
「B判」は日本の規格です。
B2サイズは一般的によくファングッズとして流通しているサイズになります。
B判サイズ サイズ詳細(mm) - B0 1030×1456 面積1.5平方メートル B1 728×1030 B0サイズの2分の1 B2 515×728 B1サイズの2分の1 B3 364×515 B2サイズの2分の1 B4 257×364 B3サイズの2分の1 B5 182×257 B4サイズの2分の1 B6 128×182 B5サイズの2分の1
▶その他の規格サイズ
上記のポスター規格以外にも種類があります。
最初に挙げた、サイズが微妙に違う違和感は、ポスターのサイズ単位が「㎝」か「インチ」かによるものでしょう。
・米国ポスターサイズ
海外のアーティストや、映画などのポスターには海外規格を用いたポスターも多くあります。
海外ポスターは規格の単位がインチなので注意してください。
因みに、1インチは25.4mmと同等です。
KPOP・海外アニメ、ヴィレッジバンガードで手に入るポスターも海外規格の場合が多いです。
サイズ感を把握しておくことでこれからおすすめするポスターの収納に活かせますよ。
サイズの呼称 サイズ詳細(inch) サイズ詳細(mm) 27×40inch 27×40 685.8×1016 27×39inch 27×39 685.8×990.6 Large 24×36 609.6×914.4 19×27 19×27 482.6×685.8 Medium 18×24 457.2×609.6 Small 11×17 279.4×431.8 Legal 8.5×14 215.9×355.6 Letter 8.5×11 215.9×279.4
■ポスターを放置するとどうなるのか
保管環境によってポスターの劣化に差が出るのをご存じですか?
ポスターは紙製品です。
紙製品特有のトラブルは3つ挙げられます。
・巻きグセ
・日焼け
・うねり
CDの購入特典についてきたり、ライブ・映画、観劇などの際に購入するなど、グッズの中でもポスターはポピュラーです。
ポピュラーな分、ついつい増えがちですが、大切に保管したいグッズとしても上位を占めるのではないでしょうか。
ポスターの性質を把握して、より良い環境で保管をしましょう。
▶巻きグセ
ポスターを手に入れたときは、巻いてある状態であることが多いですね。
この巻きグセは飾るときにストレスを感じやすく、手強い印象があるのではないでしょうか。
そこで色々調べて巻きグセを素早く解消するために試したことが結果的にポスターを痛めてしまう原因にもなりかねません。
・逆に丸める
・霧吹きで湿らせる
・アイロンをかける
上記の3点は巻きグセを解消する方法と検索すると出てくる内容です。
平らになるのは早いかもしれませんが、ポスターが傷む原因にもなるため、おすすめはできません。
長くきれいに楽しみたいのならば焦りは禁物です。
綺麗に伸ばす方法は、2点あります。
・フレーム等に入れてポスター自体の重みを利用して伸ばす
・平らな床において重すぎない重石を置いて自然に平らになるのを待つ
上記の方法は、時間がかかりますが、確実に綺麗な状態で巻きが解消されます。
そして、床に置く場合のポイントは、「重すぎない重石」を置くことです。
重過ぎると型がついてしまうので注意してくださいね。
また、場所をとるのでスペースの確保が必須となります。
つまづいて破くなどのトラブルがないよう、動線も考慮したスペースの確保をしましょう。
▶日焼け
ポスターを壁に飾っていると「色あせ」や「変色」を感じたことはありませんか?
ポスターの日焼けは、強い日差しや、照明に当たり続けることで起こります。
もっと具体的に説明すると、「紫外線」によるインクや紙の変質を、「日焼け」と表現しています。
インクの細かな粒子が紫外線によって変質し、色が抜けたような状態になっていきます。
有効な「日焼け対策」は、3つあります。
・紫外線を極力浴びない収納方法、場所を選ぶ
・UVカットラミネート加工を施す
・蛍光灯をLEDに変えて、カーテンを遮光カーテンにし、窓から離れたところへ飾る
この3つの対策により、極力紫外線を防ぐことができます。
完全に紫外線を遮断することは生活をする上で大変難しい事なので、少しずつ劣化はしてしまいますが、劣化スピードを遅らせることができますよ。
飾る場所によって対策を選んで下さいね。
▶うねり
ポスターの「うねり」は、外気との温度差が激しい窓のそばや、湿気の多い場所に飾ったり、保管することでポスターが水分を吸収してしまい起こります。やはり、紙や繊維には湿度と温度差は大敵です。
一度水分を吸収してしまうと、乾いた後もうねりが解消されず、ひどい場合にはシミも残ってしまいます。
「シミ」や「うねり」のリスクを考慮すると、霧吹きで湿らせて伸ばす方法はおすすめできません。
「うねり」を防ぐ方法としては、2点あります。
・湿気の少ない場所へ置く
・除湿剤を用いて乾燥を心がける
つまり、湿気を避けるより他ありません。
除湿剤の使用をする場合には、除湿剤の使用期限を守り、一定期間毎に交換を忘れずに行いましょう。
■おススメ保管方法【6選】
ポスターの保管方法の悩みは千差万別です。
・大量のポスターを保管したい
・眺めつつ保管したい
・省スペースで保管したい
・持ち運びたい
ヲタ活を続けていくうちに気づけば大量に増えてしまったグッズは、他のインテリアと違い、断捨離したくないものばかりですよね。
「推し」がそばにいる感覚を感じられるポスターは、自身の活力の源といっても過言でない程大切なものです。
こちらでは、上記のお悩みに合わせたおすすめの保管方法をご紹介します。
▶大量のポスターにはこれ。ポスターファイルの利用
ポスターファイルは、メーカーにもよりますが、B2・A1・A2など展開サイズが豊富なポケット式クリアファイルです。
よくA4サイズのポケットクリアファイルを、文具店や100円均一で見かけますよね。
そのポスターサイズ版と考えていただくと良いです。
サイズ・メーカーにより販売価格に変動がありますが、「B2サイズ」で4,000円前後で販売されていることが多いです。
また、ポケットの数が10枚・20枚と種類があります。
ポケット数が変わるのに値段が大差ないものもあるのは、ポケットの材質によるものが大きいでしょう。
購入の際には、一般的な文具屋に販売されていないことも多く、店舗で見つけたとしてもかなり大きいので持ち帰るのが大変です。
ネットで購入すると、自宅に届くので手軽ですし、持ち運びの心配もないので、一番おすすめしたい方法です。
ポスターファイルの「メリット」は、2つあります。
・隙間に立てて収納できるからかさばらない
・眺めたいときにすぐに出せてヲタ活が充実する
また、ポスターファイルを使用して保管する際のワンポイントとして、2点挙げます。
・ポスターと同サイズ程度の厚紙を入れる
クリアポケットはペラペラで柔らかい材質です。
2枚のポスターを表裏に合わせ、その間に厚紙を挟むことで強度ができるのでめくったりしまう際に折れてしまうなどを防げます。
ひっかけてしまうとポケットが一部延びてしまったり、破けてしまうなどがあるので収納する際には気をつけてくださいね。
・収納したいポスターの枚数を把握する
ポスターの枚数を把握することでファイルの購入数を決めることができます。
例えば、20ポケットの場合、表裏で40枚収納できます。
また、B2サイズとB3サイズなどB判で異なったサイズがあった場合にはパズルのように組み合わせるとB2サイズのファイルに集約可能です。
各サイズで揃えるのもひとつの手ですが、パズル状に組み合わせて大きいファイルに集約できるとさらに省スペースで収納できます。
購入してから足りない事に気づくより、把握してから購入するほうが一気に綺麗にできて、すっきりしますね。
▶ずっと眺められる。ポスターフレームの利用
ポスターを飾りたい人に是非おすすめしたいのが「ポスターフレーム」です。
直接ポスターを壁に貼ってしまうと、日焼けや、ピンによる穴あけなど、劣化の進み具合が激しくなってしまいます。
飾るならば、是非「ポスターフレーム」を使用しましょう。
ちなみに、「ポスターパネル」、「パネルフレーム」とも呼ばれています。
ポスターフレームの「メリット」は、4つあります。
・豊富なサイズ展開
・フレームの材質・カラーバリエーションが豊富
・常に眺められる
・安価で手に入りやすい
ポスターフレームはサイズ展開が、B0,A0,B1,A1,B2,A2,B3等豊富にあります。
フレームの材質や、サイズによって価格の変動が大きいですが、一般的なポスターのB2サイズだと、2,000円程度からあります。
一番大きいB0サイズだと5,000円から販売されていますよ。
大きいサイズのものの購入にはポスターファイル同様、ネットでの購入がおすすめです。
また、サイズによってはダイソーなどの100円均一で手に入るのは嬉しいポイントですね。
ちなみに、現在ダイソーでの取り扱いのある最大サイズはA2で550円(税込)です。
セリアは販売価格を110円(税込)に絞ったスタイルを貫いているので、A4迄が取り扱いサイズとなっています。
その他にも、違うサイズのフレームを使って飾りたいけど、統一感も欲しいという方は、同じ色でまとめたり、同じ商品のシリーズでまとめることで簡単におしゃれになります。
その場合におススメしたいのはIKEAの「クノッペング」という商品です。
セットで販売されている物もありますが、単品での購入もできますし、大きなサイズの取り扱いもあります。
取り扱いのある最大サイズはB2サイズ相当で、2,999円(税込)です。
壁一面にサイズの異なるフレームを用いてポスターを貼ることで、ひとつのアートのように見せることができます。
壁に立てかけたりと、見せ方も遊べて楽しみ方が広がりますね。
▶ポリプロピレンBOXに立てて保管
丸めたポスターを雑多に置いておく事は、紙自体の経年劣化が進みやすいのはもちろん、埃や誤って踏んでしまうなどのリスクも多くあります。
ある程度高さのある入れ物にまとめて入れておくだけで、部屋をすっきり見せることができ、クローゼットに収納したりした後まとめて出すのも楽ですよ。
その中でもおススメの商品は無印のポリプロピレンBOXです。
整理整頓の代名詞といっても良い程に有名ですね。
他の収納容器もこの商品のシリーズに変えるとより統一感がでて部屋がまとまります。
▶ハンガーポールにつるす
つるして収納できるスペースを設けられるならハンガーパイプや突っ張り棒を用いた吊るすディスプレイもおすすめです。
クローゼットに掛けるのもいいですし、メタルラックを組んだり、突っ張り棒を使ってポスター収納を新設するのも良いですね。
この収納方法に必要な材料は3点です。
・スカートハンガー(ポスターを入れたクリアカバーを挟み、吊るして使います)
・ポスター展示用クリアカバー(ポスターと厚紙を入れます)
・厚紙(ポスターの厚みの補助で、ポスターを平らにする補助と、強度を増すためです)
比較的安価で揃えられる物ばかりですね。
ハンガーのクリップ分、厚さが出て場所が取られますが、2段にするなどの工夫次第では省スペースで収納が叶います。
▶紙筒や図面ケースに入れる
サイズが大きいポスターを持ち運びたい人や、色々なサイズのポスターをまとめて保管したい人には図面ケースが使いやすいでしょう。
丸まって保管する形にはなりますが、大きいサイズのポスターを外へ持ち出そうと思うと、図面ケースが最適だと言えます。
平らにしたポスターを丸めて収納ケースに入れなければならない場合には、きつく巻いてしまうと誤って折れ目がついてしまったり爪痕をつけるなど傷をつける可能性もあるので、注意してくださいね。
▶書類ケースに入れる
ポスター集客で多くのターゲットに興味を持ってもらい、その他にチラシを配布する・DMを送信するといった方法を使い分けることで、より大きな効果を得られるでしょう。
また、ポスターやチラシを活用するときはHPにアクセスしてもらうためのURL、QRコードなどを載せておくと、ネットからの集客も見込めます。
こういったメディアミックスの手法を整え、それぞれの媒体の特性に合わせた機能を持たせることでより大きな効果が期待できます。
■まとめ
今回はポスターの保管方法についてご紹介しました。
海外規格や、国内規格によってサイズもさまざまです。
手持ちのポスターのサイズがどうなっているか確認してみてくださいね。
また、収納するスペースや、ポスターの活用方法によっても保管方法は変わってきます。
分類して最適な収納グッズを購入しましょう。
そして、ポスターは使用されている紙やインクの特性上、どうしても湿気や紫外線によって劣化してしまいます。
取り扱いによっては折れてしまったり、破れも起こる可能性があります。
より良い環境でポスターの保管をすることが、長く綺麗に保管できるコツです。
これからも推しに囲まれた楽しい生活を送ってくださいね。
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