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【ポイント】ポスター印刷で失敗しない注意点をもれなくご紹介!

ポスターのデザインが完成し、印刷するときは印刷業者に依頼することをおすすめします。
依頼する際はいくつかの注意点を押さえないと、せっかく時間をかけてデザインしたポスターが掲出できないといったリスクも考えられます。
そこで今回の記事では、

・ポスター印刷の方法
・ポスターデザインのポイント
・印刷業者選びのポイント
・ポスター印刷の注意点

上記4点を順番に解説していきます。
ポスター印刷でお困りの人は本記事を参考にして、効果的なポスターを作りましょう!

■ポスター印刷の方法

ポスターを印刷する際は、正しい手順で進めていかなければ理想的なポスターは完成しません。
印刷業者へ依頼する方法は以下の通りです。

■印刷業者へ問い合わせ
■ポスターのデザインや枚数を伝える
■ポスター制作業者のデザインチェック
■ポスター印刷・発送
■納品と支払い

ここでは印刷業者へ依頼する際のステップを順番に解説します。

▶印刷業者への問い合わせ

ポスターを印刷するときは、まず印刷業者に問い合わせしましょう。
また、印刷業者は一般的な印刷会社と印刷通販(ネット印刷)の2種類あり、それぞれ特徴が異なります。

印刷会社

印刷会社のメリットとして、専属の担当者がついてくれます。
印刷についての要望を細かく打ち合わせしながら進めていけることが大きなメリットです。
企画やデザインから請け負っている業者もあります。

また、ポスターやチラシ(フライヤー)の他、商品のラベル、ポストカード、名刺、封筒、カード、はがき、カレンダー、パンフレット、中綴じ(無線綴じ)冊子、DMなど幅広い印刷物に対応しています。


印刷通販(ネット印刷)

印刷通販とは、インターネット上で印刷物を発注できるサービスのことです。
印刷会社を利用するよりも価格が安く、24時間365日発注と入稿が可能です。
データさえあれば即時発注できるため、早く現物が欲しい場合にもおすすめの方法です。

一方で、印刷会社と異なり担当者がいないため、柔軟な対応が出来ません。
印刷通販を利用して思った通りのポスターにならなかった、というケースもあるかもしれません。

ちなみに、印刷通販の中には無料お試し印刷などのサービスをしている場合があります。サービスへの会員登録も無料なので、注文する前にお試しで印刷してみると仕上がりとのギャップが生じません。


▶ポスターのデザインや枚数を伝える

印刷業者へ問い合わせた後は、デザインや枚数などの詳細を伝えます。デザインはデータで渡す方法が一般的です。 そのため、ポスターのデザインはイラストレーターやパワーポイントなど、入稿できるデータで作成しましょう。

▶ポスター制作業者のデザインチェック

データを渡すと、印刷会社が実際にデザインの見本を作ります。ここでは担当者としっかり意思疎通を図り、相談しながら理想のポスターに近づけていきましょう。

▶ポスター印刷・発送

デザインが確定したら印刷され、出来上がったポスターが発送されてきます。 印刷の前段階で入念にチェックしてから、印刷に入ってもらいましょう。

▶納品と支払い

納品・支払いを済ませてポスター印刷は完了です。 ポスターの掲出時期やその他作業も考慮し、納期までに納品できるか担当者と確認しましょう。

■ポスターデザインのポイント

ポスターのデザインはいくつかのポイントを押さえることで、多くのターゲットに目が止まり集客に繋げることができます。
以下5つのポイントを意識しながら、デザインを作成していきましょう。

■ポスターの形・サイズ
■ポスターに使用する色
■ポスターの材料
■ポスターのレイアウト・フォント
■載せる情報

▶ポスターの形・サイズ

ポスターは見てもらうことが最も大切です。
デザインがいくら良くてもサイズや形が小さいと、視界には入りません。
よく使われるポスターのサイズは以下を参考にしてください。
 ・店舗、屋内…A1、B2
 ・駅構内…B0、B1、B2
 ・車両広告…B3など
掲出場所に合わせて適切なサイズのポスターを選ぶようにしましょう。
実際のサイズ感を見ながら検討したい場合は、印刷会社に見本を見せてもらうかコピー用紙などを合わせてイメージしましょう。

▶ポスターに使用する色

ポスターに使用する色は、関心を惹きつける重要な要素です。
基本的にはポスターで宣伝する店舗、サービス、イベントに合わせた配色にしましょう。
また、掲出する場所によって配色を考えるのも一つの方法です。
周りの色と同化してしまっては、ポスターを目立たせることは出来ません。
また、配色のポイントとしては目立たせたい部分にアクセントカラーを付けることです。
一番伝えたい部分やキャッチコピーは、ベースカラーよりも印象強いアクセントカラーを配色しましょう。

▶ポスターの材質

ポスターは材質によって特徴、価格が異なります。
一般的によく使用されるポスターの種類と特徴は、以下を参考にしてください。

 フォト光沢紙:印刷再現性が高い
 フォト光沢紙はコート紙の中でも特に写真の再現性にこだわった光沢のある用紙です。
 昔の写真現像の文化では絹目と光沢と言っていた『光沢』の方のイメージを持つ用紙です。
 ポスターに写真の占める割合が多い場合におすすめです。

 半光沢紙:最もポピュラーな材質
 ポスター印刷によく使われているのが「半光沢紙」と呼ばれる材質です。
 写真の再現性と、光のハレーションのバランスをとったポスターに最適な用紙と言えます。
 商用ポスターのほとんどはこの半光沢紙を使用します。

 エンボス紙:エンボス感のあるアート用紙
 コート紙の一種ですが多少用紙に凹凸があり、エンボス感のある用紙です。
 ラミネートをせずに印刷のみで質感のあるポスターが仕上がります。
 安価に高級感を出したい場合におすすめな用紙です。

 合成紙:マットな風合いの合成紙
 合成紙は紙とプラスチックをミックスさせた材質です。
 耐水性は他の材質に比べ強度が高く、屋外にポスターを掲示するときに適しています。

▶ポスターのレイアウト・フォント

ポスターのレイアウトを考えるときは「文字を左に揃える」「情報をまとめる」「余白を有効活用する」これら3つのポイントを意識しましょう。
人間は横書きの場合、「Z」のように左上から右下に読んでいく、縦書きの場合は「N」のように右上から左下に読んでいく習性があります。
そのため、目の動きを考えたデザインにすることも大切です。
また、情報を詰め込みすぎると敬遠されてしまうため、適度な余白を活用してシンプルなデザインを心掛けましょう。

▶載せる情報

ポスターに載せる情報は、極力最小限に抑えるのがベストです。
伝えたいことが多過ぎて情報を詰め込んでしまうと、ポスター集客の効果が下がってしまいます。
そのため、ポスターに載せる情報は必要最低限に抑え、チラシやSNSなどの販促方法も活用しながら集客することをおすすめします。

■印刷業者選びのポイント

業者選びを間違えると、想定しているポスターにならないなどのトラブルに発展するかもしれません。
正しい選び方が出来るように、印刷業者を選ぶときは以下のポイントを押さえましょう。

■印刷までの料金
■用紙や加工の種類
■印刷可能な最少部数
■納期

▶印刷までの料金

印刷業者を選ぶ際に決定的となるのが、印刷までにかかる料金です。
ポスターを印刷する際に、どこまで業者に依頼するかによっても料金は変わってきます。
印刷業者に依頼する際、項目別の費用相場は以下を参考にして下さい。

項目費用相場
ディレクション費用1〜5万円程度
デザイン費用5〜10万円程度
製作費用3万円〜
撮影費用2,000円〜5,000円/カット
印刷費用2,500円〜/枚

オリジナルデザインや掲出場所が既に確定している場合は、ディレクション費用やデザイン費用はカット出来ます。
また、デザインから業者に依頼する場合、印刷会社によってはテンプレートの一覧が用意されている場合があります。
費用を抑えたいときはテンプレートを活用するのも一つです。
使用する用紙や加工方法などによっても料金が異なるため、担当者に相談しましょう。

▶用紙や加工の種類

印刷業者によって取り扱う用紙、加工の種類が異なる場合があります。
用紙については掲出場所やデザインを考慮し、最適なものをオーダー出来るのがベストです。
加工の種類は使用する用紙によって異なり、仕上がりのイメージに合う加工方法を採用したいです。
印刷業者に問い合わせ、加工の種類とイメージを依頼前に見せてもらうと良いでしょう。

▶印刷可能な最少部数

印刷可能な最少部数を設定している印刷業者もあります。
また、ロット単位でしか注文できないケースもあるため、印刷する部数と印刷業者が対応可能な最少部数、ロットは事前に確認しておきましょう。

▶納期

せっかくポスター印刷を依頼しても、納期までに届けてくれないと新規開店やサービス、イベントの告知が遅れてしまいます。
納期までに間に合う業者を選ぶことが大切ですが、その際は口コミや実績を確認することをおすすめします。
過去に納品の遅延などがないか、事前にチェックしておきましょう。

■ポスター印刷の注意点

ポスター印刷の注意点は以下の通りです。

 ■完成したデザインをチェックする  ■掲出先を確保する  ■印刷方法を確認する

ポスター集客の効果を高めるために、3つの注意点を踏まえて印刷を進めてください。

▶完成したデザインをチェックする

完成したデザインは必ずチェックするようにしましょう。 誤字脱字、レイアウト、配色、情報に誤りがないかなど、細かくチェックする必要があります。 また、実際に印刷するとイメージと異なるポスターに仕上がる場合も考えられます。 そのため、印刷を依頼する前は完成イメージのサンプルを見せてもらうようにして下さい。 ポスター印刷後は断裁し実物サイズに合わせることがあります。 断裁後の文字切れやズレなども確認するようにして下さい。

▶掲出先を確保する

ポスターの掲出先は、デザインを決める前に確保しておきましょう。
掲出先が屋内か屋外か、周囲の雰囲気などによってデザインや使用する用紙を決めるためです。
ポスターを掲出する場所と特徴は、以下を参考にしてください。

 駅構内:ターゲットを絞れる

 駅構内は社会人や学生など、ターゲットを絞って集客したい場合に適しています。
 ただし、移動中の人にポスターを見てもらうため、デザインや掲出位置はしっかり検討しなければなりません。

 電車・バス内:細かい内容のポスターにおすすめ

 電車やバス内にポスターを掲出するメリットは、止まりながらポスターを見てもらうことが出来るため、ある程度内容が細かいポスターでも見てもらえます。
 そのため、商材やサービスの宣伝をしたい場合におすすめです。

 街中・繁華街:地域密着型が最適

 街中や繁華街にポスターを掲出する場合、その地域にお店を出店する、イベントを行うといった、地域密着型のポスターがおすすめです。
 また、繁華街に貼る場合は人通りも多いため、興味を惹くポスターに仕上げる努力が必要です。

 ショッピングモール:幅広くアプローチ出来る

 ショッピングモールは老若男女、幅広い層にアプローチ出来るメリットがあります。
 ジャンル的にはグルメやファッションなどのポスターが効果的です。


▶印刷方式を確認する

ポスターの印刷方法も確認しておきましょう。
印刷方法は主に2通りです。
 ■オフセット印刷
 ■インクジェット印刷
それぞれの特徴について解説していきます。

 オフセット印刷

 オフセット印刷は、文字や図形を型取った版を使用し、用紙に押して印刷する方法です。
 オフセット印刷のメリットとして仕上がりが綺麗なこと、大ロットの印刷に強いことが挙げられます。
 一方で、小ロットの印刷には向いていません。
 また版を制作してから印刷するため、納品までにある程度の時間を要します。

 インクジェット印刷

 インクジェット印刷は、インクを付けて印刷する方法です。
 家庭用プリンターではインクジェット印刷の方法が採用されています。
 インクジェット印刷のメリットは、小ロット印刷が安価で出来ることです。
 ただし、用紙の設定を間違えるとインクが上手くのらない可能性があるため、業者に確認してから印刷方法を選んで下さい。

■まとめ

今回は、ポスター印刷の概要、デザインのポイント、失敗しない業者選びと注意点についてご紹介しました。
ポスター印刷は以下のポイントを押さえることが大切です。

 ・印刷業者と密にコミュニケーションをとる
 ・デザインのポイントを意識する
 ・業者選びはしっかりと行う
 ・ポスター印刷時の注意点を守る


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